トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート

松井恵理子さん、渕上舞さん、立花理香さん、福原綾香さんが歌って踊ってはしゃぎまくった

　2014年5月31日（土）、東京・千代田区の科学技術館サイエンスホールにて、Mobageにて配信中のゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』のイベント“アイドルマスターシンデレラガールズCD累計100万枚突破&キャラクターソング第6弾発売記念イベント”が開催された。同イベントには、松井恵理子さん（神谷奈緒役）、渕上舞さん（北条加蓮役）、立花理香さん（小早川紗枝役）、福原綾香さん（渋谷凛役）が出演。『アイドルマスターシンデレラガールズ』のCDが累計出荷枚数100万枚を突破したことと、キャラクターソング第6弾が発売されたことを、会場に詰めかけたプロデューサー（※『アイドルマスター』のファン）とともにお祝いした。

　日本コロムビアの『アイドルマスター』制作担当・柏谷氏の司会で進んだ今回のイベント。登場したキャストはそれぞれに自身の演じるキャラクターになりきって挨拶すると、会場が大いに盛り上がる。また、松井さんや渕上さんはお渡し会や握手会という形でイベントに参加したことがあるものの、松井さん、渕上さん、立花さんの3人とも、ほぼ初めてとなる『アイドルマスターシンデレラガールズ』のステージイベントということで、緊張気味。『アイドルマスターシンデレラガールズ』の“パイセン”こと、福原さんが3人を引っ張っていく形となった。

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　今回のイベントでは、バンダイナムコスタジオの内田哲也氏をゲストとして招いて、『アイドルマスターシンデレラガールズ』に関する楽曲のレコーディングの想い出を語ることに。福原さんは『Never say never』のレコーディング時、“上手に思われたい”という想いから自分の中で作り込んでレコーディングに臨んだものの、スタッフのディレクションによって“凛が歌う歌である”ということに改めて気づき、6時間かけてレコーディングを行ったというエピソードを披露。そのほか、自身が実際に中学2年生だったころの“中二病”エピソードなども披露され、会場のプロデューサーたちの笑いを誘う。

　また、松井さんは『2nd SIDE』がレコーディング前のキーチェックの段階でテンポを早めることが決まったというエピソードを披露。内田氏によると奈緒ならもっとダンサブルな曲を歌うだろうとスタッフ間で話し合い、レコーディングまでに変更されたとのことだ。そのほかにも、曲中に入っている4つ打ちのビートは、奈緒の緊張している鼓動を表していることや、テンポを早めた結果、アレンジも変更され、音数が増えて豪華になっていることが明かされた。逆に、自身の曲では音を抑えることになったというのが、渕上さん。儚さを追求するために、楽器の音量を抑え、自身の声が前面に出るようになったとのこと。儚さを出すために、ささやくように歌うというディレクションに、苦労したという渕上さんは、声を張らずに歌うことの難しさを実感したそう。ひとり、キュート属性の立花さんは、小早川紗枝が京都出身ということで、キュート属性らしいかわいらしさと、京都出身らしい“はんなり感”を出すことに苦労したというエピソードで、会場の感心を誘った。

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　にぎやかな4人によるトークは止まるところを知らず、大盛り上がりとなった今回のイベント。さらに続いて、“心を１つに！「一致団結」”というコーナーを実施。こちらのコーナーでは、出題された2択のテーマに対して、どちらのほうが票数を得るかを予想して当てるという企画が行われた。同コーナーはプロデューサー参加型のコーナーとなっており、ステージ上のアイドル3人のうちふたりが回答したものと同じ回答をすると勝ち残りとなり、最後の10人まで残ったプロデューサーには、4人のサイン入りポスターがプレゼントされた。なお、最終的には9人のプロデューサーが勝ち残り、残りの1枚のポスターは、立花さんにプレゼントされるというミラクルも起き、会場も大いに沸いた。

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　ライブパートでは、各人による持ち歌が披露され、会場も盛り上がる。福原さんの『Never say never』で勢いよくスタートを切ると、立花さんは日本舞踊を意識した優雅さと、キュート属性らしいかわいさを取り入れた踊りととともに『花簪 HANAKANZASHI』を歌い、会場を魅了。松井さんは元気いっぱいに会場を煽りながら『2nd SIDE』を楽しそうに歌う。ダンサブルなナンバーらしく激しいダンスを見事にこなし、つぎにバトンをつないだ。最後に登場した渕上さんは、静かなバラード『薄荷 -ハッカ-』を気持ちを込めて丁寧に歌い上げ、会場のプロデューサーたちに感動を与える。さらにここで、福原さん、松井さん、渕上さんの3人がステージ上へ。渋谷凛、神谷奈緒、北条加蓮という、クール属性の3人によって結成された、ゲーム中のユニット“トライアドプリムス”による『Nation Blue』のサプライズ披露に会場のテンションも一気に駆け上がった。

トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_09 — ▲福原さんによる『Never say never』。

トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_10 — ▲福原さんによる『Never say never』。

トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_11 — ▲立花さんによる『花簪 HANAKANZASHI』。

トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_12 — ▲立花さんによる『花簪 HANAKANZASHI』。

トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_13 — ▲松井さんによる『2nd SIDE』。

トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_14 — ▲松井さんによる『2nd SIDE』。

トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_15 — ▲渕上さんによる『薄荷 -ハッカ-』。

トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_16 — ▲渕上さんによる『薄荷 -ハッカ-』。

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トライアドプリムスによる『Nation Blue』も披露！――『アイドルマスターシンデレラガールズ』イベントリポート_19 — ▲トライアドプリムスによる『Nation Blue』。

　また、会場では“第3回シンデレラガール総選挙”上位アイドルによるシングルCDの発売日が2014年7月30日になったことを発表。総選挙の結果に基づき、各属性の上位3名ずつの総勢9名で歌唱する新曲（メンバー：渋谷凛、鷺沢文香、高垣楓、安部菜々、緒方智絵里、島村卯月、本田未央、姫川友紀、高森藍子）と、渋谷凛、安部菜々、緒方智絵里、島村卯月、本田未央の総合順位1～5位の5人による新曲が収録されるほか、ドラマパートも収録されるとのことなので、要注目だ。

　イベントの最後を飾るのは、もちろん『お願い! シンデレラ』。時計を表現するように“XII”の文字の照明がステージ上部で照らされる演出も加わり、会場の熱気も一気にヒートアップ。大盛り上がりの中で福原さん、松井さん、渕上さん、立花さんの4人が同曲を歌い上げた。イベントの最後には、「今後ライブなどもきっとあると思うので、私も参加したいな！」と渕上さんがコメントしたように、2015年1月にはテレビアニメ化も決まっている『アイドルマスターシンデレラガールズ』。今後ますますその勢いを増すであろう同作に、これからいったいどんな展開が待っているのか、ぜひ期待したい。