ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、ワールドワイド・スタジオ(Naughty DogやInsomniac Gamesなどファーストパーティスタジオ。詳細はこちらを参照)が開発・運営するタイトル、もしくは同社のスタジオが制作を管理したタイトルであることを示すブランドとして、“PlayStation Studios”を新たに立ち上げることをgamesIndustry.bizを通じて発表した。

 今回の発表ではブランドロゴに加えて、ゲームのスタート時に流れるオープニングアニメーションを公開。このアニメーションには、『アンチャーテッド』、『リトルビッグプラネット』、『ゴッド・オブ・ウォー』、『ラチェット&クランク』、『Horizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン)』、『The Last of Us』などのキャラクターが登場。SIEのファーストパーティタイトルを彩る人気キャラが顔を揃えている。

 SIEのシニアバイスプレジデント兼グローバルマーケティング責任者であるEric Lempel氏は、今回のブランド立ち上げについて、「ここ数年、そして過去10年のあいだに、私たちのスタジオから生み出されるタイトルの力はかつてないほど強くなっています。私たちは、これらの素晴らしいゲームをひとつのブランドにまとめることを考えてきました。その目的は、消費者の皆様にこのブランドを目にしたときに、プレイステーションのゲームに期待されている、しっかりとした革新的で奥深い体験ができるということを理解していただくことです」とPlayStation Studiosブランド立ち上げの意図を語っている。

 なお、PlayStation Studiosブランドのアニメーションの挿入はPS5のローンチに合わせてスタートするが、PS4タイトルにも採用されるとのこと。『The Last of Us: Part II』や『Ghosts of Tsushima』、PC版『Horizon Zero Dawn』の発売には間に合わないとのことだが、近い将来よく目にする映像になりそうだ。