さらなる進化を遂げた『ポケットモンスター』の冒険が始まる
ポケモンから2013年10月に発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『ポケットモンスター X・Y』の新情報をお届け。今回はパッケージ画像を始め、プレイヤー自身となる主人公などや、冒険の舞台となる“カロス地方”などの情報を紹介しよう。
■『ポケットモンスター』はこんなゲーム!
『ポケットモンスター』シリーズは、プレイヤー自身が主人公となり、ポケットモンスター(略してポケモン)という不思議な生き物たちとともに冒険を進めていくRPG。ストーリーをひとりで楽しむだけでなく、友だちといっしょにポケモンを交換したり、対戦をしたりして楽しむことができるのも本作の大きな特徴となっている。『ポケットモンスター』の冒険は、ポケモンを育て、ともに暮らす“ポケモントレーナー”として、3匹のポケモンの中からパートナーとなるポケモンを選び、旅に出るところからスタートする。
主人公は、旅の途中でたくさんのポケモントレーナーと出会い、互いのポケモンで勝負を行う。また、野生のポケモンを見つけてバトルをすることもあり、バトルを通じてたくさんのポケモンと絆を深めていく。
『ポケットモンスター』シリーズでは、作品ごとに新しい冒険の舞台が待っており、冒険の中では、さまざまな人々とのふれあいや、伝説として語られるポケモンとの出会い、悪の組織との対決など、いくつものドラマが待っている。最強のポケモントレーナーを目指すもよし、すべてのポケモンを集めるもよし、自分の思うままに世界を旅することができる。
■パッケージを飾る伝説のポケモン
『ポケットモンスター X・Y』のパッケージを公開。パッケージは2匹の伝説のポケモンが飾っており、『ポケットモンスター X』にはゼルネアス、『ポケットモンスター Y』にはイベルタルの勇姿が描かれている。また、『ポケットモンスター X』の冒険にはゼルネアス、『ポケットモンスター Y』の冒険にはイベルタルが登場する。
※『ポケットモンスター X』と『ポケットモンスター Y』間で、通信・対戦・ポケモンの交換ができます。
■プレイヤー自身となる主人公
『ポケットモンスター X・Y』では、男の子と女の子から主人公を選ぶことが可能。また、今作では性別だけでなく、見た目の雰囲気も選べるようになり、好みの姿の主人公になって、冒険へと旅立とう。
■冒険の舞台“カロス地方”
『ポケットモンスター X・Y』の舞台は、美しい空の下、森の恵みにあふれた“カロス地方”。ここでは、カロス地方の中心にある街“ミアレシティ”の様子を紹介する。
■パートナーのポケモンを選んで冒険を始めよう!
ポケモントレーナーとしての冒険は、パートナーとなるポケモンを選ぶところから始まる。『ポケットモンスター X・Y』で最初のパートナーの候補となるポケモンは、ハリマロン・フォッコ・ケロマツの3匹だ。
<最初のパートナー候補となる3匹のポケモンの特徴を大公開!>
ハリマロン
■分類:いがぐりポケモン
■タイプ:くさ
■高さ:0.4m
■重さ:9.0kg
頭と背中を、硬いカラで覆われているポケモン。攻撃を受けても、このカラで衝撃を吸収して身を守る。頭のトゲは力を込めることでするどく尖り、硬くなる。好奇心が旺盛で、よくトラブルに巻き込まれるが、小さなことは気にしない大らかなポケモン。
フォッコ
■分類:キツネポケモン
■タイプ:ほのお
■高さ:0.4m
■重さ:9.4kg
ほのおタイプのポケモンで、耳から吹き出す熱気は摂氏200度を超えることも。小枝が大好物で、持ち歩いておやつ代わりに食べたりする。感情の起伏が激しいポケモンで、イライラしたりもするけれど、自分のトレーナーのためにはいちずに行動するぞ。
ケロマツ
■分類:あわがえるポケモン
■タイプ:みず
■高さ:0.3m
■重さ:7.0kg
ビルの3階の高さまでジャンプすることができる身軽なポケモン。胸と背中から出ている泡は弾力があり、相手の攻撃から身を守る。相手の顔に向かって飛ばすことで、視界を奪ったりすることも。ぼんやりしているように見えるが、それは見せかけ。実は抜け目なく、周囲の様子をうかがっているのだ。
<ポケモン図鑑を埋めていこう!>
最初のパートナーとなるポケモンといっしょに、冒険の始まりに手に入れることになるのが“ポケモン図鑑”。『ポケットモンスター X・Y』の世界では、選ばれた子どもだけが、このポケモン図鑑を受け取ることになる。ポケモン図鑑は、冒険の中で見つけたり、捕まえたりしたポケモンの姿や特徴、生息地などが記録されていく、ハイテクな道具。この図鑑に、より多くのポケモンを記録させていくことも、冒険の目的のひとつとなる。広大なカロス地方に棲息するたくさんのポケモンたちは、3つのエリアに分けて登録されていくので、まだ見たことのないポケモンたちを、どんどん記録させていこう。
■バトルをして、ポケモンを育てよう
パートナーとなるポケモンを選び、ポケモン図鑑を手に入れると、いよいよポケモントレーナーとしての冒険の旅が始まる。
そのためにまず大事なことは、自分のポケモンを育てること。ポケモンを育てるためには、野生のポケモンとバトルをしたり、ほかのトレーナーと勝負をする必要がある。
<草むらに入って、野生のポケモンとバトル!>
まだ、パートナーとなるトレーナーがおらず、自分だけで行動するポケモン。それが、野生のポケモンだ。野生のポケモンと出会う方法は簡単。街の外を歩いているといたるところにある草むらの中をガサガサ歩けば、野生のポケモンと出会うことができる。
ければそのまま通り過ぎることもできる。ポケモンが弱っているときは、こっそり通りすぎるのも手だ!
<バトルに勝利すれば、ポケモンが成長!>
バトルに勝利すれば、ポケモンは経験を積み、成長してレベルが上がっていく。初めは少ない種類のわざしか使うことのできなかったポケモンたちも、バトルを重ねて成長すると、さまざまなタイプのわざを覚え、より個性を持ったポケモンになっていく。冒険の中でより頼もしいパートナーへとポケモンを育てていこう。
さらにレベルが上がれば……いろいろなわざを使うことができる!
<けれど、同じポケモンだけを育てても……>
こうしてバトルに勝利していけば、どんどんポケモンは強くなっていく。しかし、1匹のポケモンだけが強くても、バトルで勝ち続けることはできない。ポケモンには“タイプ”の相性があり、せっかくわざを使っても、相性のよくない相手には“こうかがいまひとつ”となってしまい、本来の効果を発揮することができないのだ。いくら強く育てたポケモンでも、タイプの相性によって苦戦を強いられてしまう。そこで、どんなタイプのポケモンとも有利に戦うことができるようになるためには、“新しいポケモンを仲間にすること”が重要なのだ。
■ポケモンを捕まえて仲間にしよう!
新しいポケモンを仲間にするために活躍するのが、野生のポケモンを捕まえるための道具“モンスターボール”。まずは草むらに入って野生のポケモンを探し、バトルをしよう。バトルで相手のポケモンが弱ってきたらチャンス! 弱ったポケモンめがけてモンスターボールを投げれば、そのポケモンを捕まえて、仲間にすることができる。
相手のポケモンが十分に弱っていれば、モンスターボールで捕まえることができるはず。でも、ときにはモンスターボールからポケモンが飛び出して、失敗してしまうことも……。
ポケモンにモンスターボールを投げると、しばらくボールが揺れて……揺れが止まれば捕獲成功! 揺れるボールを見つめる間は、手に汗握る思いだ!こうして新しいポケモンを仲間にして、自分だけのチームを作り、ポケモンたちとの絆を深めていくことがポケモンとの旅の醍醐味なのだ。
■新ポケモンも続々登場
『ポケットモンスター X・Y』では、このように最初に選ぶパートナー以外にも、野生のポケモンやほかのトレーナーのポケモンとして、たくさんのポケモンが登場。そんなポケモンたちの中から、『ポケットモンスター X・Y』から新しく登場するポケモンを4匹紹介する。
エリキテル
■分類:はつでんポケモン
■タイプ:でんき・ノーマル
■高さ:0.5m
■重さ:6.0kg
太陽の光を浴びることで発電をすることができるポケモン。その電気を使って機械の充電をしたりすることもできる。発電した電気は自分のエネルギーになるので、エサを食べなくても活動することができる。臆病なポケモンなので、発電中に敵の気配を察知すると、逃げ出してしまうぞ。
『ポケットモンスター X・Y』で新たに登場するわざ“パラボラチャージ”! 相手のポケモンでだけでなく、まわりにいる味方のポケモンにもダメージを与えるが、そのダメージの半分、自分のHPを回復させることができる。味方のポケモンのタイプを確認して、効果的に使っていこう!
ヤヤコマ
■分類:コマドリポケモン
■タイプ:ノーマル・ひこう
■高さ:0.3m
■重さ:1.7kg
鳴き声が美しいことで知られ、人懐っこいために多くのトレーナーに人気のあるポケモン。一定の法則でしっぽを振ることで、仲間とコミュニケーションを取ることができる。バトルになると一転、猛烈な攻撃をしかける。
ほのおタイプの技“ニトロチャージ”! 攻撃した後に、さらに自分のすばやさが上がる特徴を持つ。連続して使うことで、一気にたたみかけることができそうだ。
ヤンチャム
■分類:やんちゃポケモン
■タイプ: かくとう
■高さ:0.6m
■重さ:8.0kg
くわえた葉っぱがトレードマークのポケモン。相手をいかつい顔でにらみつけるが、いまひとつ迫力にかけるため、あまり効果がない。おまけに、頭をなでられると、つい顔がにやけてしまうのだ。
『ポケットモンスター X・Y』で新たに登場するわざ“すてゼリフ”! 相手のポケモンの能力を下げつつ、控えのポケモンと交代する。使われると、悔しい気持ちになりそうだ。
ゴーゴート
■分類:ライドポケモン
■タイプ:くさ
■高さ:1.7m
■重さ:91.0kg
穏やかなポケモンで、背中に人を乗せることができる。トレーナーのことをとてもよく観察しており、背中に乗ったトレーナーがツノを触ったときの感触で、気持ちを読み取ることができる。
くさタイプのわざ“ウッドホーン”!攻撃で相手のポケモンに与えたダメージの半分、自分のHPを回復することができる。ピンチのときに頼もしいわざ。
ミアレシティで、人を乗せて歩くゴーゴート。広大なミアレシティでは、街の中を効率よく移動するために、ゴーゴートに乗せてもらう人も多い。人々の生活の中に、ポケモンがすっかり溶け込んでいることが、よくわかるひとコマだ。
<タイプについて>
今回紹介したポケモンたちは、でんき・ひこう・かくとう・ノーマルというタイプを持っている。すでに紹介しているハリマロンのくさ・フォッコのほのお・ケロマツのみずと同じように、今回登場したタイプにも、それぞれ得意・不得意がある。『ポケットモンスター X・Y』に登場するタイプは、このほかにもまだまだたくさんあるので、タイプの相性を理解してポケモンのバトルを有利に進めよう。