橋をかける。それだけのゲームだが、用いる素材や構造をじっくりと考えながら、安全な橋をかけるプレイ体験は非常に味わい深い。無事に渡れる橋をかけるにはどうするか、試行錯誤することが本作の醍醐味だ。そのおもしろさから、さまざまなプラットフォームで展開中の本作。石橋を叩いて渡る慎重派のゲーマーにもオススメしたい1本だ。

『ブリッジコンストラクター』Steamページ

安全に渡れる橋を建設

 ある日、舞台であるカマツガ島が地震に襲われ、島中の建物が壊れてしまった。そこで主人公は住民の生活を守るため、壊れた橋を再建することとなる。しかし、もちろん無尽蔵に資金があるわけではない。決められた予算内で橋をかけなければならない。さらに、橋を作る際は自動車やトラックなどによる試験走行も必要であり、乗り物がゴールにたどり着けると、そのステージはクリアーとなる。車が通れるような安全な橋を島中に作り上げ、一流の建築家を目指そう!

『ブリッジ コンストラクター』物理演算に基づいたリアルな橋作り体験!【とっておきインディー】
『ブリッジ コンストラクター』物理演算に基づいたリアルな橋作り体験!【とっておきインディー】

トライ&エラーをくり返して作ろう

 橋をかける際、一度で成功することはほとんどない。その多くが失敗をくり返して攻略していくことになる。しかし、本作には一段階前の配置状態に戻す機能や、一度初期の状態にするゴミ箱ボタンなど、手軽にトライ&エラーができるよう になっている。また橋を一気に架ける機能や途中でセーブすることも可能。さらに、ワンタッチで乗り物による試験走行もできるので、ストレスフリーに楽しめる。これらの機能をうまく活用すれば、難所の橋をかけることも可能なはずだ。

『ブリッジ コンストラクター』物理演算に基づいたリアルな橋作り体験!【とっておきインディー】
『ブリッジ コンストラクター』物理演算に基づいたリアルな橋作り体験!【とっておきインディー】
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ワイヤーなどのギミックも満載

選択できる素材には木材や金属だけではなく、コンクリートや、ワイヤーといったものが存在する。コンクリートはどんなに負荷がかかっても壊れないが、設置できる場所が限られている。また、ワイヤーは設置した場所から橋を引っ張ることができる。どちらも値段は高いものの、頑丈な橋を作るうえで非常に重要な要素となっているので有効に活用していこう。

『ブリッジ コンストラクター』物理演算に基づいたリアルな橋作り体験!【とっておきインディー】

傾斜のあるステージも存在

最初は真っすぐ橋を作るステージしかないものの、ゲームを進めると斜めに建築する“Slopemania”が登場する。このモードでは坂を上がる場面が存在し、安定して登れるように緩やかな傾斜にする必要がある。さらに高低差を利用して乗り物をゴール地点に落下させることも可能となっており、ユニークな橋(?)を建築できる。

『ブリッジ コンストラクター』物理演算に基づいたリアルな橋作り体験!【とっておきインディー】

ブリッジ コンストラクター

  • メーカー:Headup
  • プラットフォーム:PS4、iOS/Android、PC
  • 配信日:2013年10月17日
  • 価格:備考欄を参照
  • ジャンル:シミュレーション
  • CERO:――
  • 備考:ダウンロード専売。開発:ClockStone、PC版は1010円[税込]、プレイステーション4版は1019円[税込]、iOS版は120円[税込]、Android版は200円[税込] iOS/Android版はアプリ内課金あり
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