海外インディーパブリッシャーのPlaystackが、カードゲーム『Balatro』の累計販売本数が発売一ヶ月で100万本を突破したことを発表した。また本作のモバイル版も開発中だという。

 本作は、個人ゲーム開発者のLocalThunk氏による変則ポーカーゲーム。基本的にはポーカーの役を作って各ステージで設定された目標の点数を超えればいいのだが、そこにローグライトなデッキビルディング要素が組み込まれているのが特徴だ。

 たとえばエースが8枚ぐらい含まれているデッキを作ったり、ダイヤだけで30枚ぐらいあるようにすれば特定の役が狙いやすくなるし、「ハートとダイヤ、クラブとスペードが同じ扱いになる」とか「ダイヤのカード1枚ごとに得点の4倍ボーナスが追加される」といったさまざまな能力のある“ジョーカー”を加えたり、それぞれの役を強化して基本点を伸ばすことで、気がつけば当初の数百倍・数千倍にもなるバカみたいな点数を叩き出せるようになっていく……という寸法。

 コレがめちゃくちゃ面白く、かつ1ゲームをサクッとプレイできるので、ついつい「あともう一回……」とやり込んでしまう。そんな中毒性の高さが今回のヒットに繋がっているのだろう。

 なおゲームは日本語にも対応しており、プレイステーション5/プレイステーション4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC版が配信中。さらにレーティング変更の煽りを受けて日本での販売は再審査中のようだが、Nintendo Switch版も存在する。