タイトル:シャイニング・フォース フェザー
→敵と味方が行動順に従い、移動や攻撃などの行動を取る。
←アクションゲームのような迫力と爽快感を兼ねたバ トルが展開。
セガの人気RPG『シャイニング・フォース』シリーズ。数々のハードでリリースされている同シリーズの最新作が、今度はニンテンドーDSで登場する。シリーズ最新作の名は『シャイニング・フォース フェザー』。“虚無”と呼ばれる敵と光の軍団“シャイニング・フォース”の大戦から3000年後の世界を舞台に描かれるRPGだ。今回は、シミュレーションゲームの緻密な戦略を有しながらも、アクションゲームのようなテンポのよさと爽快感を兼ね備えたバトルシステム、そして魅力的なキャラクターたちが描く物語などといった、本作の注目ポイントを紹介していく。
遙か昔……。突如として異世界から現れた敵“虚無”とそれを退けるべく結集された軍団“シャイニング・フォース”の戦いがあった。それから3000年以上の時が過ぎ、“虚無”との戦いは人々の記憶から忘れ去られ、“シャイニング・フォース”の痕跡は遺跡として各地に残っているに過ぎなかった。そんな遺跡を盗掘することを生業としているトレジャーハンターの少年ジンは、とある遺跡の奥で眠っていた少女アルフィンと出会う。みずからを古代の遺跡を稼動させるための鍵となる人造生命体“コアユニット”と名乗るアルフィンは、かつて“シャイニング・フォース”が用いていた飛空艇を起動させる。
――それが物語の始まりだった――
異世界より侵攻して来た“虚無”と戦うために、当時の文明が集結した軍団“シャイニング・フォース”。巨大要塞や飛行戦艦、機動兵器を用いて“虚無”と対抗。これを退けるが、その戦いの疲弊によって文明自体が衰退して滅びの道をたどった。
古代文明滅亡後、小国どうしが群雄割拠する時代を経て約200年まえにザイロン帝国を建国。物語の10年まえに同帝国が広大な大陸を支配するにいたる。ジンとシズマはその戦乱で孤児となり、当時帝国軍武将のオウシンに拾われた。
↑主人公ジンとコアユニットであるアルフィンとの出会いから物語が動き出す。
「オレは他人に指図されるのが大嫌いなんだよっ!」
目つきも口もガラも悪いヒール系の少年。17歳のヒューマン。考えるより、思ったことを行動してしまうタイプ。もとは戦災孤児で、高名な剣の師・オウシンに拾われて修行をしていたが、素行の悪さから破門され、トレジャーハンターをしながら旅をしている。
「わかりました。優先度Cで記録しておきます」
飛空艇を起動させるコアユニット。型式名称AL-FiN-078-39216。古代大戦時には稼動しないまま終わった予備ユニットのため、プレーンな初期状態。そのせいか、何にでも知的好奇心が旺盛。ジンのことは自分の“マスター”と認識しているが敬っているわけではなく、単に命令優先度がイチバンなだけである。
「「悲しいことに、昔から貧乏くじ引かされるのは慣れてるんだな、これが」
ジンとともにトレジャーハンターを生業とする18歳のケンタウロス。ジンとは昔からいっしょにバカをやっていた仲間。有名な騎士の家柄だが、ジンが破門されたときにいっしょに故郷を飛び出す。ケンタウロスの中ではモテまくりの美形(本人談)で、女好きだが面倒見はよく、ジンとのコンビではストッパー役。
上記で紹介したメインキャラクター3人のほかにも、主人公たちの仲間は多数存在する。ここでは、現在判明している主人公サイドのキャラクターをふたり紹介しよう。
幾度となくジンとお宝を取り合ってきたトレジャーハンター。ジンとほぼ同時期に飛空艇を入手した。お調子者の熱血バカだが戦闘能力自体は高く、丈夫な体と強運の持ち主。
ラッシュが手に入れた飛空艇のコアユニット。型式名称は、PI-PiN-113-46881。処理能力的にはアルフィンに劣るが、古代大戦時に起動しており、人間くさい性格をしている。
自称“天使っぽいもの”。天使のような容姿でありながら、死神のような鎌を持つ。何かしらの目的を持ってジンに近づいてきたようだが?
「痴れ者めが。余に逆らうことは世界を敵にすることと知るがいい」
ザイロン帝国の第二皇子。27歳。皇帝に疎まれ、帝国から離れた地方の離宮に来させられていた不遇な皇子。“死者の谷”に眠る古代遺跡で発見されたコアユニット、ラヴィニアに魅せられる。
「シュウホウ様を“世界の王”にしてさしあげることこそが私の女としての幸せなのです」
シュウホウの部下が、死者の谷に眠る古代遺跡で発見したコアユニット。古代遺跡を稼動させる鍵となる少女の姿をした人造生命体である。遺跡を訪れたシュウホウと対面し……。
「おまえはいつもそうやってすぐ逃げる!それがどれほど相手を傷つけているとも知らずに!」
帝国軍・シュウホウ親衛隊“四武将”のひとり。ジンと同じく戦災孤児であり、オウシンに引き取られてともに剣を学んだ間柄。ジンに対しては直情的感情を表すが幼なじみとして心配する一面も。
第二皇子であるシュウホウ直属の親衛隊。シュウホウの父と兄も同様に直属の親衛隊を持つが、その実力は大差ないとされている。
“鉄壁のロンガン”と称される名武将。実直で清廉潔白な豪傑で、騎士道に則り、正々堂々と勝負を挑んでくる。
さばさばした気風のいい性格で、言いたいことをすぐに口に出すダークエルフ。大きな胸がじつは悩みの種らしい。
バードリングという種族特性を生かした、空中戦を得意とする。ふだんは寡黙だが口を開くと皮肉屋である。
『シャイニング・フォース フェザー』のバトルは、シミュレーションとアクションを融合させた、戦略性と爽快感を楽しめる内容となっている。とはいえ、ルールや操作はシンプルなので誰にでも簡単にプレイできる。ここでは、その流れを紹介する。
↑戦闘開始まえに、出撃するキャラクターを選択。
戦闘が開始されたら、各キャラクターが画面下に表示される行動順で行動できるようになる。敵への攻撃などをするためには攻撃可能な位置まで移動しなければならない。
行動順をチェック
敵を攻撃するには、敵を攻撃エリア(赤い円)内に入れなくてはならない。このエリア内に敵が入っていれば、敵への攻撃が可能。また、攻撃以外にフィールドスキルという魔法のようなものを発動することも可能。こちらも効果範囲があるので、敵、および味方が効果範囲内に入るように移動してから使用するのだ。
↑攻撃を選択すると、敵に与えられるダメージの予想が表示される。
キャラクターの足元に表示される“バーゲージ”の上昇に合わせてタイミングよくボタンを押すことで攻撃。入力に失敗すると、継続して攻撃できなくなってしまうので注意。
各キャラクターは、A、B、X、Yボタンに“スキル”という攻撃技をセットして戦う。セットするスキルは、レベルの高いものほど威力も高くなるが、消費するフォース量も多くなる。なお、フォースが100パーセントの状態だと、最大3体の敵を同時に攻撃できる。
画面下部に表示されている長いゲージが残りのフォース量を表しており、各ボタンの横にある数字がそのボタンの攻撃をあと何回使えるかの回数を示している。フォース残量と攻撃回数をよく確認して敵に有効な一撃を加えよう。
フォースを溜め込んでおけば、連続攻撃をくり出すことも。手数が多いと爽快感倍増。
範囲内の味方キャラクターふたりによる同時攻撃。ふたり分のフォースが合算されるため、1度に大ダメージを与えられる。また、ふたり同時に攻撃を行う戦闘演出も迫力があるので必見だ。
↑ド迫力の戦闘演出で敵を攻撃する! 仲間の分のフォースも足されるので手数もダメージも増大間違いナシだ。
仲間のキャラクターと行動順が連続すると使用可能になる攻撃方法だ。ユニオンとは異なり、キャラクターがつぎつぎに入れ替わって攻撃を行う連続攻撃となる。その分、ボタンの入力回数も増えるがすべての攻撃を叩き込んだ際の爽快感とダメージ量はケタ違い。
↑→仲間が空中にはじき上げた敵にさらに追い討ちをかける!!
フォースを最大まで溜め込むことで使用できるようになる必殺技。効果はキャラクターごとに異なる。ジンの場合は、炎の鳥によるダメージを、効果範囲内にいるすべての敵に与えられる。
“フィールドスキル”は、フィールド上で使用できる魔法のような効果を持つスキル。味方のHPを回復させたり、敵にダメージを与えたり、さまざまなものがある。
↑発動に必要な消費量以上にフォースを使うことで、スキルを強化できる。強化の種類は威力(効力)のアップ、射程のアップ、効果範囲のアップ、効果ターン数のアップの4種類に分けられる。
同作の予約特典は、オリジナルサウンドドラマや設定資料などが収録された特典満載のDVD。ファンなら絶対に手に入れたいところだ。
→DVDのジャケットは、キャラクターデザインを担当するpako氏といとうのいぢ氏のイラスト&サイン入りだ。
裏面:いとうのいぢ氏描き下ろし
表面:pako氏描き下ろし
※キャンペーンの実施につきましては、予約時に各店舗にご確認ください。
※特典には数に限りがございますので、お早めにご予約ください。
※特典がなくなり次第キャンペーンは終了となります。予めご了承ください。
※予約特典はイメージです。デザイン・仕様・収録コンテンツは変更する場合がございます。
『シャイニング・フォース フェザー』の世界観を楽しめるオリジナルプロモーションアニメが、同作の公式サイトにて公開されている。近年の『シャイニング・フォース』といえば、ゲーム中のアニメーションムービーも魅力のひとつとなっているので、こちらも要チェック。
© SEGA ※画面は開発中のものです。
戦闘に参加するキャラクターを選択
まずは出撃キャラクターの選択と装備変更、スキル変更を行う。戦闘に出てくる敵や、戦闘するエリアなどを考慮して、設定を行おう。すべての準備を整えたら、初期配置を決定するのだ。