ソフトの中古売買は可能だが、パブリッシャーによる制限の可能性も

Xbox Oneが中古やオンライン認証についてのポリシーを変更、今世代と同様の内容に。リージョン制限もなし_01

 Xbox公式サイトで、Xbox Oneの細かな仕様が公開されている。発表前から予測や噂を含めて話題を呼んだ中古ソフトの取り扱いや、オンライン認証についての詳細も判明。ユニークな“ファミリー”メンバーとのゲームライブラリーの共有といった機能なども。

【DL版も同日発売。パッケージ版もインストール必須】
・発売日にダウンロード版も同時配信。ディスク版を購入してきた場合もインストールと認証(アカウントへの紐付け)は行う。
※ただしインストール完了を待たずにインストールしながらプレイできる。

【自分のマシンで他の人が、他のマシンで自分が遊べる】
・ゲームはインストールしたマシン以外にもクラウドにも保存される。認証とインストールが完了した後は、友達の家のマシンからログインして、自分の買ったゲームで遊ぶこともできる。
・インストールした自分のマシンでは、自分のアカウントでログインしなくても、友達や家族がプレイできる。

【自分の“ファミリー”メンバーはフルアクセス可能】
・10名まで指定できる“ファミリー”メンバーは、自分のゲームライブラリーにいつでもどこからでもアクセスできる。

【パッケージ版は中古で売れる。譲渡も可能。貸し借りはローンチ時点では対応せず】
・パッケージ版は一部小売店(※)で中古で売ることができる。マイクロソフトはこれにあたって中古販売店やパブリッシャーや消費者に課金をしない。
※“参加小売店”という表記なので、何らかのパートナープログラムなどに参加している店を指すものと思われる。

・パッケージの譲渡も可能。費用は発生しない。ただし条件がふたつあり、30日間フレンドになっている相手のみ。またひとつのゲームは一度まで。
・ただしこれらはパブリッシャーが中古や譲渡の制限を許可することで可能となる。マイクロソフトはゲームソフトのパブリッシャーとしてどちらも制限をかけないが、サードパーティが制限をかけたり、中古小売店に手数料を請求する可能性がある。
・ゲームの貸し借りはローンチ時点ではサポートしない。パートナー企業と可能性を模索している。

【オフラインでプレイできる時間の制限も】
・自分のマシンでオフラインのままプレイできるのは24時間まで。自分のマシン外からアクセスする場合(※)は1時間まで。それ以上のプレイはオンラインにして認証が必要。
※当然、自分のアカウントでオンライン認証をしている状態なので、自分の家のマシンが完全にこの間オフラインのままというケースを想定しているものと思われる。待機モードの場合は通信をしているので、これには当てはまらないはず。