――キャラクターデザインのきっかけは?
2006年の秋ぐらいにプロデューサーの方からご連絡をいただきました。
「ゲームのキャラクターデザインをやらないか」と。過去、ファッション誌やWebなどのデザインの仕事は行っていましたが、ゲームは初めてでしたので、最初はびっくりしました。
ゲームはやることはあっても作る側にまわったのは初めてでしたし、AQインタラクティブさんにとっても、ゲーム業界に慣れていない人間と仕事をするのは非常にチャレンジだったと思います(笑)。
――デザインの仕事はどういう風に進めたのですか?
最初にプロットをいただき、そこからイメージをふくらませました。ゲームの仕事ははじめてということでかなり緊張していたのですが、主人公である竹内理々子はすんなりと決まりました。
“カッコイイ女性”というオーダーがありましたので、自分の中の“カッコイイ女性観”を表現したところ、一発でOKをいただきました。
理々子のパートナーである草薙学をはじめ、男女キャラともに、黒を基調とし男性だけではなく、女性にも受けるデザインを心がけました。 |