古今東西の魅力的なインディーゲームをお届け。今回は、不気味な海の釣りに挑むフィッシングアドベンチャー『DREDGE』(ドレッジ)。担当は、“船釣りより波止釣りが好き”というオクドス熊田。
不気味な海で漁師を待つものとは……
海の中には、いまだ我々が及び知らぬ何かが潜んでいるのかもしれない……。『DREDGE』はそんな海における“未知”を存分に感じられるフィッシングゲームだ。
本記事では、本作の不気味な世界観を紹介しつつ、船のカスタマイズ要素などもあわせてお届け。霧の向こうに何が潜むのか、その一端にぜひとも触れてほしい。
『DREDGE』ニンテンドーeショップサイト 『DREDGE』PlayStation Storeサイト 『DREDGE』Microsoft Storeサイト 『DREDGE』Steamサイト雇われた港町。失踪した前任の行方は
夜の海には漁に出るな――主人公が雇われたのは、そんな言い伝えが残る港町“グレートマロー”。聞けば前任の漁師は、正気を失った様子で日々を過ごした後、霧が出る晩に漁へ向かい、謎の失踪を遂げたという。
本作のカギを握るのは、深い海の底に沈む“遺物”。主人公は漁の最中でさまざまな島を巡りながら、これらを探索することになる。そして“忘れられるべきだった”この海の真実へと引き寄せられていく。
釣りの稼ぎで船を改造! 効率を上げさらなる漁へ
押し付けられたものとはいえ、自身の仕事道具であることには変わりない。そんなかわいいマイ漁船には、さまざまな強化を施せる。速度を上げる、格納庫をデカくする、竿の性能アップなど、自分好みにカスタマイズ可能。
基本は釣り竿だが、使える漁具にもいろいろな種類が。罠である“カニ籠”や、船を走らせ自動で魚が取れる“トロール網”なんていうものまである。目的や自分の好みによって何を積むか考えるのも、本作の醍醐味のひとつだ。
恐ろしき狂気の海を乗り越えろ
夜になると『DREDGE』の海はその本性を露わにする。周囲は霧に覆われ、こちらを襲うさまざまな怪現象が起こり始めるのだ。危険な夜の海で漁を続けると“パニック度”が上昇。妙なモノを見たり、ときには釣った魚を失ったりすることも。前任の漁師は、この夜に飲まれ正気を失ったのか?
DREDGE
- プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC
- メーカー:Team17
- 開発:Black Salt Games
- 発売日:3月31日発売
- 価格:備考欄参照
- ジャンル:アドベンチャー
- 対象年齢:CERO 12歳以上対象/IARC 12歳以上対象
- 備考:ダウンロード専売 Nintendo Switch版とプレイステーション4版、プレイステーション5版、Xbox Series X|S版、Xbox One版はは3月30日発売、PC版は3月31日発売、Nintendo Switch版とXbox Series X|S版、Xbox One版は各2570円[税込]、プレイステーション5版とプレイステーション4版は各2640円[税込]、PC版は2800円[税込]