麥谷P、レンジャー覚醒武器の実装時期についてもポロリ
2016年5月3日、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で行われた大型オフラインイベント“Pmang感謝祭”。ステージプログラムで、PC用MMORPG『黒い砂漠』の公開生放送が行われた。その模様をリポートする。
放送には『黒い砂漠』生放送のレギュラーである日本運営プロデューサー・麥谷将人氏、MC・佐藤仁美さん、ネットタレント・榊原あやさんが登壇。PVによるオープニングの後にステージに揃った3人は、サービスについて発表された2015年3月19日から最新のアップデート日である2016年4月20日まで、スライドを使って振り返っていった。
そして、続く話題は“現在の『黒い砂漠』”について。ここでは全ユーザーのプレイデータを元に集計されたデータや、1周年企画として事前に公式ホームページで集計されたユーザーアンケートの結果などを公開!
ユーザーの男女分布やクラス分布、個人資産ランキングといった、『黒い砂漠』プレイヤーなら一度は気になったことのあるデータを公開。さらには“馬に付けている名前ランキング”や“恋人・結婚相手に選ぶNPCランキング”、“プレイヤーに聞く砂漠『あるある』話”など、ユーモラスなデータも紹介され、会場の観客や生放送の視聴者も大盛り上がりであった。
視聴者プレゼントの行方は……?
続いては『黒い砂漠』公式生放送ではお馴染みの時間である、視聴者プレゼントをかけた麥谷氏 VS 榊原さんの対決企画。
今回はキャラメイキング対決が予告されていたが、公開生放送用に内容を“視聴者の皆様でジャッジ!誰が作ったキャラメイク化を当てよう!”というコーナーにチェンジ。事前に作成された5人のソーサレスから、生放送の視聴者が麥谷さん、榊原さん、佐藤さんの3人が作ったキャラクターを当てる毎に、プレゼントが増えるというルールとなった。
過去の放送を振り返ると、榊原さんのポテンシャルが発揮されてきたのはもちろん、ヒントが出たり麥谷氏がハンディキャップを背負ったりで、必ず視聴者プレゼントを獲得してきたこの企画。しかし、今回ばかりはほぼノーヒントで視聴者がガチ解答することになり、結果はなんと正解数0!
このままでは「視聴者プレゼントはなし……」と、いうことになってしまったが、そこは何だかんだで優しい麥谷さんである。自ら「あやたん(榊原さん)と僕で染色バトルして、あやたんが勝ったらプレゼントしますよ」と提案し、延長戦に突入。
……ちなみ、その勝敗を下すのは現場の観客。もちろん、観客たちは総じて『黒い砂漠』プレイヤーである。そう、冷静に考えなくても榊原さんが勝利する出来レースなのだが、突っ込むのは野暮だ。
言わなくてもわかると思うが、判定タイムでは“カルフェオンレッド”の染色剤を使って、ラル・アシレンアバターを真紅で染め上げた榊原さんに観客たちの大きな拍手が。結果、見事視聴者全員に“ヴォルクスの叫び×7個、アイテム増加スクロール×7個”という豪華報酬が贈られることになった。あやたん、流石だぜ!
噂のシャイ族も忘れてない!
そんなコーナーで盛り上がっていると、約1時間40分のステージもあっという間に後半戦へ。ここからは近日の予定や、6月以降のロードマップを紹介していった。数も多いので 以下でその内容をまとめてご紹介する。
■1周年記念して、2016年5月11日(水)からログインキャンペーン開催
1周年を記念して、ゲームへのログインキャンペーンを実施。ゲームにログインすることでアイテムを入手できるほか、最大25日ぶんのログインを達成した中から2000名に3000円ぶんのWebMoneyがプレゼントされる。また、1stANNIVERSARY記念アクセサリーとして、[1周年記念]深編笠、[1周年記念]狐のお面のアバターが、両方配布される。
■5月11日(水)から1周年特別イベント開催
5月11日(水)~6月8日(水)の期間、戦闘や採取で1周年アイテムがドロップするイベントを開催。3つ集めて合成すると、ボス装備や水晶などを獲得できるという。
■アプリ『コミコミ』に『黒い砂漠』が登場
画像に台詞をつけてSNSに投稿できるアプリ『コミコミ』に、『黒い砂漠』の画像が24種登場。ペンギンがかわいい。
■クラウドファンディングによる動物保護支援を実施
本作のコンテンツでも人気のペットたち。それにちなんで、現実の動物保護支援を行うクラウドファンディングを実施。詳細は今後発表予定(ちなみに、2016年5月11日(水)までは熊本地震復興支援チャリティーも行われているので要チェック)。
■新ペットに柴犬が登場
新ペットに柴犬が登場。すでにゲーム内のショップで販売されている。
■日本全国で『黒い砂漠』オフラインイベント開催
日本全国を駆け巡る、大型オフラインイベント“黒い砂漠キャラバン”が実施される。開催場所は北海道、九州、中国、近畿、中部、東北、関東の全7ヵ所だ。
■7月以降 くノ一以降のクラスも覚醒武器が順次実
先行サービスが行われている韓国では、すでにツバキまで実装が決まっている覚醒武器。日本でも順次配信されていくほか、まだビジュアルイメージのみだがくノ一、忍者、ウィッチ、ウィザードの覚醒武器も正式にお披露目された。
忍者は刀。くノ一はチャクラム。ウィッチ&ウィザードは両手にオーラの塊のようなものを装備して戦うとのことなので、続報を期待しよう。
■3つの大規模な新エリアを順次開放
海洋エリア、エルフの地 カーマスリビア、ジャイアント族の地 ドリガン(仮)という3つの大規模な新エリアが順次開放される。
イメージビジュアルを見るとわかりやすいが、海洋エリアは現在実装済のエリアをすべて含めたよりも遥かに大きなエリア。砂漠同様に位置の把握ができないとのことで、まさしく大海原での大航海を楽しめそうだ。これに合わせて海底での冒険や、釣りのパワーアップ、“航海術”と呼ばれる海上生活専用のレベル、帆船やガレー船といった船など、新たな要素も多数追加となる。
エルフの地 カーマスリビアは、カルフェオンの南西に位置する、緑の森で覆われた土地。女王が統べる“グランディル”が首都とのことで、おそらくこの首都も新たなロケーションとして登場するだろう。また、これに合わせてべディル(仮)が開放される。
ジャイアント族の地 ドリガン(仮)は、その名の通りジャイアント種族の領地。位置はトレントの南あたり。過去はドワーフの地であり、エルフ、ドワーフ、ジャイアント種族間の関係が描かれる地となるとのこと。
■9世代の馬が実装
9世代の馬は、現存の交配とは異なる方法で入手が可能になる予定で、速度に変化はないが、特別なスキルを覚えている。麥谷氏の解説によれば、画像の一番左が攻撃スキルを持つ地獄馬。中央がジャンプ中にふわっと滑空するペガサス。右がプレイヤーにバフを与えるユニコーンとのこと(各名称は仮のもの)。
■新クラスにダークエルフ(仮)が登場
エルフ種族特有の俊敏な身のこなしで巨大な太刀を操るダークエルフが実装。補助として魔法も使用するようだ。カーマスリビアと根強い関係性を持っていることから推測するに、実装はカーマスリビアの開放時か……?
以上が発表内容のまとめとなる。このほか、終演前には会場で麥谷氏は音声チャットや、手配者システム、戦車の実装に関しても明言。このほか、かねてより噂の新クラスとして名前の挙がっていたシャイに関しては「開発元も、一応予定していると聞いています」とコメントしたり、レンジャーの覚醒武器に関しても「5月中に来ます」と暴露していた。
ユーザーを飽きさせない、多数のコンテンツを配信し続ける『黒い砂漠』。今回の生放送で、サービス2年目となる今年度も、たくさんのわくわくを体験させてくれることをあらためて実感させてくれた。今後もその発展を期待しよう!