インクを塗って戦う『スプラトゥーン』シリーズ。これから始めるプレイヤーに向けた初心者講座をお届けする。
バトルに勝つための立ち回りを考える前に、基本中の基本をお届け。始めて遊ぶ人だけでなく、ウデマエがB以下でなかなか上がらないという人も必見!
第2回となる今回のテーマは、ブキの射程と役割について。ブキにはさまざまな特徴があり、得意なことも違っている。そこで、ブキの射程や役割について、基本的な考えかたを解説する。
※記事中の写真は『スプラトゥーン2』のものです。
ブキの得意なことを活かす動きを意識しよう
どんなブキを使ってバトルに挑むのがいいのか? 答えは、自分が好きなブキ。ブキによって、射程や連射速度、塗りやすさなどが異なるが、それに合わせた行動ができれば、どんなブキでもバトルに役立てるはずだ。
とくに、バンカラマッチ(チャレンジ)のように、どんなブキを持ったプレイヤーとマッチングするかわからない場合、バトルが始まった瞬間にチーム内での自分の役割を考える必要がある。
最初は判断するのが難しいかもしれないが、まずは自分が使いたいブキの得意なことを考えてみよう。
ブキは大別すると基本的に、“相手を倒すのが得意なブキ”と“塗りが得意なブキ(広い平面ならどんなブキでもたくさん塗れるが、ステージの隅や相手に塗られたインクを素早く塗り返すといったことに長けたブキを指す)”の2種類に分けられる。
スプラチャージャーやハイドラントといった射程の長いブキ、プライムシューターやケルビン525のように威力が高いブキは“相手を倒すのが得意なブキ”と言えるだろう。一方、シャープマーカーやボールドマーカーといった射程が短い代わりに機動性の高いブキは“塗りが得意なブキ”が多い。
倒すことが得意なブキの場合、文字通り相手をたくさん倒して前線を維持したり、相手が前に出ようとするのを食い止める役割を担う。
対して、塗りが得意なブキは地面を塗って、仲間が移動しやすく相手が前進しづらい環境を整えるのがおもな仕事となる。そして、スペシャルウェポンで仲間を支援したり、相手のカウンターに備えたりするのも重要な役割だ。
倒すのが得意なブキを使う場合、自分の得意な射程で戦うことを意識しよう。たとえば、プライムシューターを使っていてスプラシューター撃ち合う場合、相手より射程が長いことを意識して、後ろに下がりながら撃つことで相手の射程に入ることなく撃ち合うことができるといった具合。
逆に、スプラシューターを使っていてプライムシューターと出会った場合、無理に撃ち合わないという判断も重要だ。どうしても戦う場合は、サブウェポンを投げてけん制したり、相手がインク回復をするタイミングで一気に距離を詰めるといった戦いかたを心掛けよう。
同様に、相手がブラスターやチャージャーを使っている場合、相手の懐まで入ってしまえば、直撃されない限り撃ち勝てるはずだ。自分のブキと相手のブキを比べて、どの距離感で戦うべきかを判断できるように練習しよう。
役割を徹底しすぎないよう臨機応変に
ここまでブキごと役割の基礎を説明してきたが、必ずしも役割に忠実である必要はない。むしろ、臨機応変にどちらもこなすことが重要になる。
たとえば、自分が射程の長いブキを持っているなら、前線で戦っている味方の足もとを塗ってサポートしてあげる意識も大事だ。また、塗りの強いブキを持っているときに、味方チームが射程の短いブキが多い編成になった場合は、積極的に前に出て相手を倒すことを意識するなど、状況によって柔軟なプレイができるように心掛けたい。
というわけで、『スプラトゥーン』初心者攻略 第2回はブキの射程と戦いかたについての解説をお届けした。ブキの特徴を理解して戦いかたを工夫することで、バトルを有利に進められるので、まずは試射場でブキに触れてみるのがオススメだ。いろいろなブキを試して、自分に合ったブキを見つけよう!
次回は『3』からの新アクションであるイカロールとイカノボリのコツや使いどころについて解説するので、読んでみてほしい。
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