Win10版だけでなくPE版とのマルチプレイも可能
人気サンドボックスアドベンチャーゲーム『マインクラフト』のWindows 10 Editionが、VRヘッドマウントディスプレイOculus Riftに正式対応した。すでにWin10版の最新バージョンがインストールされている場合、Oculus Storeで配信されている追加プログラム経由で本作を起動することで、VRでの『マインクラフト』が楽しめる。
なお、ベースになっているWin10版が日本語ローカライズ済みなので、VRモードでも日本語でのプレイが可能。クリエイティブモードやサバイバルモードの仕様もWin10版と同様だ。またすでに配信済みのGear VR版と同様に、VRで遊んでいるわけではない通常のWindows 10 Editionのプレイヤーや、モバイル版である『Minecraft: Pocket Edition』(PE版)のプレイヤーとのマルチプレイも対応している。
VRモードで起動すると、VR関連のさまざまなオプションが利用可能。酔い対策もいろいろ用意されており、フルに視界を没入させてプレイする以外に、“マインクラフト世界の部屋の中のテレビでマインクラフトを遊ぶような体験”ができる、バーチャルリビングルームで遊ぶこともできる(うーん、我ながら書いていてややこしいが、実際どんなものかは映像をチェックされたし)。
基本的にはOculus Rift付属のXbox Oneコントローラーでプレイすることを念頭に置いて設計されているものの、マウス&キーボード操作にも対応(ヘッドマウントディスプレイを被っていると手元が見えないが)。
また操作系については“VRコントロール”が用意されている。これをオンにすると、左アナログスティックで左右回転を入力した際に回転が一定角度ごとに行われたり、カーソルやジャンプがVRに最適化されるなど、操作を調整して酔いの可能性を低減する。
一方で、“クラシックコントロール”を選べば、アナログスティックでの任意の回転+自分の顔の向きによる自由な視界操作が可能な、フルに没入した体験ができる。酔いに強い人向けのハードコアな設定となるが、自分がマインクラフト世界に飛び込んだかのような体験はなかなか格別。耐性チェックも兼ねて、一度は試してみて欲しいところ。
なお本バージョンは、今年後半に別売りで販売予定のRift対応モーションコントローラー“Oculus Touch”にも対応予定となっている。これを使うと、自分の手も没入させた、さらに直感的なプレイが可能になるはずだ。