古今東西の魅力的なインディーゲームをお届け。今回は、小さな島に建物を積んで街を作る建築シミュレーションゲーム『Pile Up!』。担当は自称“三級建築士”のフリーダム山中。
限られたスペースを有効活用!
限られた土地の中にさまざまな建物を建設していくシミュレーションゲーム。ただ建築するだけでなく、水や電気、ガスなどを住民の要望に合わせて建物を配置するのが重要。人口を増やしていくレギュラーモードと好きなように建設できるサンドボックスモードがあり、自分に合った遊びかたを選択できるのも魅力のひとつ。
『Pile Up!』Steamサイトシンプルかつ奥が深い建築シミュレーション
街の土台になるのは面積の小さな島。そのため、建物を積み上げ、縦方向に街を拡張していく。なお、街を拡張する際は、建設する建物に応じた資源が必要になる。
必要な資源のない状態で建物を積み上げると住民の幸福度が下がり、ゲームオーバーになってしまうので、住民の要望に応えながら建設しよう。
都市の設計図で新たな建物を解放
ゲーム中に手に入る“スクラップ”を使用することで、新たな建物を解放できる。カフェや学校など、さまざまな施設を解放して、街をどんどん発展させていくのだ。
自分の理想を小さな土地に再現せよ!
形や大きさが異なる建物がいくつも用意されており、それらを配置していくことで、島の人口が増えていく。人口が一定数に達すると、島がレベルアップ。特別な建物を建設できるようになる。
また、本作はターンごとに建物を建設していくターン制で、毎ターン建設できる建物が補充される。限られたスペースの中に、どの建物を建設するのがベストか悩む時間も楽しい。
建物は配置する位置が重要
ゲームを順調に進めるうえで、住民の幸福度はとくに注意するべきポイントのひとつ。貯水槽や発電所などを建物の近くに配置して、住民の幸福度を高めよう。
しかし、発電所とガスタンクは近づけると爆発してしまうほか、貯水槽は下にある建物を破壊するため、パズルの要領で適切な場所に配置していく必要がある。
自由自在に建設できるモードも!
サンドボックスモードは、好きな建物を自由に建設できるモード。レギュラーモードとは異なり、ゲームオーバーがないため、住民の幸福度を気にして建設する必要がない。自分の好みだけを追求して理想の街並みを作ったり、街をとことん巨大に発展させたりと、好きなようにプレイできる。
Pile Up!
- プラットフォーム:PC
- メーカー:Next in Game、IndieArk
- 開発:Remoob
- 発売日:2023年6月3日発売
- 価格:1200円[税込]
- ジャンル:シミュレーション
- 備考:ダウンロード専売、アーリーアクセス中