アメコミ作家のトッド・マクファーレン氏が、その代表作であるアンチヒーロー“Spawn”(スポーン)の初代フィギュアのリマスター版を発表。KickStarterでクラウドファンディングを開始した。

 スポーンは、策略によって魔界の尖兵“ヘルスポーン”となった男、アル・シモンズの戦いを描くシリーズ。1992年にイメージ・コミックスからデビューし、アニメや映画、そしてゲームなどさまざまなメディアに展開された。

 中でも象徴的だったのが、1995年から続々と登場したフィギュアシリーズだ。そのダークな魅力を十分に伝える当時の“おもちゃ”とは異なる作り込みや豊富なバリエーションなどが受け、日本でも多くのコレクターがおり、当時ファッション雑誌などでも紹介されていたほど。

 今回発表されたフィギュアは、オリジナル版の5インチから7インチサイズへとサイズアップし、象徴である真紅のマントもかなりのサイズに。クラシックスポーン、モダン・スポーン、そしてあえてペイントしていない“アーティスト・プルーフ”スポーンの3種類が用意されており、入手は40ドル以上の出資から可能。出荷は全世界対象となっている。

アメコミヒーロー“スポーン”初代フィギュアのリマスター版クラウドファンディングがKickStarterで開始_01
アメコミヒーロー“スポーン”初代フィギュアのリマスター版クラウドファンディングがKickStarterで開始_02
アメコミヒーロー“スポーン”初代フィギュアのリマスター版クラウドファンディングがKickStarterで開始_03

 また、80ドル以上でトッド・マクファーレン氏のサイン付きバージョンが手に入るほか、160ドル以上の3種類セットではモダン・スポーン版がアル・シモンズのヘッドになり、アーティスト・プルーフ版も咆哮しているヘッドになる限定版になるとか。

 なお合計10万ドルの希望額はすでにクリアーしており、締め切りは日本時間の2020年5月9日午前4時55分までとなっている。