PCゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の韓国リーグ(LCK)で活躍するチームT1が2024年度のチームロースターを固めた。

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 T1は、『LoL』の名門チームとして知られ、世界的に有名なFaker選手が在籍している。昨年、2022年のMid-Season Invitational(MSI)、世界大会(Worlds)ではともに準優勝と歯がゆい結果を残していた。

 メンバー変更をせず臨んだ2023年スプリングシーズンにはLCK内を17勝1敗という圧倒的強さで駆け抜けたものの、プレイオフでは2位と惜敗。同年5月のMSIでは中国リーグ(LPL)のBilibili Gamingに敗北を喫して3位と惜しいところで勝ちを逃していた。

 その後のWorlds直前である2023年サマーシーズンでは、ベテランでチームの支柱であるFaker選手の怪我もあり、リーグ内では5位まで順位を落としてしまう。そんな中での世界大会の出場だけあって、不安視する声は挙がっていたが、ふたを開けてみれば圧倒的パフォーマンスでついに世界の頂点に立った。

【LoL】T1がZeus、Gumayusi、Keriaと契約更新。2023年Worlds(世界大会)優勝メンバーに名将kkOma氏も加わり、2024年の連覇を狙う

 例年、『LoL』の世界大会終了後は選手のFAで移籍市場がざわめく。『LoL』シーンの多くは1年契約の選手が多いため、何年も固定のメンバーでプレイすることはかなり珍しい部類だろう。もちろん、Worldsでめざましいプレイをすれば、多額の報酬で声がかかり、ほかのチームへ移る選手も多い。

 毎年、ファンはこのメンバーで見られるのは最後かもしれないという思いを胸に秘めながら大会を観戦する。T1はよい意味で予想を裏切り、2023年の優勝メンバー(Zeus、Oner、Faker、Gumayusi、Keria)から、ひとりも欠けることなく、2024年のシーズンも戦う。また、チームとともに戦うTomコーチも継続して参戦することも明らかになっている。

※Faker選手は2022年11月時点で3年契約が発表されており、Oner選手は2024年11月まで契約期間がある。

 さらに名将kkOma氏のT1復帰もアナウンスされている。kkOma氏とFaker選手といえば、SKT(現T1)時代に何度も世界王者として君臨した実績のあるコーチと選手。現在のT1にkkOma氏が加わることで、どのようなシナジーを見せてくれるのか。いまから来シーズンが楽しみだ。

WELCOME BACK kkOma | T1 2024

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