• 形態:カードゲーム
  • メーカー:カプコン
  • プレイ人数:2人
“ベーシックスターター リオレウス”
構築済みデッキ(カード50枚)×1、
プレイシート×1、遊び方マニュアル×1
1200円[税込] 発売中
“ブースターパック 樹海の影”
1パック(カード10枚入り) 315円[税込]
1ボックス(15パック入り) 4725円[税込]
発売中
“ブースターパック 強者の絆”
1パック(カード10枚入り) 315円[税込]
1ボックス(15パック入り) 4725円[税込]
発売中
“ブースターパック 紅蓮の皇帝”
1パック(カード10枚入り) 315円[税込]
1ボックス(15パック入り) 4725円[税込]
発売中

今回は実践編!! 実際に対戦してみた!!

対決したのは・・・・・・大塚角満と江野本ぎずもにゃ

寒の戻りで冷え込む3月某日の深夜。いつもの調子で居酒屋にくり出した大塚角満と江野本ぎずもは、席に着くなりカバンからA3大の紙を取り出した。……そうコレ、『ハンティングカード』のプレイシート(笑)。お互い、ようやくナットクのいくデッキが組めたことから、「飲みながら勝負だ! 今日こそ決着つけてやんぞ!」ってことで、わざわざ個室の居酒屋を予約して勝負することになったのでした。その模様を、角満&ぎずもの掛け合いで賑やかに再現しちゃおう。

角満デッキの特徴と戦略

ガンランスのイヤらしい能力を駆使!

ハンターカードはガンランスとランスで構成。優秀なオープン能力を持つ海王槍リヴァイアサン(狩場にある自分のランスを1枚選んでひとつ前に移動させる)はこっそり2枚忍ばせた。さらにこのカード、キャンプに出すと山札から好きなランスのハンターカードを引いてこれるという能力も持つ。切り札は、エンデ・デアヴェルト。パワー1300ってだけでも強力だが、狩場で発動するアクティヴ能力として“狩りの終了時まで、狩場にあるターゲットモンスターのパワー−500”が強い!

海王槍リヴァイアサン エンデ・デアヴェルト

ぎずもデッキの特徴と戦略

先手必勝! いきなりギルドモンスターを出せる

ぎずもデッキの最大の特徴は、最初のターンからいきなり、ギルドモンスターのドスファンゴ ※を出す条件を満たしているところ。うまく手札にドスファンゴ ※を引いてくることができれば、1ターン目から強力なリオレウス亜種(天鱗(赤)を持っている)を討伐することもできちゃうのだ。ただし、ドスファンゴ ※を早めに出すことが勝つための必須条件なので、ぎずもはこのカードを4枚もデッキに忍ばせている。スピード命! のデッキと言えよう。

ドスファンゴ ※ 双聖剣ギルドナイト
居酒屋の様子

冗談ではなく、本当に個室の居酒屋で対戦しました(苦笑)。ていうか、俺らが何かで遊ぶときって、いっつもこんな感じなんだけどね。途中、俺らが何で遊んでいるのか気になった店員さんが、「それはどういうゲームなんですか?」と話しかけてきた(マジなのよ)。

まずは…準備!!居酒屋でバトルスタート!

角満
うーむ。本当に『ハンティングカード』やるために個室の居酒屋に来ちまった……。俺ら、『2nd G』で遊ぶときもトランプするときも(いま、角満&ぎずもはトランプに激ハマり中。これも『ハンティングカード』の影響なのです)、つねに居酒屋なのな……(苦笑)。ま、いいや。とりあえずテーブルに並んでるツマミ軍団をあらかた片付けたら、我々の因縁に決着着けるぞ。覚悟はいいか、えのっち!
ぎずも
臨むところ!! まったく負ける気がしませんよ! ……でもとりあえず、ジントニックのおかわりくだちゃい。
角満
うむ^^ 俺も焼酎のロックを追加で頼んで……と。さあやるぞ!
ぎずも
はい!! 絶対勝つ!!
角満
ここから、我々のリアル勝負をダイジェストで解説しながら、『ハンティングカード』がどれだけ奥深くて楽しいか、皆様にお伝えしたいと思います。勝負の“キモ”となった場面を抜粋して紹介しますねー。

攻防その1 狩りへの“割り込み”と“オープン能力”発動の妙

角満
えのっちが最初にギルドポイントを獲得したときの攻防、非常に基本的だけど『ハンティングカード』らしいやりとりだったのでピックアップしよう。
ぎずも
ウチがババコ(ババコンガのことね)を討伐したシーンですね。えっと、パワー100のターゲットモンスター、ババコンガ(★1)を、パワー400のハンターカード“サクラノリコーダー”で狩ろうとしたんですよね。
角満
そうそう。で、俺は(ババコはクエストカードに仕込まれているはずだ)と読んで、パワー400の“近衛隊正式銃槍”で割り込みを企てたんだよ。俺が割り込んで討伐すれば、えのっちはギルドポイント(GP)をゲットできないからね。
ぎずも
そうですね。でも、ウチはいつでも割り込みを防げるようにと、“準備ゾーン”に“ショウグンギザミ”のターゲットモンスターカードを忍ばせておいたんです! 大塚さんが割り込んできたのを見て、ウチはこのカードをオープン……と。これでオープン能力が発動しました!
角満
ショウグンギザミの“オープン能力“は、“狩場にあるハンターを1枚選んで、1つ後ろに移動する”。つまり、俺の近衛隊正式銃槍とえのっちのサクラノリコーダーの位置が入れ替わって……。
ぎずも
ウチのサクラノリコーダーでババコにトドメを刺した、ってことに♪ これで“クエスト成功”ってことになって、ウチは“サブデッキ”の中にあったクエストカード“桃毛獣たちの大集会”をオープン(条件は★1以上のババコンガ討伐)。200GPを獲得したんですよねー。

1 ぎずも、ババコンガ討伐を目論む

2 角満、討伐を阻止せんと“割り込み”を実行

ポイント

割り込んだ側に討伐されるとクエストクリアーとはならないので、クエストカードをオープンすることはできない。ただし、どちらが狩ろうとも討伐はされているので、ターゲットモンスターは素材となって狩りをしているハンターのものに。報酬ももらえるぞ。

3 ぎずも、準備ゾーンのカードを表にして“オープン能力”を発動!

ショウグンギザミのオープン能力は……

“狩場にあるハンターを1枚選んで、1つ後ろに移動する”。要するに、トドメを刺すハンターを入れ替えることができるということ。非常に使い勝手がよく、複数枚デッキに組み込むハンターは多い。

攻防その2 “イベントカード”を有効活用“ギルドモンスター”で大幅パワーアップ!

1 ぎずも、イベントカード“角笛”を使う

角笛の能力は……

“あなたの手札を1枚選んで、捨てる。捨てたならば、あなたの山札からターゲットモンスターかギルドモンスターを1枚まで選んで、相手に見せてから手札に加える。その後、シャッフルする”というもの。

ギルドモンスター登場!!

ポイント

じつはぎずもが角笛を使うまえに、角満も同じカードを使っている。手札が悪く、狩れるモンスターがいなかったので、角満はターゲットモンスターを山札から引いた。それもアリ。

2 ぎずも、たたみかけるようにギルドモンスターを出す

ドスファンゴ ※を出すには“ボーンシリーズ”を着けたハンターカードがキャンプに2枚出ている必要がある。

ぎずものキャンプには……!

ボーンのハンターカードが2枚!ギルドモンスター現る!

3 ぎずも、“天鱗(赤)”を手に入れる!

パワーは200と低いブレイドエッジ改だが、狩場に出されると“自分の準備ゾーンにある裏向きのカード1枚につき、このカードのパワー+100”というオート能力が発動する。これにより、ぎずもはリオレウス亜種の討伐に成功し、天鱗(赤)を手に入れたのだ。

角満
今回の勝負、なぜかえのっちが終始先手を打ってたんだよな……。
ぎずも
「なぜか」ってのはなんスか! でもホント、ギルドモンスターを出すのもウチのほうが早かったんですよね。
角満
イベントカードの“角笛”をうまいこと使ったんだよな。
ぎずも
はい♪ 角笛の能力は“山札からターゲットモンスターかギルドモンスターを1枚選んで手札に加える”。これでウチは山札から、ギルドモンスターの“ドスファンゴ ※”(※はギルドモンスターのマーク)を選んで、手札に加えたんですよね。
角満
ドスファンゴ※をキャンプに出す条件は意外ときびしくて、“ボーンシリーズ×2”なんだよな。でも……!
ぎずも
最初からキャンプにあったハンターカード、サクラノリコーダーと“ブレイドエッジ改”ともにボーンシリーズなんですよー♪ ギルドモンスターを出せれば一気にパワーが増すので、デッキを組む段階からこのパターンを想定してました(にっこり)。
角満
カードの引きさえよければ、すぐにでも強力なギルドモンスターが出せるように戦略を練ってた、ってわけか……。くぅぅぅ。
ぎずも
先手必勝のデッキ、って感じっすねー♪
角満
でもこれで、えのっちのキャンプにいるハンターどものパワーの合計が跳ね上がったわけだ。
ぎずも
そう! なので勢いに乗って、ウチは★6のターゲットモンスター“リオレウス亜種”を狩場に出したんですよね。リオレウス亜種のパワーは1700で、ウチのハンターたちのパワーを単純に足しただけだと討伐できないんです(ドスファンゴ ※・1000、サクラノリコーダー・400、ブレイドエッジ改・200で、合計1600)。
角満
でも……。
ぎずも
ブレイドエッジ改の“オート能力”は狩場にいるときに発動して、これが“自分の準備ゾーンにある裏向きのカード1枚につき、このカードのパワー+100”っていう効果。このとき、ウチは準備ゾーンに4枚の裏向きのカードがあったから、ブレイドエッジ改のパワーは500になったんですよ!!
角満
けっきょく、ハンターサイドのパワーは2000ってことになって討伐成功……。
ぎずも
ウチは“天鱗(赤)”を素材で手に入れて、ブレイドエッジ改を“双聖剣ギルドナイト”に強化!! パワー900の双剣です♪
角満
俺はこのあとの自分のターンで近衛隊正式銃槍を海王槍リヴァイアサンにパワーアップし、ギルドモンスターの“ダイミョウザザミ”を出す。でも、完全に後手に回ってる印象だったなぁ……。

攻防その3 相手の戦略を読め!ここぞのときはカードを惜しむな

ぎずも
たまには大塚さんが活躍したシーンも書かないとねー(笑)。
角満
うるさい!! 言われなくても書いたるわ!! えっと、俺はカードの引きがやたらと悪くて、えのっちに若干ながらリードを許してしまったんだよネ。
ぎずも
若干……じゃなくて、明らかに圧倒的なリードを許していたと思いますけど(苦笑)。
角満
……。ま、まあ負けていたのは間違いないので、俺は一気に差を縮めようと★7の“ヒプノック”を狩場に出したんだよね。パワーが2500もあるモンスターだけど、キャンプにいる俺のハンターたちのパワーのほうが上回っていたので。
ぎずも
このヒプノックを狩られると絶対に大塚さんのクエストカードがオープンになると思ったんだよなー。ウチもヒプノックのクエストカード“極秘依頼 眠鳥を狩れ!”は持ってますけど、これのGPは600もある。「討伐を許しちゃならねえ!!」って思って……。
角満
えのっちは準備ゾーンにあるカードをオープンにする、と……。
ぎずも
はい♪ “フルフル”ですね♪
角満
フルフルのオープン能力は、“狩場にあるハンターの中で先頭のハンターが★3以上の場合、狩りの終了時まで、そのハンターのパワー−700”……。このとき、俺のハンターで先頭にいたのは★4の海王槍リヴァイアサンだったので……。
ぎずも
討伐失敗、になっちゃった(笑)。ちっとも活躍しませんね、大塚さん♪
角満
書くの、イヤになってきた……。

1 角満、逆転狙ってヒプノック討伐に

ポイント

ダイミョウザザミ ※のオート能力は“相手の準備ゾーンにある裏向きのカード1枚につき、このカードのパワー+200”。このとき、ぎずもの準備ゾーンには裏向きのカードが4枚あったので、ダイミョウザザミ ※のパワーは合計で2000になっていたのだ。

2 ぎずもの“フルフル”が炸裂!

フルフルのオープン能力は……

“狩場にあるハンターの中で先頭のハンターが★3以上の場合、狩りの終了時まで、そのハンターのパワー−700”。先頭のハンターは★4の海王槍リヴァイアサンだったのでこの効果が適用された。

つ・ま・り!

こっから−700!

な、なんてこった……

要するに……
討伐失敗!!

ついに決着!!決め手は“オトモアイルー”だ

1 ぎずも、勝負のリオレイア討伐に

2 角満、必死の抵抗!“ゲリョス”をオープンに!

ゲリョスのオープン能力は……

“狩場にあるハンターの中で2番目のハンターが★3以上の場合、狩りの終了時まで、そのハンターのパワー−700”。勝負が終盤になると狩場にいるハンターはたいがい★3以上となっているのでゲリョスの能力は強烈だ。

このパワーが−700になった!!

ゲリョス、強ええ!!

3 ぎずも、妖しく微笑んで“オトモアイルー”を使用!

オトモアイルーカード“シビレ罠ニャ”の能力は……

“あなたのGPが1000以上の場合、狩りの終了時まで、狩場にあるターゲットモンスターのパワーー1000”。ゲームの『モンハン』と同様、シビレ罠の効力は絶大なのである。

このパワーが−1000になっちゃった!

3300もあるリオレイアのパワーが、シビレ罠ニャの力で2300に激減! ぐっと狩りやすくなった。

オトモアイルー、もっと強ええ!!

つまり

リオレイアのパワー 3300→2300(オトモの効果) 

ドスファンゴ ※のパワー 1000→1000(変わらず) 

ハンターのパワー 2500→1800(ゲリョスの効果) 

⇒ 2300-2800で討伐成功!!

角満
かなり端折ってるけど、えのっちは着実にGPを稼いで、いつのまにか俺との差は1400(ぎずも)対200(角満)になったんだよね……。
ぎずも
そうそう(笑)。しかもウチ、ハンターカードも双聖剣ギルドナイトと“龍木ノ笛【宿神】”(パワー700)になって、今回のデッキに組み込んだカードの中では“最強”のパワーを手に入れていたんですよね。
角満
そして勝負に出て、パワー3300を誇る★7のリオレイアを狩場に出したんだよな。
ぎずも
はい♪ ちなみにウチのハンターたちのパワーは、ドスファンゴが1000、双聖剣ギルドナイトが900、龍木ノ笛【宿神】が700で計2600。これだけだと足らないんですけど、双聖剣ギルドナイトのオート能力が発動するんです。
角満
“あなたの準備ゾーンにある裏向きのカード1枚につき、このカードのパワー+300”ってヤツね……。
ぎずも
そう! このとき、ウチの準備ゾーンには3枚の裏向きカードがあったから、パワーは+900に。合計すると……3500に!! これでレイアが狩れるんです!!
角満
でも、そうそう簡単に狩らせるわけにはいかぬ! このリオレイア、絶対にクエストカードとして仕込んであると思ったので、俺も徹底的に抵抗したんだよな。
ぎずも
そう……。大塚さん、準備ゾーンで“ゲリョス”をオープンにしたんですよね。
角満
必死の抵抗(苦笑)。ゲリョスのオープン能力は“狩場にあるハンターの中で2番目のハンターが★3以上の場合、狩りの終了時まで、そのハンターのパワー−700”っての。この場合、龍木ノ笛【宿神】のパワーが−700になったんだよな。やーい! 討伐しっぱーい!!
ぎずも
結果知ってるくせに、よくそんなテンションになれますね(苦笑)。ウチはゲリョスなんかに怯まず、切り札の“オトモアイルーカード”を使うのです!!
角満
オトモアイルーカードは、オープンになってるクエストカードの枚数分だけ使うことができる。つまりクエストカードが2枚オープンになっていたら、2回だけオトモアイルーカードを使えるってわけだ。えのっちはクエストカードが3枚もオープンになっていたので、余裕で使えたんだよねえ。
ぎずも
ここでウチはオトモアイルーカードの“シビレ罠ニャ”を使いました。効果は、“あなたのGPが1000以上の場合、狩りの終了時まで、狩場にあるターゲットモンスターのパワーー1000”という強烈なもの!
角満
つまり、リオレイアのパワーは3300から2300になっちまった、ってわけだ。えーっと、整理すると……って、数学苦手だから計算できん。
ぎずも
簡単すぎる算数っすよ!! ……って、ウチも苦手なので電卓の力を借りて計算した結果、ウチのハンターたちのパワーは、大塚さんのゲリョスの影響で2800に。リオレイアのパワーはシビレ罠ニャの影響で2300に! ……結果、ウチの討伐は成功にーーー!!
角満
しかも……。
ぎずも
はい♪ クエストカードに“★7以上の「リオレイア」討伐 が条件の“激闘!雌火竜リオレイア”を入れてありましたから、ウチはGPを800ゲット。GPの合計が2000を超えたので、この勝負はウチの勝ちだーーーー!!!
角満
俺、まったくいいところなかった……。ていうか、カードの引きが悪すぎなんだよ!! 俺のデッキで、えのっちに負けるわけがねえ!! もう1回だもう1回!! つぎは負けねえぞおお!!
ぎずも
はいはい(笑)。ま、何度やってもウチには敵わないと思いますけどねーだ♪

「スプリングツアー 紅蓮の皇帝」に行ってきましたよ!!

全国7ヵ所で行われた大規模な『ハンティングカード』のイベント“スプリングツアー 紅蓮の皇帝”。そのフィナーレを飾る東京大会の模様を視察したいと思い、2009年3月29日に東京は葛西にあるイトーヨーカドー葛西店に行ってきました!! カードゲームのイベントを直接見るのは初めてとなるので、(いったいどういう雰囲気の中で行われているんだろう……?)と若干ドキドキしながら来場したのだが、いやはやその熱気の凄まじいこと! 『モンスターハンター』のイベントやオフ会に勝るとも劣らない盛り上がりの中で対戦やティーチングが行われておりました。カプコンの関係者に話を聞くと、このイベント限定で販売されるカードスリーブ(パピメルの女性ハンター)を求めて、物販コーナーには開場直後から長蛇の列が発生したとか! その後、1時間も経たずにカードスリーブは完売……。行列に並んでいた人たちはその足で対戦コーナー、ティーチングコーナーに新たな行列を作り、俺と江野本ぎずもが会場に到着したころにはカードハンターたちの熱気で、会場の盛り上がりがピークに達していた、というわけだ。

 じつは俺も密かに“マイデッキ”を持ち込んでいつでも対戦できる態勢は整えていたのだが、猛烈なスピードでパッパッパッパッ!! とカードの応酬をくり広げるベテランの動きを見て完全に尻込み。カプコンの方から「大塚さんと対戦できるコーナーを急遽作りましょうよ!」と提案されたんだけど、「ととととんでもないっ!!! どうかお構いなく!!」と言い捨てて逃亡したのでした(苦笑)。でもね、2時間ほどずっと対戦コーナーに張りついてベテランたちの勝負を眺めていたんだけど、いやあホントに勉強になったわ……。とくに、勝負の終盤にくり広げられるカードの応酬。勝負どころとみてパワーの高いモンスターを狩りに行くハンターに対して、準備ゾーンのカードをオープンしてこれを阻止しようとする相手のハンター。これに対抗してさらに、オトモアイルーやらオープン能力を駆使してどうにかクエストを成功させようとするハンター……。カードの能力を熟知したハンターどうしだと、かくも知的で奥深い戦いが展開できるのだなぁ……と、少年時代に『三国志』にハマって軍師に憧れた俺は、しきりに感心したのだった。

どうです、この盛況っぷり!! 対戦コーナー、ティーチングコーナーともに終日行列が途切れることはなかった。『ハンティングカード』のブームがやってきた!?

これはティーチングコーナー。30分ほど時間をかけてじっくりと、『ハンティングカード』の基本を教えてくれた。『モンハン』を遊んだことがあれば、これだけのレクチャーでも十分に『ハンティングカード』を遊ぶことができてしまうのだ。

対戦コーナーは“ガンスリンガー”(勝ち残り)形式で対戦。負けると行列に並び直さなければいけないというシビアなルールだったが、勝ち抜くほどに豪華な賞品がもらえたのだ。負けた足で物販コーナーに行ってカードを買い足し、デッキの再構築をするハンターの姿も。

イベントでは、『ハンティングカード』公式ブログでおなじみの開発チームの面々と対戦できるコーナーも。開発チームだけあり、みな相当な腕の持ち主だが、「挑戦者にガチンコで負けることもあります……」という。やり込んでいるハンターは、ビデオゲームでもカードゲームでもとてつもなく強いってわけだ。

ダイジェスト全国6ヵ所のイベント会場の様子

3月14日 福岡:ダイエー笹丘店 3月15日 名古屋:三越 名古屋栄店 3月15日 仙台:ダイエー仙台店 3月20日 大阪:イオンモール鶴見リーファ 3月22日 北海道:アリオ札幌 3月28日 広島:紙屋町シャレオ

 我々が取材に行けたのは東京会場だけだったが、ほかの6会場の様子もぜひ知りたい! ってことで、カプコンのイベント担当者からリポートをいただいた。
 「ほかの6会場も、東京に負けないくらい大盛況でした! ティーチングが大人気だったり、エキシビションバトルに大勢のギャラリーがついたりと、各会場ごとに盛り上がりかたは様々。小学生の小さいお客さんが熱心にティーチングを受けていたり、展示されているオトモアイルーと記念写真を撮ったりと、『ハンティングカード』をプレイしたことのない人も大勢ご来場いただき、楽しい時間をすごしていただけたようです。各会場のリポートは『ハンティングカード』公式サイトにも掲載しているのでそちらもぜひ見てみてください!」
 各会場の様子は写真をチェック!

インフォメーション 新商品続々登場! 早くも“第4弾”の情報も!

新商品続々登場! 早くも“第4弾”の情報も!“ハーフスターター”で手軽に狩り!

これさえあればすぐに遊べる構築済みデッキ(カード30枚)で構成されたハーフスターター。“白き幻獣 キリン”と“漆黒の迅竜 ナルガクルガ”の2種類がある。

商品名ハーフスターター 白き幻獣 キリン
ハーフスターター 漆黒の迅竜 ナルガクルガ
発売日/価格2009年4月23日(木)予定
756円[税込]
セット内容・構築済みハーフデッキ×1(カード30枚)
・プレイシート付き遊び方ガイド×1
※この商品はブースターパック『樹海の影』、『強者の絆』、『紅蓮の皇帝』に収録されているカードで構成されています(ホログラム加工が追加されたカード各1枚含む)。
※セット内容はどの商品も同じです。
ハーフスターター 白き幻獣 キリン/ハーフスターター 漆黒の迅竜 ナルガクルガ

怒涛の第4弾“ブースターパック 金色の怒り” 2009年6月26日発売決定!!

まだ第3弾が発売されてから日も浅いが、なんと早くも第4弾ブースターパック“金色の怒り の発売が発表された! 発売予定日は2009年6月26日。詳細の発表が待たれる!

カードファイル <空の王者 リオレウス>登場!

集めたカードをキレイにファイリングできるカードファイル、<空の王者 リオレウス>が発売に。写真にあるとおり雄々しいリオレウスと、神々しいリオレウス希少種が表紙を飾っている。

商品名カードファイル<空の王者 リオレウス>
発売日カードファイル<空の王者 リオレウス>
価格735円[税込]
商品内容・サイズ:210ミリ×165ミリ×20ミリ
・フラップ付4ポケット固定リフィル×20枚
カードファイル <空の王者 リオレウス> 表・裏

※商品画像は全て仮のものです。

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