格ゲー攻略ライターがレビュー!
アークシステムワークスより好評発売中のプレイステーション4・プレイステーション3用ソフト『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)』。2014年12月18日より、新キャラクターのレオ=ホワイトファングがダウンロードコンテンツとして配信される。今回は、格闘ゲーム攻略ライターとして活躍するH.Hがレオをいち早くプレイ。そのインプレッションをお届けする。
飛び道具や突進攻撃や無敵必殺技に加え、特殊な構えモーションや当身技など、あらゆる攻撃手段が装備された獅子王レオ。彼は所持している必殺技の種類が多いものの、それぞれの役割はわかりやすい。クセの強い攻撃を用いなくても、基本的な攻防に必要な行動を覚えてしまえばキャラクターの操作に困ることは少ないハズだ。
レオはダッシュの移動距離が短いので、地上戦はじっくりと立ち回り、リーチの長い攻撃や飛び道具を用いてペースを作っていく形になりそうだ。その中からスキを見て一気に間合いを詰める突進攻撃や、中間距離で便利な立ちKなどを用いて攻め込むのが強そうだと感じた。
レオの最大の特徴は、“ブリュンヒルドの構え”だろう。この構えには、通常状態でのHS攻撃や投げ、一部の必殺技から移行できる。構え中はガードやジャンプはできないものの、ダッシュで相手の裏に回り込めたり、Dボタンで強力な当身技である“カーンシルト”をくり出すことが可能。コンボでダウンを奪った後に“リバーサル必殺技”を読んでカーンシルトを置いたり、投げに来る相手には無敵時間のあるHS版“アイゼンシュトルム”で迎撃したりと、おもしろい読み合いが展開できそう。
構え中専用の覚醒必殺技“シュタイルヴァービル”は攻撃力が高く、ヒット時は追撃も可能となっているのでコンボの発展性にも期待大。以上の通り、レオは動きの幅がとにかく広い印象を受けた。扱うプレイヤーを満足させてくれる事は間違いなしなので、気になる人はダウンロードしてみてはいかがだろうか?
レオの主要技インプレッション!
・立ちK
前進しながらの膝蹴り攻撃。ここから近距離S→立ちHSにつなげばコンボ始動が狙いやすいので、中間距離で頼れる技となりそう。
・レバー前+P
対空攻撃。ジャンプキャンセルがかかるので空中コンボに持ち込みやすいぞ。
・ジャンプD
急降下攻撃。着地のスキはかなり短いので、空中からの接近手段として便利。
・S版グラヴィエットヴァーダ
発生の速い飛び道具。通常攻撃がガードされた時のフォローや、中間距離での牽制にもってこいの技だ。
・カルタスゲシュトゥーバー・エアースト
地上コンボの要。前進してから攻撃するので立ちHSからつなぎやすく、ここから派生技に繋ぐことで簡単にダメージを伸ばすことができる。
・ズィーガシュパラーダ
空中コンボの締め技に利用。ヒット時はダウンにはならず、相手を地上に引き起こす特殊な性能になっている。この後はブリュンヒルドの構え状態になるので、攻めの可能性が広がりそうだ。
・カーンシルト
ブリュンヒルドの構え中にDボタンでくり出す当身技。打撃攻撃を跳ね返して相手を吹き飛ばす。空振り時のスキも少なく、画面端では壁張り付き効果もあるおもしろい技だ。
今回のレビューでわかった簡単なコンボを動画で紹介!
1 立ちK→近距離S→立ちHS→カルタスゲシュトゥーバー・エアースト→ツヴァイト(派生)→ドリット(派生)
立ちKから必殺技で締めるコンボ。地上戦のダメージ源となる基本形レシピ。
2 (空中の相手に)レバー前+P→ジャンプ→S(2ヒット)→ジャンプキャンセル→K→HS→ズィーガシュパラーダ
対空コンボ。レバー前+Pからジャンプキャンセルして空中コンボに持ち込もう。
3 ダスト→HS→HS→S(2ヒット)→ジャンプキャンセル→S(2ヒット)→HS→ズィーガシュパラーダ
中段攻撃のダストアタックからのコンボ。ズィーガシュパラーダは空中ヒットさせればどんな高度からでも地上に叩き落とせるのだ。
4 (ブリュンヒルドの構え中)P→K→S→カルタスゲシュトゥーバー・ドリット
構え中のコンボ。構え中のHSはキャンセルが不可能なので、Sから必殺技に繋ぐといい。
5 (ブリュンヒルドの構え中)カーンシルト→HS版グラヴィエットヴァーダ→立ちK→近距離S→立ちHS→カルタスゲシュトゥーバー・エアースト→ツヴァイト(派生)→ドリット(派生)
構え中の当身からのコンボ。吹き飛ばした後の追撃猶予は大きいので、HS版グラヴィエットヴァーダからコンボ1を狙うことができるぞ。立ちKはダッシュ立ちKにできると遠い位置からでもつなぎやすいのがポイント。
CPUとの対決動画!
レオの登場シーンや勝利演出など、テキストではお伝えしきれない部分を、CPUが操るカイとの対決でお届けする。※BGMはカイ=キスクのものです。
■著者紹介:H.H
アーケードゲーム専門誌アルカディアを中心に格闘ゲーム攻略ライターとして活動。「現役プレイヤー」を名乗りながらも、最近はメーカー公式生放送にてゲーム開発者に敗退し、某編集部では声優にも負ける姿が見られている……。いつの日か攻略ライターとしての威厳を取り戻すべく、虎視眈々と復権を狙っている最中。