冒険映画などで知られるインディ・ジョーンズシリーズを原作とするアクションアドベンチャーゲーム『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』が発表された。Xbox Series X|SおよびPC対応で今年後半に発売予定。定額サービスのGame Passにも対応する。
本作を開発するのは、FPS『ウルフェンシュタイン』のリブート版シリーズなどを手掛けたMachineGames。「冒険第一」をコンセプトに探索・謎解き・戦闘などが融合した一人称視点メインのアクションアドベンチャーとなっている。
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本作が正式発表されたXboxグループの新作発表配信“Developer Direct”では、MachineGamesのスタッフにより本作の方向性などが紹介された。
舞台となるのは映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』と『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の間となる1937年。インディは古代の力と結びついているという“グレート・サークル”(大円環)なる伝説をめぐり、危険な組織と対峙することになる。
ゲームは一人称視点で、カットシーンや壁面登りなどの移動中は三人称視点にも切り替わるというスタイル。主人公インディの顔は、映画版の俳優であるハリソン・フォードが若かった時の雰囲気がバリバリ!
また演出の面では、神秘的でどこか恐ろしい遺跡の雰囲気だけでなく、インディ・ジョーンズらしいちょっとコミカルだったりオーバーだったりする部分もフィーチャーされているのがいい感じ。
敵の背後からシャベルで殴ったりハンマーをぶん投げたりして昏倒させたかと思えば、市街地を飛ぶプロペラ戦闘機の翼から翼へとジャンプしたり、ワクワクさせてくれそうだ。
そして、インディの代名詞的なアイテムである鞭も当然登場。移動ツールとしてスイングジャンプに使ったり、敵の注意をそらすために離れた場所で音を立てたり、もちろん戦闘で敵をビシッと攻撃するのに使ったり、さまざまな用途に使えるようになっているという。
そしてインディの仲間となる女性報道記者の“ジーナ”や、敵対組織を率いる冷徹な悪役メガネの“エメリッヒ・フォス”といったキャラクターも紹介された。そのほか、インディの友人であり大学の上司でもあるマーカス・ブロディも登場するようだ。
冒険の舞台となるロケーションは、バチカン、タイのスコータイ遺跡、エジプト、ヒマラヤなど複数存在する模様。それぞれのロケーションに隠しパズルが仕込まれていることがあったり、比較的オープンな構造のマップなども用意されているという。