現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第33回
2024-07-29 10:50:00
【物語はついに2023年へ】
じつはこのシーズン2はこれまでずっと(単行本8巻~)2022年の時間軸だったんですね。
前回、蓮実が本田といっしょに東京出張に行ってアニメ会社を訪問したのが2022年9月ごろという時間軸設定となっています。
そして、宮崎社長が亡くなったのが2022年末の出来事。
それから「半年が経ちました」ということで現在は2023年の春ごろということになります。
なぜこの時間軸で物語が進行しているのか? ということにもちゃんと意味がありますので。
やがて収束する未来を楽しみに待っていてくださいね(いまはまるで意味が分からないと思いますが)。
【黒田くんが魚川さんと肩を並べて仕事をしている】
同期のはずの黒田くんが先輩である魚川さんと肩を並べて仕事をしている、これってやっぱり焦るんですよね、同期の蓮実の立場になって考えると。
ずっと同じように歩んできたはずの同期が先輩と同等の立場で仕事をしている、ってやっぱりすごいことなんです。
完全に先を行かれてしまっていますよ、蓮実さん。そもそも焦らないとおかしい話なんです。
同期の人間はみんな同じように成長するわけではないんです。
こうやって気が付いたら大きな差がついているものなんです。
それはきっと黒田くんが積み上げてきたことなのでしょう(彼はずっとそれを目指して研鑽していましたからね)。
さぁ、蓮実さん、焦るのも大事だけど君には君の闘いかたがあるはずですよ。がんばっていきましょう!
【そしてサイバーコネクトフォーへ】
まぁ宮崎社長がいなくなった時点でこうなることは予測がついていたんじゃあないでしょうか。
ついに4回目の社名変更&4人目の社長です。
そもそもサイバーコネクトツーの時点で松山は2人目の社長ですからね(設立時点では同級生が社長をやっていました)。
そんな事実を織り交ぜながら展開しているマンガなので、ややこしくならないように“社長がいなくなったら新社長就任とともに社名も変わる”というルールを踏襲しています。
現実のサイバーコネクトツーもよく周りの人から「いつサイバーコネクトスリーに変わるんですか?」なんてことを聞かれますが「私が死んだら変わるんじゃないですか?」と答えていますからね。
まぁ現実では私が死ぬのは当分先の話だと思いますが(たぶんあと90年くらい生きてますので)。
ともあれ、西川さん、社長就任おめでとうございます!
【編集部コメント】
シーズン2 第33話を公開した日に、ファミ通編集部の同僚から
「今日公開のチェイサーゲーム、話何も進んでなさすぎておもしろかったw」
と、メッセージをもらうほど第33話は“何かあったようで、何もなかったような回”でしたね。
しかし、複数の話が展開しながらも時間が着々と経過していて、話が一気に動き出しそうでワクワクしますね!
次回のマンガ『チェイサーゲーム』シーズン2 第34話は、2024年8月12日(月)に掲載予定です! 来週8月5日は企画記事をご用意いたしますので、そちらもお楽しみしてください。