『Fate/Grand Order』(FGO)にて2016年4月1日より始まったエイプリルフール施策をまとめて紹介する。
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歴代エイプリルフール施策&アプリ一覧
2016年:サーヴァントのセイントグラフに意図しないデータが混入
いまとなっては1日限定のアプリ配信が恒例となっているが、最初は“サーヴァントのセイントグラフに意図しないデータが混入している不具合”という形でゲーム内にリヨ氏のイラストが実装された。
2017年:『Fate/Grand Order Gutentag Omen』(FGO GO)
『Fate/Grand Order Gutentag Omen』(通称:『FGO GO』)が単独アプリとして配信。
名前の通り某ポケ〇ンGOのパロディアプリで、仮想世界を探索し、サーヴァントに聖晶石をぶつけて捕まえるという内容となっている。本家とは違い、位置情報を使わず自宅にいながら遊べる点もおもしろかった。
サービス終了間際にはロマニ・アーキマンがプレイヤーに別れの挨拶をするという粋な演出も。なお2020年に復刻配信された際は、ロマニの挨拶は収録されなかった。
2018年:『Fate/Grand Order Gutentag Omen Adios』(FGO GO Adios)
『Fate/Grand Order Gutentag Omen Adios』(FGO GO Adios)は、2018年に配信された『FGO GO』のパワーアップ版。
聖晶石を当てて各特異点に現れるサーヴァントたちを倒しながら、さまざまな時代に突然現れた“特異点”を修復。失われた“4月2日”を取り戻す物語となっている。
2019年:『Fate/Grand Order Quest』(FGOクエスト)
『Fate/Grand Order Quest』(『FGOクエスト』)は某ドラゴ〇クエストを彷彿とさせるフィールド探索RPG。ふつうにRPGとして楽しめるほか、エイプリルフールアプリ史上最大となるボリュームが話題となり、そして伝説となった…。
謎解き部分やエンディングも某国民的RPGのパロディとなっており、オールドゲーマーたちが歓喜。しかし、その贅沢なボリュームから1日でコンプリートできない人が続出(※)する結果となった。
※某国民的RPGの9作目を彷彿とさせる“しょうかんのちず”システムを活用すると、他プレイヤーが入手したレアなサーヴァントを簡単に集められるので、サーヴァントのコンプリート自体はそこまで難しくなかった。
2020年:『Fate/Grand Order MyCraft Lostbelt』(FGOマイクラフト)
『Fate/Grand Order MyCraft Lostbelt』(『FGOマイクラフト』)は自分だけの異聞帯をクラフトできるタワー崩しゲーム。
ブロックだらけの世界で自分好みの異聞帯(タワー)を組み立てて、『FGO』史上かつてない熾烈な異聞帯バトルに挑戦できる。エイプリルフールアプリとして初となる他者との非同期対戦も楽しめた。
2021年:『Fate/Freedom Order ~ボクとアナタのユナイト戦争~』(FGOユナイト)
『Fate/Freedom Order ~ボクとアナタのユナイト戦争~』(『FGOユナイト』)は、数多の英霊の霊基の欠片を集めて、自分だけの最強の脱法サーヴァントを合成できる英霊合成RPG。
バトルシステムはじゃんけんと非常にシンプル。ただし、脱法サーヴァントの組み合わせは2800万通り以上と非常に膨大。自分の推しサーヴァントの新たな姿や、おもしろい姿を探すのがおもしろかった。
2022年:『Fate/Pixel Wars』(FatePW)
『Fate/Pixel Wars』(『FatePW』)は最強の大統領になるべく戦う聖杯選挙RPG。
フィールドに散らばる支持者(サーヴァント)をスカウトして大きな部隊を作り、大統領候補者とバトルを繰り広げるドットのRPG。小さな部隊をどんどん吸収して巨大な塊となり、他の大統領候補者とぶつかり合うというワチャワチャ感が楽しいアプリだった。
2023年:『Fate/Grail League』
『Fate/Grail League』はサーヴァントたちが繰り広げるハチャメチャ野球バトルを楽しめる英霊野球RPG。女性マスター(関根明良さん)の実況が多数収録されており、そのパターンも豊富。『FGOクエスト』に次ぐボリュームとなった。
名作映画『フィールド・オブ・ドリームス』のパロディとなっており、ギャグ調のシナリオながらクリプターたちとの再会というエモい展開も話題に。
2024年:『Fate/Dream Striker』
野球の次はサッカーということで、2024年に登場したのは超異聞サッカーRPG『Fate/Dream Striker』。
某イナ〇レやキャ〇翼のネタが豊富で、サッカーといいつつプレイ感はほぼ『スペースハリアー』。昨年を上回る400騎以上の描き下ろしイラストが用意されている。
英語版エイプリルフール企画
日本語版だけでなく、英語版でもエイプリルフール企画が行われる。アプリの配信はないが、インストールがいらないブラウザゲームのため手軽にプレイ可能だ。
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