海外インディースタジオのMidBossが、日本語化もされたサイバーパンクアドベンチャーゲーム『2064: Read Only Memories』の続編『Read Only Memories: Neurodiver』を2020年にPC/Macで発売することを発表した。
本作で主人公となるのはテレパシー能力者のES88。ニューロテクノロジー技術を得意とするMINERVAという企業で自身のアイデンティティと記憶と引き換えに"ニューロダイバー”と呼ばれる他者の記憶に入れるデバイスを入手した彼女は、ネオ・サンフランシスコに出没する“ゴールデンバタフライ”と呼ばれる謎多き犯罪者を追っていくことになる。
なおハッカーのトムキャット、ハイブリッド弁護士のジェス、警察を退職し探偵となったレクシーなどの前作キャラも登場。今作ではマルチエンディングを採用するという。
本作のクリエイティブディレクターであるジョン“JJSignal”ジェームス氏にコメントを貰ったので、お届けしよう。
「この物語では本当にいつもと違うことをやりたいと思っていて、それはシリーズの名前とも関係しています。
僕はずっと、さまざまなメディアの物語に出てくるサイキック能力や夢に関する仕掛けの大ファンでした。愛する日本の古いスタイルのアドベンチャーゲーム、そしてそれらに影響を与えた漫画やアニメなどのことです。
『アイ・シティ』とか『童夢』、そして今敏監督の手掛けられた作品などが持っている、ファンタスティックでミステリアスな雰囲気をいつか自分も実現したいと願ってきました。Neurodiverで僕らがそういったものをいくらか捉えることができればいいなと思っています」