Valveが運営するPCゲーム配信プラットフォームSteamの2022年を振り返るデータが公表された。Steamが持つネットワークの年間のデータ配信量はなんと44.7エクサバイトに到達したという。エクサバイトというのは、ギガバイト、テラバイト、ペタバイトのさらに上の単位。公式記事では「地球上の80億人全員が5.5ギガバイトのゲームをダウンロードしたのと同じくらいのデータ量」にあたると表現している。
We're pleased to announce our Steam Year In Review 2022 is now available! Last year was a busy one (@OnDeck!), and… https://t.co/wa9yL5mMlv
— Steamworks (@Steamworks)
2023-02-17 08:20:35
この記事は、ゲームを配信する開発者側のサービス“Steamworks”の年間総括記事として作られたもの。基本的には昨年1年間を通じてSteamやValve製のポータブルマシン“Steamdeck”について、開発者向け機能やサービスをいかに追加・改善してきたかをまとめたものなのだが、中にはゲーマーにも気になるデータも。
そのひとつが先程の配信量だ。グラフを見ると(自明かもしれないが)2018~2019年ではやや横ばいになっていたのがコロナ禍の2020年からぐいっと伸び、2021年から2022年ではさらに36%増加しているという。
これは同時接続ユーザー数でも如実に現れており、2022年10月下旬に3000万人を突破しているのだが、これは2000万人突破からわずか1年半で達成したそう。直近で2023年1月初旬に3300万人に到達したために下書きから原稿を修正しなければいけなかったそうで、すさまじい勢い。
ついでながら、ちょろっと明かされている細かい情報として、先日発売されたDualSense Edge ワイヤレスコントローラーの背面ボタンをSteamで使うための対応作業を進めており、近日中に追加予定であることが記載されている。