●未来を変えることを望む青年、ノエル

 『ファイナルファンタジーXIII』から3年が経過した世界で、運命的な出会いを果たしたノエルとセラ。続編である本作では、彼らの旅が綴られていく。まずは、本作のプロローグを公開。さらに、3年ものあいだ行方がわからず、死んだとされていた前作の主人公、ライトニングの現状に迫る!

 

『ファイナルファンタジーXIII-2』プロローグ

“彼女”は運命に立ち向かった。
人類を飼いならす、偽りの神々に挑んだ。

その戦いは、世界を変えた。
全人類の殺戮を目論んだ神々は、人間の意思に敗れ去った。
神々の力は失せ、人々の安住の地コクーンは空から墜ちて、
魔獣がさまよう大地パルスと、ひとつに結ばれた。
神々の支配から解き放たれた、新しい時代の始まりだった。

けれど“彼女”はもういない。
戦いの終わりに、姿を消した。

“彼女”は死んだと、誰もがあきらめた。
ただひとりセラ・ファロンだけは、“彼女”を信じた。

そして3年。

突如飛来した隕石が、穏やかな日々を終わらせた。
時空が歪み、異次元の敵が襲来する。

混乱のさなかでセラを救ったのは、見知らぬ若者ノエル。
時を越えて流れ着いた狩人が、セラに告げる。

時空をわたる旅に出よう。
はるかな時の彼方で、"彼女"が待っている。

“彼女”の名はライトニング。
死と混沌の支配する世界で、滅びゆく女神を守る者。
かつてセラを救った、かけがえのない姉。

“お姉ちゃんに会いたい”。

未来へ踏み出す決意を固め、セラは姉から託された武器を手に取る。

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新主人公である彼の正体は、はるか未来、終わりを迎える間際の世界から来た“最後の人類”だった。セラは、ライトニングと会う方法を知っているという彼とともに、時空を越える決意を固める。

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ノエルとセラは、ゲートを通ってさまざまな時空を行き来する。まず、鍵である“オーパーツ”を入手し、ゲートを起動。すると、時空の羅針盤である“ヒストリアクロス”から、行き先となる時空エリア(時代と場所)を選択できるようになる。

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ゲートを開放していくと、同じ場所でも、異なる年代の時空エリアに行けるようになる。写真は、ビルジ遺跡のAF5年と、AF300年の様子。295年のあいだに景色がガラリと変わっている。見慣れないチョコボの姿も!

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ライトニングは女神エトロから力を授けられ、神に等しい存在となって人知れず戦い続けていた。彼女に忠誠を誓う召喚獣オーディンとともに、女神の神殿を守る騎士。それが、現在のライトニングのすべてだ。

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ライトニングがいるのは、女神エトロの神殿を中心に広がる都市、ヴァルハラ。人の姿がなく退廃した雰囲気が漂うが、街を囲む砂浜にはクリスタルらしき結晶が散らばり、幻想的でもある。

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ライトニングはヴァルハラの守護者として、侵入者と戦いをくり広げる。もちろん、このバトルでは、プレイヤーがライトニングを操作するのだ。女神エトロの騎士となったライトニングは、強力な技を使いこなす。

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※詳しくは週刊ファミ通2011年9月22日号(2011年9月8日発売)をチェック!

ファイナルファンタジーXIII-2
メーカー スクウェア・エニックス
対応機種 プレイステーション3 / Xbox 360
発売日 2011年12月発売予定
価格 価格未定
ジャンル RPG / ファンタジー
備考 ディレクター:鳥山求、キャラクターデザイナー:野村哲也、アートディレクター:上国料勇、シナリオ:渡辺大祐、ストーリー協力:映島巡、ムービーディレクター:生守一行、蒲原博、コンポーザー:浜渦正志、水田直志氏、鈴木光人氏、プロデューサー:北瀬佳範
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA ※画面は開発中のものです。