2005年(平成17年)12月8日は、日本で『マリオカートDS』が発売された日。本日でちょうど発売15周年を迎えた。
『マリオカートDS』は、任天堂から発売されたカートを題材にしたレースゲーム。スーパーファミコンから始まったシリーズで現在も圧倒的な人気を誇る。日本のみならず海外でも大ヒットを記録していて、本作だけでも2020年9月末時点で2360万本の販売を記録しているのだから凄まじい(※販売本数はメーカー発表)。もっとも『マリオカートWii』(3738万本)や『マリオカート8 デラックス』(2899万本)はさらに上をいく。
マリオやピーチ姫、クッパなどの『スーパーマリオ』でおなじみのキャラクターのほか、ドンキーコング、ロボットといった他作品からのキャラクターも参戦していて、多種多様でトリッキーなコースを走って1位を競い合う。
コース中に落ちているキノコやバナナ、こうらなどのアイテムを拾って使用することで自身をスピードアップしたり、ライバルたちのジャマをしたりできるのが、『マリオカート』シリーズがほかのレースゲームと一線を画しているポイント。圧倒的な差をつけてトップを独走していたとしても最下位からの一発逆転の可能性があるため、まったく気の抜けない緊張感がたまらない。実際多くのプレイヤーが大逆転や大転落を体験し、うれしい思いも悔しい思いもしてきたことだろう。『マリオカートDS』では、キラーやゲッソーといったいまでもおなじみのアイテムが初登場。以降、多くのプレイヤーたちを悩ませることになる(笑)。
また、本作でついに正式なオンライン対戦を実現。ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用して、世界中のプレイヤーたちとしのぎを削る対戦が行えた。
2001年発売の『マリオカートアドバンス』では“モバイルアダプタGB”を利用することでゴーストをダウンロードしたりコースレコードを競ったりもできたが、あくまで擬似的なもの。2003年発売の『マリオカート ダブルダッシュ!!』では家庭内LAN接続に限定された通信対戦プレイだったので、2005年してようやくオンライン対戦が実現したという感じだ。ニンテンドーDSを2画面を活かし、下画面はつねにマップが表示。ライバルとの位置関係もよくわかったので非常に便利だった記憶がある。
シリーズの最新作は、2020年10月16日に発売したばかりの変わり種。カメラを搭載したカートを現実で走らせる『マリオカート ライブ ホームサーキット』となる。オーソドックスなシリーズで言えば、2017年4月28日に発売した『マリオカート8 デラックス』。どちらもNintendo Switchで楽しめる。
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