『けものフレンズ』声優陣とゲームの魅力に迫ったステージイベント
2019年1月25日~27日(25日はビジネスデー)、千葉・幕張メッセにて開催される“ジャパン アミューズメント エキスポ 2019”(JAEPO 2019)。その初日である1月25日のセガ・インタラクティブのブースでは、JAEPO2019開催直前にリリースが発表され注目を集めていた『けものフレンズ3 プラネットツアーズ』が初お目見え。本記事では25日に行われた同作のステージイベントの模様と、プレイリポートをお届けする。
ステージイベントには尾崎由香さん(サーパル役)、根本流風さん(コウテイペンギン役)、相羽あいなさん(イワトビペンギン役)、山下まみさん(マーゲイ役)が、自身が演じるフレンズに扮した姿で登壇。来場者とともに紹介映像やスライドを見て、『けものフレンズ3 プラネットツアーズ』が(1)オンデマンド印刷で排出されるフレンズカードとスキルカードを組み合わせて”ちからくらべ”を行うゲームであること、(2)カードのイラストはキャラクター原案の吉崎観音先生を筆頭に数多くの有名イラストレーターが担当すること、(3)Aimeを使ったフレンズの育成要素が存在する、(4)スマートフォン版『けものフレンズ3』で入手したイラストを使うことでオリジナルカードを作成できる……といった、現時点で判明しているゲームの概要を確認した。

ひと通りゲーム内容の説明が終わると、尾崎さんが実機でのプレイにチャレンジ。フェネック、そして自身が演じるサーバルのフレンズカードを登録し、CPUと対決。プレイはもちろん、どのようにゲームを進めるかもステージイベントが始まるまで知ることができなかった尾崎さんだが、的確な目押しと素早いボタン連打で、CPUとのちからくらべに見事勝利した。

そしてステージイベントの最後には、2月2日と3日に、セガ秋葉原3号館にてロケテスト&出演声優陣によるトークイベントが行われることも発表された。
プレイしポート……フレンズにもやさしいチューニングが魅力
ここからは、記者が実際にブースで『けものフレンズ3 プラネットツアーズ』を触ったプレイリポートをお届けする。
JAEPO 2019の会場でプレイできたのは、”ぼうけんモード”で最初に訪れることになる、サバンナでのちからくらべ。あらかじめ用意されたフレンズカード(アニメでもおなじみのサーバル、フェネック、アライグマに、ダチョウとマレーバクを加えた5枚の中から2枚をチョイス)を登録して、CPU操るフレンズと対戦できた。
ちからくらべはターンがスタートするたびにプレイヤー側がルーレットを止めることで攻撃順が決定。攻撃時にはタイミングよくカーソルを止めるミニゲームを行って、より高い攻撃力を出すことを狙い、防御に回った際は相手が攻撃をしかけてくる際に素早く指定されたボタンを押してダメージを軽減する……という行動をくり返し、相手のフレンズ2体の体力すべてを奪うことを目指していく。
今回プレイさせてもらって印象に残ったのは、ゲーム内のいたるところで隅々までプレイヤーが気持ちよくプレイできるようにチューンされていた点。ゲームスタートから終了までのすべての操作が3つのボタンで完結するシンプルさに加えて、先攻・後攻は必ずプレイヤーの手で決められる、ルーレットやカーソルがボタン入力と同時にピタリと止まる(目押し後の挙動にクセがない)、多少入力をミスしても(“大せいこう“が取れなくても)”パーフェクト“とほめてくれるなど、いろいろな意味でプレイヤーにやさしいバランスになっていた。
アクション要素の強いゲームが苦手な人はもちろん、これまでゲームをほとんど遊んだことのないような人でも戸惑うことなくプレイできる仕様なので、『けものフレンズ』シリーズが好き、興味があるという人ならば、初回プレイから迷いなく楽しむことができるはず。ゲーム内容が気になる、カードの現物をいち早く見たいという人は、2月2日、3日に行われるロケテストに足を運んでみるといいだろう。