三栄は、2022年6月2日(木)より『火の鳥大解剖』を発売する。漫画家の手塚治虫氏が1954年『漫画少年』にて発表以降、さまざまな雑誌で掲載され続けた『火の鳥』。作品紹介や未来編の火の鳥ラストシーンの原画、手塚治虫氏の娘である手塚るみ子氏などのインタビューを掲載し、手塚治虫氏の想いや試みを振り返る一冊となっている。定価は1000円[税抜]。
以下、リリースを引用
手塚治虫のライフワークにして不朽の名作を解説する『火の鳥 大解剖︎』発売!!
火の鳥 未来編のラストシーン原画を掲載!
株式会社三栄(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤秀伸)は、2022年6月2日(木)より『火の鳥大解剖』を発売いたします。
1954年の「漫画少年」に発表以降、様々な雑誌で連載・掲載され続けた『火の鳥』は手塚治虫の漫画家としての集大成の作品であるといえよう。
手塚治虫が「火の鳥と私」というエッセイに「3度めの正直といいますが、今度こそ最後まで完結させてぼくのライフワークのひとつとして残したいと思ってます」と書き残している。そこには手塚治虫の火の鳥に対する格別な想いがあったことが伺い知れる。
また、1967年2月号の「COM」では「あまりにも壮大なテーマであり、解答なきテーマ。永遠の生命とのたたかいは、人類にとって宿命のようなものなのだ」と手塚治虫は締めくくっている。これは、『火の鳥』を読んだ我々への宿題であり、「どう生きるつもりなのか? 地球をどうするつもりなのか?」を問いかけてくる。
今回の『火の鳥大解剖』では火の鳥の作品紹介は勿論のこと、手塚治虫の想いや試みを振り返る1冊となる。中でも、未来編のラストシーンの原画掲載ページは必見である。そして、手塚るみ子氏などのインタビューも掲載している。
火の鳥が、そして手塚治虫伝えたかったことは何なのか? 読者それぞれが感じて欲しい永久保存版の1冊となる。
概要
- タイトル:「火の鳥大解剖︎」
- 発売日:2022年6月2日(木)
- 流通:書店・コンビニエンスストア
- 仕様:オールカラー128P/A4ワイド平綴じ
- 定価:1,000円(税抜き)
- 三栄公式ウェブ:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=12374