2020年12月29日、セガのゲームセンターなどのアミューズメント施設を運営する“セガ エンタテインメント”が、“いつも応援してくれる皆様へ(大切なお知らせ)”と題したツイートを投稿。本日(2020年12月29日)付けで、セガサミーグループの連結子会社から外れることを報告している。

 これは、2020年11月4日に発表された、セガ エンタテインメントの株式の一部(85.1%)を、GENDA(ジェンダ)に譲渡することにちなんだもの。株式譲渡の実行予定日が2020年12月30日となっていることから、その前日に“卒業”のご報告を行ったというわけだ。セガのゲームセンター事業撤退に関するニュースについては、当時掲載した下記の記事をチェックしてほしいが、セガ エンタテインメントがセガサミーグループから離脱しても、店舗名に“セガ”は継承されるとのこと。

 今回のセガ エンタテインメントの投稿は、その“卒業”をアイドルのグループ卒業のようなご挨拶に仕立てたもの。暗くなりがちなニュースをちょっとでも明るく、というセガ エンタテインメントの意図だと思われるが、投稿を読んだユーザーからは「セガらしい」と笑って受け止める人もいれば、「わからない」と困惑しているユーザーもいるようだ。前述のニュースから約2ヵ月弱経ったところで、前振りもなかったため、唐突に感じた人もいるのだろう。

 セガの名は引き継ぎつつも、ジェンダとともに歩むことなるセガ エンタテインメント。2021年の動きに注目したい。