今回は、PLAYISMによるカメラ撮影をテーマにしたシミュレーション『ウムランギ ジェネレーション』を紹介したい。担当は、カメラはCanon派だという西川くん。
撮る……撮る、撮る。
仕事柄、取材時にもカメラを手にすることが多い西川くんです。昨今のゲームでは、フォトモードを搭載していることが多いですよね。『ウムランギ ジェネレーション』は、そんなフォトモードをフィーチャーしたタイトルです。
舞台は荒廃した未来の、ニュージーランドのタウランガ市。プレイヤーはカメラを手に、ステージごとに決められた目標を撮影して、クリアーを目指します。単純に目標を追い掛けているだけだと、単なるモノ探しゲームになることでしょう。しかし、カメラの機材や現像の方法によって、多彩な写真撮影の技術が楽しめるので、撮影にこだわるほどに奥深い魅力が出てくる1本です。
写真の評価でスコアを稼げ
ゲームの基本は、被写体を見つけて、写真を撮ること。風景、オブジェクト、人物、撮影するものはどれでもオーケー。写真のスコアは色、被写体、構図といった3つの評価で決まり、スコアが高ければ高いほどステージクリアー時に得られる報酬が多くなるというわけ。
また、写真は撮影した直後にデジタル現像が可能。もし撮影時に微妙なできあがりになったとしても、コントラストなどをいじれば、クールな写真に早変わりすることも。ステージごとに散りばめられた多彩な被写体をカメラに収めよう。
【STEP1】被写体を決める
ゲームは主観視点で進行。一般的なFPSの操作と同じ感覚で、右クリックでカメラを構えて、左クリックで撮影だ。
【STEP2】構図を決めて撮影する
カメラの角度を変えたり、ズームやピント調整で構図を決めよう。ピントが合わないと、当然ピンボケ写真になる。
【STEP3】写真を現像する
撮影後はコントラスト、露出、色合いを調整可能。慣れないうちは、色を変えるとそれっぽくなるのでオススメ。
フォトバウンティを狙え
ゲームの主目標となっているのが、ステージごとに決められた被写体を撮影する、“フォトバウンティ”。オブジェクトを探して撮影するのは、宝探しに近い。友人たちを構図に収めるというような目標の場合は、その場所を探すといった感じ。また、各ステージにはボーナス目標があり、それらも達成することで、さまざまな装備が手に入る。写真撮影がより楽しくなるので、ぜひ達成を目指そう。
装備を手に入れろ
ボーナス目標の達成で、各ステージごとに撮影に使える多彩なアイテムが入手できる。ゲーム開始時は、標準ズームレンズ1本が初期装備となっている。もらえるアイテムは交換式の望遠レンズや広角レンズ、フラッシュなどさまざま。フォトバウンティには、撮影するレンズが指定されている場合もあるので、一部アイテムはゲームの進行上必ずもらえる場合も。
■望遠レンズ:遠方の被写体にズームして撮影できるが、取り回しの難しさは現実さながら。
■フラッシュ:いわゆるストロボ。撮影すると発光し、被写体を照らして、明るい写真が撮れる。
アヤシイ言語も魅力のひとつ
荒廃した世界には、アジア言語が似合うのはなぜだろうか。本作にも怪しげな日本語などが風景に登場。これもやっぱり魅力なのだ。
ウムランギ ジェネレーション
- プラットフォーム:PC
- メーカー:PLAYISM
- 開発元:ORIGAME DIGITAL
- 配信日:5月20日配信
- 価格:1382円[税抜](1520円[税込])
- ジャンル:シミュレーション
- CERO:――
- 備考:ダウンロード専売