インディーゲームスタジオのhelpnodeは、ソビエト連邦(ソ連)崩壊後の90年代を舞台にしたアドベンチャーゲーム『SANYA』をSteamにて2024年に発売する。日本語ローカライズも予定されているとのことだ。
COZY NOSTALGIA TIME! #PitchYaGame
Imagine it's the 90s and you're a kid again!
Remember how it feels to have knee bruises and pine needles stuck in your fingers.
Ride your bike, meet and adopt a stray puppy and relish the last days of summe
— Sanya and Pumpkin (@sanyathegame)
2023-11-03 22:06:15
ソ連が崩壊したのは1991年の12月。政治的に不安定な状況の中、貧しさが溢れていた時代に幼少期を過ごした人々にとって、本作はノスタルジーが感じられるゲームになっている模様だ。
ゲーム内容としては、主人公の“サーリャ”という少年を操作。新しく迎えたペットの犬を世話したり、友だちと自転車で遊びに行ったりすることになる。人々から頼みごとを引き受ける場合もあり、簡単なお使いから深刻な悩みごとの解決まで、多様な展開につながっていくようだ。
どのように楽しむかはプレイヤーの自由で、用意された探索やアクティビティは、好きなときに好きなものを選び、プレイヤー自身の物語と冒険を楽しめるとのこと。アクティビティではさまざまなミニゲームが用意されていて、“ケンケンパ”や“かくれんぼ”など、日本でも馴染み深い遊びがモチーフのものもあるという。
制作を行うhelpnodeは、ふたりの開発者を中心に、その友人たちにより構成されたスタジオ。こういった少人数での開発体制が、ひとりひとりのパーソナルな思い出を反映したゲーム内容につながっているのかもしれない。
なお、日本語化はまだ準備中の段階とのこと。日本語でのプレイを望む人が多いことが伝われば、開発者たちによりいっそう重要視してもらえるだろう。応援方法としては、本作をSteamページからウィッシュリストに登録するのがおすすめだ。
※画像はSteamより引用