ありそうでなかったゲームがついに登場! プラモデルを始め、フィギュアなどの組み立てから塗装までを楽しめるシミュレーターが『Model Builder』です。箱から出して、ランナーからパーツを切り取り、塗装しながら組み立てるという一連の流れをすべて体験できます。
パーツのつなぎ目を消すといった、いわゆる“バリ取り”などの細かい作業はナシ。説明書通りに組み立てていけば、サクサク進みます。最大の特徴は、塗装にアリ。エアスプレーなどを使った細かい塗装や、あえて汚しを入れる“ウェザリング”といった作業を楽しめます。日本語にも対応しているほか、アップデートで内容の改良も進行中です。
『Model Builder』Steamサイト遊べるモードは2種類
メインとなるのはキャリアモード。主人公のもとに届く塗装や組み立てなどの依頼をこなしながら、ツールやキットなどを購入していきます。チュートリアルにもなっているので、まずはこちらから遊ぶといいでしょう。
すべてのツールが解放されており、どのモデルも全部作れる、純粋にモデリングを楽しめるのがサンドボックスモード。ゲーム要素よりも、組み立てを楽しみたいという人にオススメ。
説明書を見ながら組み立て& 塗装をしよう
ゲームのメインは、やはりプラモデルなどを作ること。基本的には付属品の説明書があるので、そちらを見ながら組み立てることになります。説明書には順番が書かれており、各パーツをクリックするだけで目当てのパーツを取り出してくれるので、迷うことはないでしょう。
また、塗装に関しても指定の色をクリックするだけで選択してくれるので、かなり楽に塗装を進めることができます。各セクションの達成ゲージを最大まで溜めれば成功です。
工程1:組み立て
パーツに別パーツを装着して、組み立てをします。まずはランナーに付いてるパーツの場合は、切り離す必要があります。パーツ装着はクリックしながら目的の箇所にドラッグするのがオススメ。ショートカットボタンもあるのですが、やはりそこは立体的に操作したほうが、よりプラモ感があって楽しめますよ。
工程2:塗装
説明書に書かれた色を、パーツに塗ります。難しそうに見えますが本作の塗装自体は簡単で、色の付いたバケツをパーツに置けば、それだけで塗装完了。パーツによっては部位が分かれているので、色分けも可能となっています。ただ、一部分はエアブラシなどで部分塗装をする必要。コレが難しい……!
工程3:こだわり!
本作最大のポイントが、こだわりです。キャリアモードではマジメに作るだけで最大評価を得られるので、はっきり言って何もする必要はありません。でも作ったからには、より個性を出したいですよね。墨入れやエッジ出し、ウェザリングなど充実した機能を使って、こだわり抜いたモデルが作れるのです。
作れるモデル(一部)
ガ〇プラ的なものだけでなく、ポピュラーな戦闘機や戦車、車や帆船から機関車まで、多彩なモデルが用意されています。ほかにも龍の模型や、テーブルトークRPGのコマのようなミニフィギュアなども作れちゃいます。
Model Builder
- メーカー:Green Man Gaming Publishing
- 配信日:2月9日配信
- 価格:2050円[税込]
- ジャンル:シミュレーション
- 備考:ダウンロード専売、開発:Moonlit S.A.、Kuba Wójcik