2017年12月7日発売のプレイステーション4ソフト、『龍が如く 極2』(以下、『極2』)。新たなゲームエンジン“ドラゴンエンジン”によって、オリジナル版の『龍が如く2』(2006年発売/PS2)がまったく別次元のクオリティーで作り直された本作だが、「まさにいま遊んでいる!」という方や、「この年末年始に楽しむつもり!」という方も多いことだろう。

真島ファン必見! 『龍が如く 極2』コラボラーメン“真島組!解散らぁ麺”を横山昌義氏が試食_01
真島ファン必見! 『龍が如く 極2』コラボラーメン“真島組!解散らぁ麺”を横山昌義氏が試食_12
『龍が如く 極2』には、オリジナル版の『龍が如く2』にはなかったエピソード”真島編”が収録。操作キャラクターとして真島のバトルアクションが楽しめる。

おなじみのコラボラーメン企画が今回も真島ファンの聖地で!

 そんな本作だが、現在、東京・北千住の人気ラーメン店、“みそ味専門 マタドール”でコラボラーメン“真島組!解散らぁ麺”の販売が行われているのをご存じだろうか。実在店舗とのコラボ企画が多い『龍が如く』シリーズだが、ラーメン好きのあいだでは知られる岩立伸之氏が店主を務める“みそ味専門 マタドール”との結び付きは強く、ラーメン・つけ麺の通販サイト“宅麺.com”のプロデュースによるコラボ企画は『龍が如く 維新!』以来、なんと5回目となる。

 “みそ味専門 マタドール”店主の岩立氏は熱烈な『龍が如く』シリーズファンなのだが、中でも武闘派で鳴らす“狂犬”真島吾朗への想い入れは特別。過去4回のコラボ企画でも『龍が如く 維新!』の“沖田のブラッディー味噌らぁ麺”、『龍が如く0 誓いの場所』の“支配人の金(カレー)味噌らぁ麺”、『龍が如く 極』の“どこでも真島らぁ麺”、『龍が如く6 命の詩。』の“真島黄金塩らぁ麺”と、すべて真島吾朗をテーマにしたオリジナルメニューを考案するなど、並々ならぬ力の入りようだ。

 以下では、2017年12月某日、『極2』のチーフプロデューサー・横山昌義氏(セガゲームス)が“みそ味専門 マタドール”を訪れ、コラボラーメン“真島組!解散らぁ麺(貝酸辣麺)”を実食した模様をリポートする。

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東京・北千住にある“みそ味専門 マタドール”。北千住駅の東口を出て、バスロータリーのある十字路を左折したところにある。紹介するコラボラーメンは、近くにある姉妹店“牛骨らぁ麺マタドール”では販売していないので注意!

名前はダジャレだが、味はバツグン!

 コラボラーメンの“真島組!解散らぁ麺(貝酸辣麺)”だが、今回は『龍2』のストーリー中で、自ら組を解散する真島吾朗をイメージしたという。そんなピンポイントのシチュエーションをいったいどう表現するのか興味深いところだが、その商品名から読者の皆様も薄々お気づきの通り、“解散(かいさん)=貝酸(かいさん)”という、ド直球の駄洒落を採用。岩立氏は、「真島吾朗の大ファンで、毎回そのモチーフでコラボラーメンを作らせていただいているのですが、今回は真島組解散のシーンを貝と酸味で表現しました。最初はピリッと辛みと酸味が強い感じですが、だんだんと麺となじんでまろやかになってくると、貝のうまみがグッと出てきます」と、その味わいについて解説。

 また、「『龍が如く』ファンの皆さんはご存じの通り、真島吾朗は破天荒でパンチの利いた部分がありつつも、じつはとても温かいものをもっている人物。そんな真島吾朗という人物を、時間差で味が変わっていく演出で表現しました」と、今回のコラボラーメンのコンセプトを語った。

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『龍が如く 極2』チーフプロデューサー・横山昌義氏(写真左)と、みそ味専門 マタドールの店主・岩立伸之氏(写真右)。岩立氏のヘルメットは真島リスペクトのものだが、ふだんから着用しているわけではない。
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こちらが“真島組!解散らぁ麺(貝酸辣麺)”。さっぱりとした酸辣(サンラー)と、流行しつつあるという貝出汁の旨味のハーモニーが新鮮なメニューとなっている。

 さて、コラボラーメンを食した横山氏の反応だが、じつは横山氏は酸味の強いラーメンが苦手とのこと。ただし、この“真島組!解散らぁ麺(貝酸辣麺)”については、「ちょうどいい酸味で、そのあとにしっかりと貝の旨味がくるので美味しく食べられる」と太鼓判。「いままでの(みそ味専門 マタドールとの)コラボラーメンの中でいちばん好きかも」という発言も飛び出す高評価だった。

 ちなみに、岩立氏によると、“真島組!解散らぁ麺(貝酸辣麺)”に使われている麺は特殊なもので、加水率(麺に含まれる水分。高いほどつけ麺で使われるようなモチモチした食感になり、低いととんこつラーメンに使われるような硬め食感になる)が低めでありながらもモチモチ感があり、のど越しのいいものを使っているとのこと。たしかに、独特の食感と味わいのある麺は、ふだんあまりお目に掛からないもので、独特の食感と味わいは特徴的。アサリ、ムール貝、ホタテの小柱が入り、貝の旨味がたっぷりと染み渡ったスープは、まったくクドさがなく、グイグイと飲み干せる味わいだ。

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食した瞬間、顔を綻ばせる横山氏。貝類が大好物とのことで、スープと麺のうまさを絶賛していた。
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▲あっという間に“真島組!解散らぁ麺(貝酸辣麺)”を完食した横山氏。
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試食のあとには、恒例となっている店内ポスターへのサインも。来店した際は確認してみるといいだろう。
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そして、おなじみのツーショット写真。それにしても、岩立氏のヘルメットが似合いすぎ!

通販でもそのままの味わいが楽しめる!

 「超うまそうだけど、遠くて北千住には行けないよ!」という読者に朗報。前述の通り、本コラボはグルメイノベーション社が運営するラーメン・つけ麺の通販サイト“宅麺.com”がプロデュースしており、“お取り寄せ”の通信販売が行われている。こちらでは、味が完全再現されたラーメンに加え、先着でオリジナルコラボ木札ストラップやポストカードが付いてくるセットが購入可能だ。店主の岩立氏いわく、「外部の食品会社などが作っているのではなく、実際に(みそ味専門 マタドールの)店内で作ったものをその場でパックしている」とのことなので、味のクオリティーは間違いなし! いよいよ寒さが厳しくなる季節だが、『龍が如く 極2』のゲームプレイの合間に、熱いコラボラーメンを食すのはいかがだろうか(各商品の詳細は下の関連記事をチェック!)。

【関連記事】『龍が如く 極2』人気ラーメン店とのコラボを開催、“宅麺.com”ではお取り寄せ販売も

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真島ファン必見! 『龍が如く 極2』コラボラーメン“真島組!解散らぁ麺”を横山昌義氏が試食_02

<店舗/商品情報>
店舗名:みそ味専門マタドール
住所:東京都足立区千住旭町43-13杉山ビル1F
電話番号:03-3881-3122
商品名:真島黄金塩らぁ麺
価格:950円[税込]
販売期間:2017年12月31日まで