ガイア=エンドに織田信長の子孫が登場!?

 プレイステーション Vitaで楽しめる『サムライ&ドラゴンズ』は、古今東西のあらゆる生き物が存在する世界“ガイア=エンド”で、魔獣を率いた部隊を作り、ほかのプレイヤーとの激しい領地争いをくり広げるオンラインゲーム。さまざまな職業のキャラクターを操作して戦うアクションパート、施設を建て、自国を大きくするシミュレーションパート、“魔獣カード”を育成し、カードバトルで領地を広げるバトルパートの3つをプレイし、自分の戦績を上げていくのが目的だ。

▲初期に選べる職業は5つ。アクションパートのダンジョンをクリアーすることで、魔獣カードや装備品が手に入る。
▲シミュレーションパートの画面。自国の施設をレベルアップさせると、より強い魔獣のユニット(部隊)にすることができる。
▲領地争いは、バトルパートの魔獣バトルで決着をつける。戦闘に勝利することで、土地や、各地に点在する“塔”が自分のものになる。ほかのプレイヤーの本拠地を落とせば、自分の同盟の傘下に加えることも可能だ。

 この『サムライ&ドラゴンズ』は、2012年9月28日から第2シーズンがスタートする。2012年9月24日までを第1シーズンとし、成績上位のプレイヤーに報酬が与えられ、一部の戦績がリセットされた状態で新たなシーズンでの戦いを始めるのだ。この第2シーズンを紹介する新規のプロモーションムービーに、世界を舞台に戦うプロフィギュアスケーターである織田信成氏が起用されることが発表された。

[プロフィール]
織田信成(おだのぶなり)
1987年生まれ。戦国武将として有名な織田信長の末裔。元フィギュアスケーターの母である織田憲子氏に、幼少のころからフィギュアスケートを学ぶ。体のバネを活かしたジャンプに定評がある。

■戦績
2009年 四大陸選手権大会 4 位 入賞
2009年 ISU グランプリファイナル 銀メダル
2010年 バンクーバーオリンピック 7 位入賞
2010年 ISU グランプリファイナル 銀メダル
2011年 ユニバーシアード冬季競技大会 金メダル

 プロモーションムービーでは、第2シーズンの新要素の紹介に加え、プロデューサーであるセガの山田理一郎氏と、織田信成氏の対談パートを収録。その対談の収録は、埼玉県所沢市にある新光寺で行われることとなった。

▲写真右に座っているのが、山田理一郎氏。
▲『サムライ&ドラゴンズ』では、ダンジョンのボスとして登場する織田信長と戦うことができる。また、第1シーズンの覇者にだけプレゼントされる報酬のカードとして登場するなど、ゲームに深い関わりを持つキャラクターなのだ。対談では、織田信長が戦闘不能にしたプレイヤーの数が97万204人、プレイヤーが織田信長を倒した回数が41万1306回と発表。倒された回数の倍以上のプレイヤーキャラクターを織田信長が倒したことになり、その強さが伺える。
▲LEGEND織田信長のカード
▲LEGEND第六天魔王

 対談中の山田氏の「織田信長が先祖であることについて、どう思いますか?」という質問には、「小学校の歴史の授業で織田信長のことを詳しく学びましたが、まわりの友だちからすごくいじられましたね(笑)。いまは、フィギュアスケートでも成績を残すことができるようになって、フィギュアスケーターとしても皆さんに知ってもらえるようになったので、うれしいです」と答えた。

 また、今回の収録をするにあたり、織田信成氏は『サムライ&ドラゴンズ』を事前にプレイしたとのこと。「ほかのプレイヤーといっしょになってプレイすると、仲間意識が芽生えて楽しいですね。オンラインゲームは初めて遊んだのですが、ゲームの中でも人間どうしのコミュニケーションがあって、すごく感動しました」とゲームの感想を語った。

▲当日は、残暑がまだまだ厳しい炎天下での収録となった。「ふだんは涼しい場所(スケート場)で活動しているので、暑いのは苦手です(笑)」と収録の合間に笑顔で話す織田氏が印象的。

 収録の最後には、「ユーザーの皆さん、第1シーズンお疲れ様でした。第2シーズンもゲームを極めていただいて、私のご先祖である織田信長をたくさん倒して、ゲームを楽しんでください。私の戦い(フィギュアスケート)のほうですが、昨シーズンは負けが多かったので、今シーズンは新たな気持ちで試合に臨みたいと思っています。いまは、全日本選手権で世界選手権の切符を得ることがひとつの目標です。まずは、全日本選手権でいい演技ができるようにがんばりたいです」とコメントした。

 プロモーションムービーは、『サムライ&ドラゴンズ』の公式サイトのほか、ファミ通.comでも見られるので、今回の対談の詳しい模様は、映像でチェックしてほしい。

※『サムライ&ドラゴンズ』の公式サイトはこちら
※プロモーションムービーはこちら

戦いだけではなく、息抜きも必要。挑戦し続けるためのコツとは?

 また、プロモーションムービーの収録後に、山田氏と織田氏へインタビューを行う機会があったので、収録の感想などを伺った。

――まず山田さんにお伺いしたいのですが、今回のプロモーションムービーに織田信成氏を起用した理由を教えてください。

山田理一郎氏 定例ミーティングで話が出たのですが、最新のプロモーションムービーを撮影するときに、誰かゲストを呼びたいということになりまして。最後のボスとして登場する織田信長ですが、こんなにキャラクターが立っている日本人っていないよねという話になって、それなら、(末裔である)織田信成さんに登場していただきたいなと。また、織田信長はいろいろなゲームに登場しますが、どこのゲームメーカーも勝手に登場させているわけですよね。それなら、ゲームメーカーを代表して、一度織田さんに会って話をしないといけないと思ったんです(笑)。

――なるほど。織田さんにお伺いしたいのですが、そういった映像への起用のお話を受けて、どう思われましたか?

織田信成氏 びっくりしましたが、とてもうれしかったです。私自身フィギュアスケートと関係なく、こういったお仕事を受けた経験がなかったので、「自分でいいのかな?」と思ったのが第一印象でした。

――収録を終えていかがでしたか?

織田信成氏 暑かったですね(笑)。でも、山田さんとゲームやそれ以外の話題についてお話しすることができて、楽しかったです。

山田理一郎氏 トップアスリートの方とお話しさせていただく機会はそうないので、私も非常に楽しかったです。

――織田さんにご質問させていただきたいのですが、ご自身の先祖がゲームのキャラクターのモチーフになることについて、どう考えられていますか?

織田信成氏 よく聞かれます(笑)。織田信長がご先祖様だという意識はあるのですが、お会いしたこともないので、じつはそれほど特別な感情を抱いたことはないんですよ。

山田理一郎氏 ゲームで織田信長を操作したことなどはあるんですか?

織田信成氏 ゲームではあまりないですね。父が織田信長にまつわる小説をたくさん持っているので、その本を読んだくらいでしょうか。

――ご自身はそれほど歴史に興味がないのでしょうか?

織田信成氏 文系なのですが、日本史は苦手でした(笑)。どちらかというと、世界史のほうが得意でしたね。

――『サムライ&ドラゴンズ』は、ほかのプレイヤーとの戦いを日々くり広げていくのですが、織田さんが考える“戦い続けるコツ”を教えてください

織田信成氏 日々の体調とコンディションを万全にしておくために、睡眠と食事と体のケアは絶対に欠かさないことですね。また、体も大切ですけど、心のケアも大切です。練習だけではなく、息抜きをしながら戦いを続けていくことが必要だと思います。

――ありがとうございました。それでは最後に、山田プロデューサーからユーザーにメッセージをお願いいたします。

山田理一郎氏 第2シーズンがいよいよ始まります。『サムライ&ドラゴンズ』は、皆さんの声をいただいてどんどんパワーアップしていきますので、今後もよろしくお願いいたします。

▲今回の対談中に、織田信成氏が『サムライ&ドラゴンズ』の魔獣カードとなって登場することが、急きょ決定した。どのような形でカード化されるのかは未定だが、ゲームのファン、織田信成氏のファンは、今後の情報に注目しよう。
▲また、映像の収録前には、新光寺にてゲームのヒットを祈願した“護摩焚き”を行った。さまざまな魅力に溢れる『サムライ&ドラゴンズ』の第2シーズンは、2012年9月28日から開始となるので、ぜひプレイしてほしい。ガイア=エンドの大地が、プレイヤーを待つ!!