●迫力の最新映像表現で究極のバトルを体感せよ†
アーケード用タイトルとして稼動しているシリーズ最新作『鉄拳7』の家庭用版が発売決定! 家庭用版では長きにわたってくり広げられてきた三島家の争いの決着が描かれるほか、ストーリーに関する数々の謎が明らかになる。こちらの記事では、より壮快感を求めて追加される新システムと、新規参戦を果たす8キャラクターのストーリーを紹介しよう。
●スペック†
◆タイトル:鉄拳7
◆対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC
◆ジャンル:対戦格闘
◆発売日:2017年春発売予定
◆価格:未定
◆CERO:未定
※公式サイトはこちら
●新システム†
3D対戦格闘ゲームならではの駆け引きと攻防の華やかさを突き詰めるべく、数々の新システムが追加されている本作。見た目の変化もあり、よりわかりやすく、迫力のあるバトルが展開する。
◆パワークラッシュ
相手から攻撃を当てられても、ダメージは受けるが怯まずにそのまま攻撃できる強力な一撃。ただし、ガード不能技や投げ、下段攻撃は受け止められずに負けてしまう。
◆レイジアーツ
相手から攻撃を当てられても“ダメージは受けるが怯まずにそのまま攻撃できる”部分はパワークラッシュ同様だが、さらに“レイジアーツを除くすべての技に怯まない”効果がある。レイジアーツの威力は残り体力が少ないほど上昇。発動するとレイジ状態(攻撃力がアップした状態で、残り体力が少なくなると自動発動)は解除されてしまうが、まさに起死回生の必殺技と呼べる一撃だ。
◆レイジドライブ
発動するとレイジが解除されてしまうが、キャラクターごとにさまざまな効果をもった技をくり出すことができる。オフェンスに特化した攻めの選択肢。
◆スーパースロー
両者の体力が残り少なく、特定の条件下でお互いに技をくり出した際に発生する特別なスローモーション演出。カメラがズームインして、超スローモーション下でくり出した技が交差する。極限の緊張感と興奮、勝つのは果たしてどちらか!?
●新規参戦キャラクター†
本作に登場するキャラクターのなかから、新規参戦となる8キャラクターを、キャラクター別ストーリーとともに紹介しよう。
◆ラッキークロエ(Lucky Chloe)
・格闘スタイル:フリースタイルダンス
・国籍:秘密
幼い頃両親に連れられて見に行ったエキスポで日本のアイドル文化に触れ、自分もアイドルになることを決意をした女の子。そのルックスからは想像もできない血のにじむような努力の末、ラッキークロエの名で活動を開始する。
特徴的なかわいい衣装に身を包み、プロ顔負けのダンスを披露するその姿は、インターネット動画サイトなどを通じて瞬く間に話題となり、一躍世界的有名人となる(ただし、北米では嫌われている)。
その後ラッキークロエはG社と独占契約を結び、G社の広告塔として活動するまでになっていた。現在G社は、三島財閥と世界を二分する戦いを繰り広げており、ラッキークロエの登場頻度も日に日に増していったが、それがプロパガンダの一環として利用されていることを知りつつも、ラッキークロエは今日も世界に笑顔をふりまくのであった。
◆クラウディオ・セラフィーノ(Claudio Serafino)
・格闘スタイル:シリウス流祓魔術
・国籍:イタリア
古の時代より、この世ならざる怪異を祓い続けてきたエクソシスト集団、“シリウスの射手”。その特殊性により、公にはその存在が知られていないシリウスの射手に、どこで情報を掴んだのか、三島財閥がコンタクトを取り始める。
その内容は、三島財閥の傘下に入るよう促す高圧的な要求であったため、当然のように断りを入れる“シリウスの射手”だが、三島財閥は何度もしつこく要求し続けてくるのであった。
やがてその噂は、シリウスの射手の実質的な代表であるクラウディオ・セラフィーノの耳にも届く。クラウディオは相手の真意を掴むため、調査を開始するのだが……。
◆ギガース(Gigas)
・格闘スタイル:破壊衝動
・国籍:データ抹消
三島財閥との激しい主導権争いをくり広げるG社。そのG社内では、次期主力人型兵器を巡る争いが熾烈を極めていた。
一方はジェーン率いるジャックシリーズ開発チーム。もう一方は、G社が得意とするバイオテクノロジーを応用し、後天的に強化人間ギガースを作り出そうとする研究チームであった。
やがて、どちらが次期主力人型兵器となるかを決定するため、また三島平八への嫌がらせも兼ね、ギガースは“The King of Iron Fist Tournament”に送り込まれることとなった。
◆ジョシー・リサール(Josie Rizal)
・格闘スタイル:エスクリマをベースとしたキックボクシング
・国籍:フィリピン
幼い頃から泣き虫だったジョシーは、さまざまな格闘技の熱狂的ファンだった両親にしつこく勧められ、嫌々ながら格闘技を習い始める。健気なジョシーは両親の期待に応えようと奮闘し、やがて一流のキックボクサーに成長。ただし、肝心の泣き虫は治らないままであった。
モデルやキックボクシングの仕事で生計を立て、家計を助けられるまでになっていたジョシーだが、ようやく仕事も軌道に乗り始めていたある日、フィリピンに巨大台風が上陸。各地で大きな被害が出てしまう。
ライフラインが寸断され救助の手が行き渡らない中、いち早く被災地に駆けつけたのは、三島財閥の特殊部隊“鉄拳衆”であった。献身的な活動を行う鉄拳衆に憧れるようになったジョシーは、みずからも鉄拳衆になるべく、採用試験に参加するのであった。
◆カタリーナ・アウヴェス(Katarina Alves)
・格闘スタイル:サバット
・国籍:ブラジル
幼い頃、ある事件で両親を亡くしたカタリーナ・アウヴェスは、数年間孤児院で育てられた後、見ず知らずの男に引き取られることとなった。最初はひどい言葉遣いで反発ばかりしていたカタリーナであったが、根気よく接する男に次第に心を開いていき、言葉遣いは悪いものの、仲のいい親子として日々を過ごしていった。
そんなある日、育ての親であるその男が突如行方不明となってしまう。男を探そうにも金銭的余裕はあまり無く途方に暮れていると、カタリーナの目にある宣伝広告が目に飛び込んできた。
それは、先日開催が決定した“The King of Iron Fist Tournament”の宣伝広告。
男から護身術として仕込まれたサバットに自信があったカタリーナは、手っ取り早く捜索資金を集めるため、大会への参加を決意する。
◆三島一美(Kazumi Mishima)
・格闘スタイル:八条流空手
・国籍:日本
三島平八の妻であり、八条流空手の使い手である三島一美。夫である平八とは幼なじみで、互いに愛し合う存在であった。
結婚後ふたりの間に産まれた男の子は、互いの名前から一文字ずつ取って一八と名付けられ、親子3人の幸せな日々は、このまま永遠に続くかと思われた。
しかし数年後、平八は三島財閥という巨大な組織の初代頭首に就任し、本気で世界征服を企むようになる。一美は平八を変わらず愛していたが、同時に平八が持つ人間としての恐ろしさに危険を感じるようになっていた。
このままでは平八は世界を戦乱に巻き込み、多くの犠牲が生まれるだろうと考えた一美は、ある決意を固めるのであった――。
◆シャヒーン(Shaheen)
・格闘スタイル:軍隊式格闘術
・国籍:サウジアラビア
要人警護などを専門とする民間軍事会社に務めるシャヒーン。かつて所属した軍隊の中でも、一対一で敵う者なしとまで言われた男である。
そのシャヒーンの友人で、石油関連企業のトップであった男がある日、突如謎の死を遂げるという事件が発生する。
友人の死は表向きは事故として処理されたが、彼の死後、ワンマン経営であった会社は瞬く間にG社という巨大企業に買収され、経営に関与していたすべての親族がつぎつぎと退陣させられていった。
あまりに急かつ不可解な出来事に疑念を抱いたシャヒーンは、独自に調査を開始するのだが……。
◆マスターレイヴン(Master Raven)
・格闘スタイル:忍術
・国籍:不明
国連の諜報機関に所属するエージェント、コードネーム:マスターレイヴン。これまで数多くの危険な任務をこなしてきた彼女は、いまでは数多くの部下を抱え、教官的役割を果たしていた。
三島平八の復帰により、三島財閥とG社による争いが活発化する中、国連の諜報機関は、その先の世界を見据えて動き始める。その任務の一環として、マスターレイヴンは極寒の地へと向かうのであった。
●プレイインプレッション&リポート記事公開中!†
『鉄拳7』PS4版プレイインプレッション 三島一族の因縁に決着をつけるオリジナルモード“The Mishima Saga”は必見
『鉄拳7』プロゲーマー“かずのこ”vs全一三島使い“デク”のエキシビジョンマッチが開幕!【TGS 2016】
TEKKEN7 & (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED.
※画面は開発中のものです。