クロスメディアで展開しているアニメ版の最終回も目前となる中、すでにゲーム版を遊んだプレイヤーからは絶賛の声が溢れている。本作がなぜそうした高評価を得ているのか。そして、いかなる部分が面白さの核となっているのか。

 長い記事なので、結論を先に記載しておくと、プレイしてみてわかったのは、本作が令和に立ち上がった稀有な巨大ロボットとしてのディティールが非常に凝った作りであったこと。その世界設定が巨大ロボットの存在感と熱を際立たせる絶望的な舞台であったこと。そして、ロボットの改造とパーツ集めがハクスラ的でやめ時がなく、バトルアクション自体も巨大ロボットのボルテージを上げ続けるようなシステムが導入されているなどの部分の熱量が非常に高いものを感じたこと。

 その辺りを、実録風のリポートとして追いかけつつ、『メガトン級ムサシ』の熱源に迫りたい。

※一部の画像に掲載されているロボットのデザインは、筆者がカスタマイズしたものになるため、デフォルトのムサシ機とはデザインが異なります。

『メガトン級ムサシ』の魅力を探るプレイレビュー。プレイヤー高評価にも納得! 巨大ロボットものの矜持を丁寧に作り込んだメガトン級ロボ作品だった
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60mの巨大ロボット

 タイトルには“メガトン級”と冠されている『メガトン級ムサシ』。本作の主役級ロボットが“ムサシ”機である。まず、そのビジュアルから伝わってくるのは、えも言われぬノスタルジー、そして巨大さだ。

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まずメガトン級 ムサシ機を舐め回すように見てみる

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 いかがだろう。本作がスタイリッシュで細身のマシンではなく、あえて無骨かつレトロさも感じてしまうような巨大ロボットが活躍するロボットものとして押し出されていることは、このムサシ機の造形と、『メガトン級ムサシ』というタイトルからひしひしと伝わってくるものがある。

 なんでも、“メガトン級”というキャッチコピー自体、戦後日本の報道で火薬100万トン分の爆発の強力さの比喩として使われていた言葉だそうで、本作にそこはかとなく昭和レトロな雰囲気を漂わせているのかもしれない。

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 なにより、やはりロボットの見た目がユニーク極まるとは思わないだろうか。

 このシルエット。異常に手足が大きい反面、顔は埋もれるほどに小さい。胸部は大きく、ボディは堅牢な印象を抱かせる。ちなみに、先走った話題になってしまうが、中央部の穴は切り札的な最強必殺兵器“デフュージョンブラスター”の発射口となっている。

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 またブルーのカラーリングからは、なんとなく往年の『鉄人28号』を彷彿とさせる感もあって、妙に頼もしく感じられる。

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 極め付けはこのインパクトしかない顔である。つぶらな瞳だがやる気を秘めたかのように見えるアイ・カメラ。ボルトをゴーグルに模した額のパーツ。そして動物の耳のような突起。

 兵器として最適な構造を突き詰めていった末のデザインではなく、こういうのが巨大ロボットものの主役の顔だった……と、眺めているとノスタルジックな往年の巨大ロボットものの矜持さえ感じさせられてきてしまう、顔。

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 次は、肩から腕にかけて見てみたい。ムサシ機は、大きな球状の肩パーツと太い腕部が非常に印象的だ。本機はダブルブレイドという二振りの刀を両手に装備している(プレイ中に変更可能)ため、球状の肩パーツは幅広い可動域に最適な構造なのだろう。

 この重厚なビジュアルからは、かなり鈍重な挙動を想像しがちだが、実際に可動する様子はむしろその逆。実際に操縦してみるとわかるのだが、剣舞すら可能なほど高速で剣を振る動作には、ちょっと驚いてしまうレベル。

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 もうひとつは、やはり太すぎる腕部だろう。この構造には明確な理由が存在する。腕部は、ムサシ機に搭載された強力無比なる兵器が格納されている。

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 右上腕部にはタキオン加速器というタキオン粒子(光速を超える速度で動くと仮定される未確認の粒子)を加速させる機構を利用した必殺技……その名も“メガトンパンチ”を発射できるのである。

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 最後に、脚部を見ていきたい。全長60mを誇る鋼鉄のムサシ機。その自重を支えるための脚部も、非常に堅牢かつ重厚な構造となっているのがひと目で伝わってくる。

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 足首部分の構造も球状に近く、フレキシブルに可動できるため、移動も見た目以上に機敏な挙動を実現していてここも驚かされる点だ。

 これまた実際に操縦してみればわかるのだが、かなりの速度での走行から、バーニア噴射機構を活用したと思われるジャンプでの高所への跳躍、そして緊急時にバーニアスラスタ噴射のように機敏な回避行動も実現している。

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 メガトン級ローグは重量級機体であり、その重さは非常に戦略上重要だ。これはおそらく限界まで追い詰められた人類が最後の反撃に臨む際に到達したひとつの思想とも関わるのではないだろうか。

 というのも、高い機動力は退避のためではなく……機体に重量が備われば、敵の攻撃の衝撃で機体が揺らぎ、怯んでしまうことがなくなる。退路を断つことは、転じてただひたすらに攻め続けることができる背水の陣でもある(実際に、本作で機体の重さによる戦略的デメリットは存在しないどころか、重くなるほどメリットが生まれる)。

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 ムサシ機を眺めてきたが、ムサシ機に代表される“メガトン級ローグ”は、ほかにも建造中のものも含めて多数存在する。人類の反撃の初期段階では、実用化され実戦投入されたメガトン級ローグも少なく、全高30mのダイバー級ローグとともにチームを編成してミッションに挑んでいた。

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 だが、新たに高機動型のマキシマスや、高電圧を武器とするスパークマン、装甲を強化したガウディアなどのメガトン級ローグも開発・運用が進んでいる。

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 余談だが、目の前のこれらのローグの造形を眺めていると、なんだか非常に琴線に触れるものがあった。とくにスパークマンやガウディアの造形には、少年時代にデパートのおもちゃ売り場で手にした超合金のロボットの記憶が、ずっしりとしたダイキャストの重量感とともに脳裏に蘇りそうになってしまっていた(世代ではない方、わかりにくい表現で申し訳ない……昔はそういうめちゃ重い手のひらサイズの金属製のロボットおもちゃが人気を博していたのです)。まさか、そうした巨大ロボットを実際に自分で操縦して、人類の敵を撃破する戦いに身を投じることになるとは。

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 閑話休題。

 前述のダイバー級ローグもベテランパイロットである伊伏隊長が操縦し、部隊を率いての集団戦闘やメガトン級ローグのサポートを行う。その一方でメガトン級ローグは、適性を持ったパイロットが各機体を操縦し、基本的には単独行動かメガトン級ローグ1〜3体での共闘戦術を採る。

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 本作の主人公である一大寺大和たちは、記憶転写装置によって操縦技術の記憶を刷り込まれており、複雑なローグのオペレーションも習得した状態で操縦を行う。だがパイロットへの負担は大きく、ムサシ機は機体の駆動制御は一大寺大和、防御面は土方龍吾、戦術やレーダー分析を浅海輝がそれぞれ担当する3人での操縦を行っている。

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 その一方で、メガトン級ローグのアーサー機は、特別な能力を研究成果として引き出されたパイロットである、雨宮零士が一人で操縦する機構を採用。単独運用が可能となっている。

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秘密基地

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 さて、ここまで舐め回すように見てきたムサシ機は、人類の叡智を結集して造られた最強にして最新鋭の機体であり、文字通りの人類の希望だ。

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 だが、我々が抗うべき侵略者であるコードネーム“ドラクター”たちの科学力は、残念ながら人類のそれを凌駕していることは否めない。

 さらに、もはや人類の99.9%はドラクターの侵略と地球環境改造の影響ですでに死滅しているのである。

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 ……もう一度言ってしまうけれど、人類の99.9%はドラクターの侵略と地球環境改造の影響ですでに死滅しているのである。

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 ……ここまでに説明していなくてごめんなさい。じつは、いま生き残っている人間は、0.1%の生存者だけなんです。

 地球は、いまこうなっています。

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 しかも敵の数もすごいし、ユニット再構成融合で巨大な姿に変貌さえします。

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 正直言ってこんな状態だから、いままで見てきたムサシ機の性能や、メガトン級ローグの性能の話も、じつは相当ギリギリというか。

 本当に一矢報いる、というレベルだというのが本当のところ。

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 隠していてすいません。

 でも、いきなり話したら絶対きっと絶望すると思って……。

 しかし、しかしです。ここまで見てきてもらえたなら、あなたにだけは勢いで伝えたい! 

 ローグは現在進行形で改造や開発が行われていて、わりとどうにか諦めないで縋り付けば……まだドラクターにも一泡くらいは吹かせてやれる感じの状況なのです!

改造

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 改造は、秘密基地オブリビオンベイにある、ローグハンガーで行います。メガトン級ローグは、ボディ・ライトアーム・レフトアーム・レッグの4部位をパーツ換装していくことで強化できるのです。

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 パーツはミッションクリアで手に入ったり、研究所で開発したり、いらないパーツを分解してジャンクパーツにして組み直したりといったやり方で増やせます。

 性能の高いパーツを入手・開発して換装していくことで、ローグの重量、細かい部分だとビームやパワーなどの属性攻撃力/防御力などが上昇。総合的な戦闘力も高まっていきます。

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 もちろん、武器装備も吟味しなくてはいけません。近接武器と遠距離の射撃武器を各3つずつ、最大6つの武器を装備可能で、ミッション中はいつでも切り替えられます。

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 余談ですが、ムサシという名前からは、日本の剣士である宮本武蔵を思い起こしてしまいます。武蔵は二天一流という二刀流の使い手であり、手段を選ばぬ戦術で勝利を目指し続けた剣豪。

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 まさしく二刀流のダブルブレイドには、そうした過去の武人の思想も宿っているように感じられてくるので、ムサシ機はついダブルブレイドを主装備にしてしまいがち。

 しかしながら、船をこぐ櫂すら武器にしたという武蔵です。有利に使えるものはなんでも使うの精神こそ矜持といえるのかもしれません。いつか「ドラクター破れたり!」と叫ぶ日を夢見て……!

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マザーボードと回路開発

 ローグの改造は、パーツ換装だけではありません。メガトン級ローグを制御するマザーボードの回路を開発することで、パワームーブと呼ばれる特殊かつ強力な攻撃プログラムが発動できたり、さらに強力な“スペシャルムーブ”という必殺技と呼ぶほかない起動プログラムを組み込めるのです。

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 回路開発はツリー状に展開していきます。そのほか、さまざまな有利な効果を生み出せるチップをローグのマザーボード積めば、機体性能をさらに高められ、ドラクターにすら迫れる兵器となるはずなのです。

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 マザーボードの改造は、ゲーミングPCなどをお持ちの方ならイメージしやすいかもしれません。チップなどの配置を工夫しつつ、高性能なCPUを搭載してファンで冷却すると、さらにCPU性能がアップする、といった具合です。

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人類最後の大一番、カブキファンクション

 さらに、ドラクターとの戦闘を重ねるなかで、研究が進めば、メガトン級ローグには人類の切り札たる決戦兵装“カブキファンクション”が搭載可能になるのです。

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 記憶を転写して適正のある人材に操縦技術を刷り込むこともあるとご説明したので、パイロットについてもちょっと怖い印象だったかもしれません。しかし、我々人類は、歴史を振り返っても、苦難を乗り越えて成長してきたのです!

 パイロットも、個人個人の素質を開花させ、ドラクターとの戦いを通じて自分自身成長し、スキルを身につけていきます。また、パイロット同士のつながりや絆が、きっと異星人にはない人類の力として輝きを放つはずです。

忘却された人類の黄昏

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 あなたもきっと、これまで普通に生活してきたと思っているかもしれないのですが、先ほども申し上げましたように、世界と人類はすでに滅びに瀕しており、あなたは生き残った0.1%のひとり、なんです。

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 じゃあ、この町はなんなんだと。その疑問ももっともです。結論からいいますと、これはシェルターの中の偽りの町です。

 住民たちは記憶操作を施されていて、ドラクター襲来の日から滅亡に瀕するまでの記憶はすべて綺麗さっぱり消し去られているんです。

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 家族も、ほんとうの家族ではない人もいます。家族を亡くした者同士が、マッチングで新しい記憶を施されて家族として過ごしているのです。

 びっくりしますよね。でも、それが真実なのです。

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 そんなふうに町を隅々まで歩き回ってみても、真実は変わりません。

 ゲーセンの奥の部屋を覗いてみてください。

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 そこのエレベーターが、地下の秘密基地にして、人類最後の反撃拠点であるオブリビオンベイへの入り口なのです。

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 で、ここがローグハンガーなわけです。

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 つまり、あなたこそ人類最後の希望なのです。地球を侵略した異星人ドラクターから、このメガトン級ローグを駆って、地球を奪還する。

 それがあなたのミッション! じつはこうやって話している間も、ドラクターが侵略を仕掛けてきています。さあ、出撃してください!

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真実の地球、その戦場にて

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 あなたは全てを知って、同時に全てを失った。だが何もかもを奪われたあなたは、地獄の底から甦ります。

 そしてメガトン級ローグを縦横無尽に操縦し、ドラクターを打って撃って討ちまくり、死力を尽くして逆襲する戦いへと身を投じるために立ち上がるのです。

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 あなたの憤怒、そのすべてを人類最強の巨大ロボットとともに、ドラクターへとぶつけるとき!

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高評価の理由とは

……と、『メガトン級ムサシ』はこういった感じの世界に浸れるロボット作品です。

 ゲーム自体も、現在プレイヤーたちから絶賛の声がやまないほどによくできていると高評価を受けています。プレイしてみると、必殺技を放つことで一定時間攻撃力が上昇する“フォースフィールド”のシステムも非常に気持ちよく、攻撃力がどんどん上昇していく感覚は、ドラクターへの逆襲という作品の世界観ともリンクするかのよう。

 さらに、本稿ではお伝えできないのが悔やまれますが、ミッション中の切なくも壮大なBGMがすばらしく、その辺りが渾然一体となったプレイフィールが、あまりにもアツい。

 プレイ中のキャラクターの通信による掛け合いや、「ロードバランサー・パラメーター・サイナス」など(意味はよくわからないものの)、ローグ発進時などのロボットものならではの用語を連呼する感じも、血を騒がせます。

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 『メガトン級ムサシ』は、強敵に巨大ロボットもので戦いを挑むという連綿と連なるスーパーロボット作品の魂を希有な“完全新作”として現代へと蘇らせ……その魅力のエッセンスをしっかりとゲームで体験できる確かな作品に仕上がっていて、絶賛の声にも納得です。

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 せっせと機体を強力なものにカスタマイズして、ミッションに挑んで強いパーツのドロップを狙う。そしてストーリーを進めて強力なパーツや回路が解放されると、また機体をカスタマイズしにローグハンガーに籠る。そんなハクスラ的なゲームサイクルも、非常に楽しいところです。

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カクゴを決めた役割分担、マルチプレイ

 最大3人でのマルチプレイも、ローカル通信やオンラインプレイで出撃できます。その際、“カクゴシステム”という「攻撃アップ」、「防御アップ」、「回復エリア展開」という3種類の性能に特化するシステムを使い分けることで、プレイヤー同士での役割分担が可能です。役割を決めて、声を掛け合って強敵に挑む楽しさも!

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うれしくなるほど作り込まれた町の表現

 ロボット部分にばかり注目してしまいがちなのですが、本作の町の表現は尋常でなくリアリティを感じさせる凝った作りになっていて、かなり自由に散策が可能です。町では、サイドクエストも発生したり。

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 プラモ屋さんやホテルなど、少し懐かしい雰囲気。

 そんないい感じの町なのですが、人々の会話は日常的な話を交わしていたりするのを耳にすると、「でも、本当は人類は滅びているんだよな」という本作独自の視点が加わって、なんだか味わい深いものに感じられるところが、非常にユニークで、少し切ない。これも『ムサシ』ならではの不思議なテイストかも。

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アニメ版も好評! 全話がいつでも観られます

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 登場人物たちの織りなすドラマも非常に魅力的なので、ぜひおすすめしたいポイントです。

 しかしながら、ちょっと記事が長くなりすぎるので、『ムサシ』の世界に興味が湧いた方は、アニメ版をチェックしてみてください。

 YouTubeのLEVEL5chでは放送後の全話無期限配信中です(個人的な話で恐縮ですが、9話での土方龍吾とお母さんのエピソードでは、あまりにも切なくて涙をこぼしてしまいました……)。

「メガトン級ムサシ」第1話 眠れる獅子

 ゲームでは、アニメに近い物語をたどりつつも、ゲームならではとなる登場人物たちの深い心理を垣間見られるような要素も楽しめます。町を歩いて特別なアイテムを集めることで、“アナザーストーリー”というキャラクターの一連のエピソードを追いかけることができたり。

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 人類最後の戦いに挑むキャラクターも、パイロットたちをはじめ、オブリビオンベイのスタッフや司令に至るまで、非常に親近感の湧いてしまうような人物たちばかり。彼らは、シェルターの中の偽装された町では、各人が仮の職業に従事して生活を営んでいます。仮初の儚い日常だからこそ、魅力的に見えるのでしょうか。

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百聞は決戦に如かず 体験版配信中+無料DLCも配信に

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 現在、体験版が現在配信中なので、実際にローグハンガーでのパーツ換装や、ミッションでの巨大ロボット操縦感を体験してみてください。百聞は最終決戦に如かず!

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 また、“無料アップデートVol.1 反撃ブーストパッチ”もDLCで追加され、新ローグや強敵が登場しています。今後もアップデートが予定されているというのだから、うれしいですよね!

『メガトン級ムサシ』の魅力を探るプレイレビュー。プレイヤー高評価にも納得! 巨大ロボットものの矜持を丁寧に作り込んだメガトン級ロボ作品だった

【PV】『メガトン級ムサシ』反撃ブーストパッチ紹介篇

 ちなみに、改造では機体の質感やデカールを貼ったりといったプラモデルをいじるような楽しみもあったりして、いじっているだけでもドツボにハマる方はハマりこむと思います。

 レベルファイブ公式YouTubeでは、本作をいい感じにまとめた紹介・解説動画も多数アップされています。システム周りなど本稿ではお伝えしきれていない詳細については、以下の動画も参考にしてみてください。

【PV】『メガトン級ムサシ』Vナビゲーターハルカのワンポイント紹介 カスタマイズ篇

【PV】『メガトン級ムサシ』Vナビゲーターハルカのワンポイント紹介 バトル篇

【PV】『メガトン級ムサシ』Vナビゲーターハルカのワンポイント紹介 ハクスラ篇

【PV】『メガトン級ムサシ』Vナビゲーターハルカのワンポイント紹介 ストーリー篇

公式生放送で今後のメガトン級の発表も⁉︎

 さらに! 12月27日(月)には、公式配信「メガトンラボ」も放送予定とのことで、出演している豪華声優陣による情報公開も楽しみなところ!

''【番組概要】

番組名:「メガトンラボVol.2」
日程:2021年12月27日(月)19:00~
出演者(敬称略):
・増田俊樹(一大寺大和役)
・鈴村健一(MC)
・白石晴香(MC)
・メガトン級ムサシ総監督 日野晃博''

※配信URLは後日「メガトン級ムサシ公式Twitter」@musashi_project にてお知らせ予定とのこと。

『メガトン級ムサシ』の魅力を探るプレイレビュー。プレイヤー高評価にも納得! 巨大ロボットものの矜持を丁寧に作り込んだメガトン級ロボ作品だった

 最後にもしよければ、虹色侍ずまさんが朗々と歌い上げる主題歌PVを聴いてみてください。とくに、サビの「メガトン、メガトン、ムサシ、ムサシ……HEY!」の部分、くせになるほどかっこいいです。歌詞もアツい。

TVアニメ「メガトン級ムサシ」ノンクレジットOP/【ずま(虹色侍)『MUSASHI』】

 じつは、2番まで聴けるPVも公開中で、こちらで聴けます。ずまさんの歌声がグッとくる。よろしければ!

【MV full】メガトン級ムサシ/MUSASHI-虹色侍-

 最後の最後にもう一つだけいいですか? いま、同時期に『メガトン級ムサシ』と同じロボット作品として放送中のアニメ作品『サクガン』とのスペシャルコラボのひとつとして、両作品のOP楽曲アーティスト交換企画が展開中です。遠藤正明氏が歌う主題歌が公開中! うおおおお!

TVアニメ「サクガン」スペシャルコラボ企画第2弾 OP楽曲アーティスト交換「MUSASHI」歌唱:遠藤正明

※Nintendo Switch版とPlayStation4版での通信はできません。同じ機種同士でお楽しみください。
※オンラインプレイ(インターネット通信を使用したマルチプレイなど)や、セーブデータお預かり機能のご利用にはNintendo Switch Online(有料)もしくはPlayStationPlus(有料)への加入が必要です。

『メガトン級ムサシ』概要

  • タイトル:メガトン級ムサシ
  • 価格:6,340円(税別)/6,974円(税込)
  • ジャンル:RPG(クロスメディアプロジェクト)
  • 対応機種:Nintendo Switch/PlayStation4
  • 発売日:2021年11月11日(木)
  • 制作・発売:株式会社レベルファイブ
  • CERO:B(12才以上対象)
  • ゲーム公式サイト
  • ポータルサイト
  • 公式Twitter:@musashi_project