2023年12月6日、アニメソングの帝王こと水木一郎氏の一周忌に合わせ、『BEST of ANIKING~Additional OTAKEBI Ver.~』の配信がスタートした。プラットフォームはSpotify、Apple MUSIC、Amazon MUSIC、YouTube Musicなど、主要な音楽配信サイト。
これは21世紀初頭にリリースされた『BEST of ANIKING』をベースに、“雄叫び”を新録したバージョン。水木一郎氏自身が「もう一度録りたい」と選んだパートを追加しているという。
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アニキのOTAKEBIは永遠だゼーット! 水木一郎 一周忌メモリアル企画『BEST of ANIKING~Additional OTAKEBI Ver.~』緊急配信!
病と闘いながらもマイクを握り続け、生涯現役を貫いたアニメソングの帝王、水木一郎。彼が旅立って1年、12月6日の一周忌に合わせ、21世紀初頭にリリースされた『BEST of ANIKING』-赤の魂-&-青の魂-から、雄叫びを新録した「ANIKING Ver.」をセレクトして配信します。
「アニキ」の愛称で親しまれた水木一郎の代名詞と言えば、「ゼーット!」に代表されるインパクトのある雄叫び。
シャウトとも叫びとも異なる、歌と一体化した雄叫びは、水木一郎アニキのいわば専売特許。唯一無二の存在感を放ち、国境を越え、時代をまたにかけるその歌で、たくさんの人々の心を掴み、胸を躍らせ、パワーを与え続けてきました。
アニキの雄叫びは世界の「OTAKEBI」なのです。
20世紀末、スパロボムーブメントの勢いそのままに、ロボットソングをはじめとしたヒーローソングに新たな命を吹き込んだ水木一郎が、21世紀初頭、彼自身が「これはもう一度録りたい」と選んだ雄叫びパートを新に追加した音源を集めました。
ゲームソング、CMソング、テレビ・ラジオ出演と、活躍の場を広げた時期に、水を得た魚のように活き活きと吹き込んだ、若々しくヤンチャなボーカル。加えて、オリジナルやそれまでのセルフカバーともまた一味違う雄叫び。
20世紀と21世紀を股にかけ、「OTAKEBI」の名曲に新たな「OTAKEBI」を重ねたハイブリッドな魅力を、ぜひご堪能ください。
『BEST of ANIKING~Additional OTAKEBI Ver.~』配信
- 配信日時:2023年12月6日(水) 0時00分~(※水木一郎 一周忌命日)
- 配信サイト:Spotify Apple MUSIC Amazon MUSIC YouTube Music 他、主要音楽サイト
- 配信エリア:全世界
- 特設サイト
『BEST of ANIKING~Additional OTAKEBI Ver.~』収録曲
1 マジンガーZ~ANIKING Ver.~ (マジンガーZ)
これまで数多くのアレンジでレコーディングされている水木一郎の名刺代わりの1曲。
雄叫びはイントロにライブを彷彿とさせる「マジーン ゴー!」を新たに加え、逆に、「パイルダー・オン」は放送当時のオリジナルに寄せて再現。
2 空飛ぶマジンガーZ~ANIKING Ver.~ (マジンガーZ)
『マジンガーZ』の挿入歌であるとともに、劇場版『マジンガーZ VS デビルマン』EDや『マジンガーZ対暗黒代将軍』OPテーマとして人気の高い1曲。
この歌の醍醐味である、イントロと間奏に入るカウント「スリー、ツゥ、ワン、ゼロ」からの「発射!」の雄叫びを新録。
3 ゴーショーグン発信せよ~ANIKING Ver.~ (戦国魔神ゴーショーグン)
水木バージョンのカバー曲。歌いこなせば持ち歌というモットーのもと、のびのびと歌いあげている。
「5! 4! 3!…」とこちらもイントロがカウント始まり。だんだん強く聴こえるように意識したという。本人もお気に入りのセリフは、もとは抑えめの低音だったものを、少しテンションを上げて新録。本人いわく、格納庫に響き渡る様子をイメージしているとか。
4 ゲッターロボ號~ANIKING Ver.~ (ゲッターロボ號)
オリジナル録音時には思うように雄叫びが決まらなかったとアニキは回想していたが、セルフカバーで気持ちよく歌えたことをきっかけに、ライブでも頻繁に歌うお気に入りの一曲となった。
新録した雄叫び「ゲッター1 2 3」「ライド・オン!」もバッチリ決まっている。
5 マジンカイザー~ANIKING Ver.~ (マジンカイザー)
マジンカイザーにはさまざまなテーマが存在するが、ラジオドラマに起用されたこの曲は「ズババンのほう」としてファンから根強い人気がある。
今回のバージョンでは、ライブさながらに、イントロに雄叫びを加えている。
6 戦友(とも)よ。~SUPER ROBOT WARS α~~ANIKING Ver.~ (スーパーロボット大戦α)
ゲーム「スーパーロボット大戦α」のテーマ。「スーパーロボット大戦」シリーズ、ライブ「スーパーロボット魂」と広がったスパロボムーブメントの開拓者たち(もちろん、ファンも含めて)すべてに向けて、「戦友」と称えて歌っているという。
イントロの「α!」の雄叫びを加え、メロディに重なる「WARS」を、これでもかというほどめいっぱいに伸ばしている。
7 デビルマンのうた~ANIKING Ver.~ (デビルマン)
何度もレコ―ディングの機会を与えられているがゆえ、アニキがオリジナル歌手であると思いこんでいる人も多い、馴染み深い1曲。
イントロに「デビール!」の雄叫びを加えているが、いつものように1、2テイクでは決まらず、あらためて雄叫びの奥の深さを感じたという。
8 地獄のズバット~ANIKING Ver.~ (快傑ズバット)
ライブでは会場のファンが一斉に「飛鳥~!」とコールするこの曲。以前セルフカバーした際には主人公・早川健役の宮内洋氏がこの雄叫びを担当。今回のバージョンではアニキ自身が入れることになり、とても緊張したという。追加した後奏ラストの「ズバーット!」はライブと同様、ビシッと決まっている。
9 ほえろ!ボイスラッガー~ANIKING Ver.~ (ボイスラッガー)
「ボイスラッガー」は「ボイス」で戦う特撮ヒーロー作品。主題歌を歌うほか、ボイスラッガー・ゴールドとして出演も果たした。レコーディングの際、最後に入れたのが「シュババババーン!」の雄叫び。声がフィーチャーされた作品だけに、真剣勝負で臨んだという。新録の雄叫びでも、やはりこの「シュババババーン!」をチョイスしている。
10 マジンガーZ(English Ver.)~ANIKING Ver.~ (マジンガーZ)
海外の人が日本のアニメソングを受け入れて、どこの国でも日本語の大合唱が響き渡る……そんな夢のような世界が現実となり、海外で英語版を披露する機会はほとんどなかった。
新録した冒頭の「マジーン ゴー!」は日本語版とはまた別のテイク。体に馴染んでいる雄叫びは、さすがとしか言いようがない。
他の一周忌メモリアル企画
『空にそびえる 水木一郎ソングブック』(河出書房新社)
水木一郎 著 さいとうよしこ 編 発売日:2023年12月1日(金)
アニメソング界の帝王にして、アニキの愛称で親しまれた水木一郎。彼の歌いつづけた代表的な歌の歌詞と熱い名言の数々を集めた、ファン待望の一冊。アニキは永遠に不滅だゼーット!!!
『水木一郎ヒーローソングライブ』(東映チャンネル)
放送日時
- 2023年12月6日(水)20:00~21:00
- 2023年12月14日(木)23:00~24:00
- 2023年12月24日(日)20:30~21:30
- 2023年12月30日(土)10:00~11:00
2011年、2014年に行われた水木一郎ヒーローソングライブから、歌唱部分を再編集してお贈りするスペシャルプログラム。おなじみの「マジンガーZ」から「キャプテンハーロック」、「セタップ!仮面ライダーX」など代表曲を熱唱。
『一周忌メモリアル【アニメソング界の帝王 水木一郎】』(東映チャンネル)
『水木一郎 ヒーローソングライブ』のほか、『マジンガーZ』や『がんばれ!!ロボコン』『ロボット刑事』『仮面ライダーX』『ザ・カゲスター』など、主題歌を担当したアニメ・特撮作品の第1話を集中放送!
『一周忌メモリアル【アニメソング界の帝王 水木一郎】』情報ページ
水木一郎 ICHIRO MIZUKI プロフィール
アニメソングのパイオニアであり、「アニキ」の愛称で親しまれ、トップを走り続けた「アニメソング界の帝王」。1968年にデビュー以来、1971年の『原始少年リュウ』主題歌に始まり、「マジンガーZ」「キャプテンハーロック」などのアニメソングや「仮面ライダー」シリーズなどの特撮ソングを次々と歌い、持ち歌は1200曲を超える。1999年には、前人未到の「24時間1000曲ライブ」を成功させ、「日本で一番多くの曲を歌った単独ライブ」として音楽史に足跡を残す。フランス、中国(香港、広州、上海、厦門)、韓国、シンガポール、タイ、インドネシア、コスタリカ、ベトナム、台湾、サウジアラビアなどで海外公演を開催。2010年「上海国際博覧会」、2015年「日・中米交流年」開幕記念ライブなど、国際交流の一翼を担い、ネットの百科事典ウィキペディアでは現存する日本人最多レベルの90言語で掲載されるなど、海外からの関心も高い。2012年、震災復興ソング「東北合神ミライガー」を発表、CDの収益を東北のこどもたちに全額寄附している。2015年より「個性伸長」の題材として、小学校の道徳教材に水木一郎の半生を描いた読み物が掲載される。オープニングテーマを新たに吹き込んだ『劇場版マジンガーZ / INFINITY』が2017年ヨーロッパ先行上映を皮切りに、2018年日本ほか世界各国で公開。2020年「タニタ健康大賞」受賞。2021年に肺がんが発覚、闘病生活を送りながらも「生涯現役」を目標に掲げ、マイクを握り続けた。2022年12月6日、惜しまれつつ永眠
水木一郎 代表曲
- ぼくらのバロム1 (1972年 『超人バロム・1』主題歌)
- マジンガーZ (1972年 『マジンガーZ』主題歌)
- バビル2世 (1973年 『バビル2世』主題歌)
- 侍ジャイアンツ(1973年 『侍ジャイアンツ』主題歌)
- おれはグレートマジンガー(1974年 『グレートマジンガー』主題歌)
- セタップ!仮面ライダーX (1974年 『仮面ライダーX』主題歌)
- がんばれロボコン (1974年 『がんばれ!!ロボコン』主題歌)
- 仮面ライダーストロンガーのうた (1975年 『仮面ライダーストロンガー』主題歌)
- テッカマンの歌(1975年 『宇宙の騎士テッカマン』主題歌)
- 鋼鉄ジーグのうた (1975年 『鋼鉄ジーグ』主題歌)
- コン・バトラーVのテーマ (1976年 『超電磁ロボ コン・バトラーV』主題歌)
- キャプテンハーロック (1978年 『宇宙海賊キャプテンハーロック』主題歌)
- ルパン三世 愛のテーマ (1978年 『ルパン三世』ED主題歌)
- 燃えろ!仮面ライダー (1979年 『仮面ライダー』主題歌)
- 夢を勝ちとろう(1985年 『プロゴルファー猿』主題歌)
- ゼブラーマンの歌 (2004年 映画『ゼブラーマン』劇中主題歌)
- 道(タオ) (2007年 『獣拳戦隊ゲキレンジャー』ED主題歌)
- オーブの祈り (2016年 『ウルトラマンオーブ』主題歌)
- GO AHEAD~すすめ!ウルトラマンゼロ~ (2017年 『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』主題歌)
- マジンガーZ / INFINITY バージョン (2018年 『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』オープニングテーマ)
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