※本記事は、2022年9月26日にアップした記事を再編集したものです。
学園生活と戦いの中で育むアツい友情
2013年（平成25年）9月26日は、プレイステーション3、PS Vita用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡』が発売された日。本日で発売10周年を迎えました。
『英雄伝説 閃の軌跡』は日本ファルコムの『英雄伝説』シリーズとしては8作目、『軌跡』シリーズとしては3作目の作品。これまで敵として描かれたエレボニア帝国が舞台であること、士官学院生たちが主人公であることなどから発売前から話題に。
自分も日本ファルコムのRPGが好きで、それ以上に学園モノのRPGに目がないので、本作には発売前から期待しまくり。結論から言うと……最高！ これまでの日本ファムコム作品らしいシリアスで硬派な面と、学園モノらしい穏やかな柔らかさがあって、青春学園モノとしても大満足できる内容でした！ やっぱり青春はいい!! フル3Dになって、頭身のあがったキャラクターもリアルでよかったですね～！
そんな本作のストーリーは、エレボニア帝国の中でも長い歴史を持つトールズ士官学院に主人公リィンが入学するところから始まります。学院は貴族と平民でクラス分けされているのですが、リィンが所属することになった特科クラス《VII組》は《ARCUS》の適正によって選出された貴族も平民も関係なく集められた特殊なクラス。そのため、彼らは実習で赴く各地で主張の違いなどから衝突することもしばしば。しかし、ともに同じ時間を過ごしていくことで誤解が解けていき、やがてかけがえのない仲間になっていきます。
実習地に赴く場所はさまざまで、選出されるキャラクターも毎回変わるので、自然と全キャラクターにスポットが当たるのはよかったですね。どのキャラクターにも感情移入できました。自分は、自由に編成できるときは女性キャラクターばかりでパーティを組んでいました（笑）。どの女の子もかわいくて好きですが、古風で凛々しいラウラがとくにお気に入り。
本作では“絆イベント”で各キャラクターとの親交を深めることができるのですが、よくこのラウラに会いにプールに行っていました。べ、べつに彼女の水着が見たくて行っていたわけじゃないですよ！
バトルは仲間どうしで共鳴する“リンク”が特徴。このリンクで仲間をサポートしたり、追撃やラッシュで派生攻撃をくり出すことができるので、戦略性がありました。戦闘終了後など、キャラクター同士のセリフの掛け合いなども多く、いっしょに戦っている雰囲気がありましたね。
『閃の軌跡』のストーリーは『英雄伝説 閃の軌跡II』、『英雄伝説 閃の軌跡III』と続き、『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』で完結。リィンは物語が進む中で士官学院を卒業して教官となり、士官学院生たちを導く立場になっていきます。彼はそのつぎの作品である『英雄伝説 創の軌跡』でも主人公のひとりとして登場しているので、ぜひチェックを。
なお、今回紹介した『英雄伝説 閃の軌跡』は、アッパーバージョンである『英雄伝説 閃の軌跡I:改 -Thors Military Academy 1204-』がプレイステーション4とNintendo Switchで発売中。高速スキップモードが搭載されており快適に遊べるので、ぜひ遊んでみてください。
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