海外インディーパブリッシャーの雄がTGS初上陸
ロンドンのゲームスタジオNerialの『Reigns』が、海外インディーパブリッシャーのDevolver Digitalからマルチプラットフォームでリリース。対応しているのはiOS、Android、Steam(PC/Mac/Linux)で、価格はプラットフォームにより異なり、298円から360円で販売されている。
本作では中世のとある国の国王となり、次々と起こるハプニングに対して王としての判断を示していく。トンチキな部下への処罰、増税、派兵、儀式、結婚、賭けの提案……さまざまな出来事がカードの山から登場するので、左右のスワイプ(Steam版ではクリック)の2択で回答するのだ。
しかし王国には4つのパラメーターがあり、どれかが上がりすぎても、下がりすぎても、クーデターが起きたりして死亡。次の王の治世からやり直しになる。めちゃくちゃ緩くて最強にシンプルかつお手軽な王国シムとも言えるだろう。ゲームショウで並んでいる間の暇つぶしにでもいかがだろうか。
なおいずれのバージョンも、海外インディーゲームのローカライズとパブリッシング支援を行う架け橋ゲームズにより、そんなゲームの雰囲気を反映した緩めのテキストで日本語化が行われている。
またDevolver Digitalでは、同じく架け橋ゲームズの協力により、本日よりビジネスデーが開幕する東京ゲームショウのインディーゲームコーナーにブース出展を行う。『Downwell』や『はーとふる彼氏』などの日本勢のゲームを含む既発タイトルを中心に、2017年にSteamとPS4でリリース予定の『Eitr』もプレイアブル出展予定。
『Eitr』については昨年のE3に出展されたデモのプレイリポートを本誌でお届けしたが、耽美でダークなドット絵に彩られた、2Dのダンジョン探索型アクションRPG。ダークソウルやディアブロシリーズの影響を受けており、内容的にもビジュアル的にもかなりいい具合に仕上がっているので、プレイする機会のある人はぜひトライしてみて欲しい。