任天堂公式サイトのインタビュー“開発者に訊きました”で、『スプラトゥーン3』の開発者インタビューが公開された。『スプラトゥーン3』は、Nintedo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフトとして、2022年9月9日に発売予定。その発売直前にゲームの特徴や世界観について、開発者が語る内容が公開されている。

 今回のインタビューに登場したのは、『スプラトゥーン3』プロデューサー・野上恒氏、ディレクター/アートディレクター・井上精太氏、ディレクター・佐藤慎太郎氏、サウンド担当・峰岸透氏の4人。いずれも『スプラトゥーン』第1作から関わるメンバーで、ファミ通.comのこれまでのインタビューにも登場しているスタッフとなる。

※これまでのインタビューはこちら

『スプラトゥーン3』“開発者に訊きました”(任天堂公式サイト)
『スプラトゥーン3』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)

 今回の“開発者に訊きました”では、『スプラトゥーン3』の舞台となる“バンカラ街”の成り立ちや特徴を中心に、新要素であるロッカーやカードゲームの“ナワバトラー”、そして、『スプラトゥーン』シリーズで大事なBGMを演奏する、作品内に登場するバンドについて語られている。

 それらのインタビューの話題も興味深いのだが、中でも特筆すべきは、イカ世界の地図がさらっと公開されていること。佐藤氏から『スプラトゥーン』シリーズの舞台であるハイカラシティとハイカラスクエア、そして『3』のバンカラ街との距離感が語られており、バンカラ街は東京から見た熱海あたりの位置になるといった情報が触れられているのだが、その流れでイカ世界の設定を描いた地図も公開されているのだ、

 地図にはハイカラシティなどと並んで、千葉らしき場所(“チ・バの地”)に4号(『スプラトゥーン2』のヒーローモードの主人公)の実家があったり、ヒメの実家がハイカラシティやハイカラスクエアと並ぶレベルで大きかったりと、いろいろな情報が詰まったものになっている。

『スプラトゥーン3』開発者インタビューでイカ世界の地図が公開。バンカラ街は熱海くらいの距離の街!? 4号の実家は千葉?
任天堂公式サイトより引用。

 そのほか、バンドでは初代『スプラトゥーン』を代表するバンド“Squid Squad”(のちに活動休止)のひとり以外のメンバーによって、新バンド“Front Roe”が結成された話なども語られており、イカ世界に関する話題が好きな人は要注目の内容と言える。

 インタビューは、CHAPTER1、2まで公開されており、CHAPTER3、4は明日(2022年9月8日)に公開予定。