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ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」

1980年代の夏休みが、PSPで蘇る！

メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン
発売日: 7月2日発売予定　4980円[税込]
テイスト/ジャンル: ノなつやすみ　アドベンチャー
プレイ人数: 1人　CERO対象年齢：全年齢対応
備考: ダウンロード版は3800円[税込]/制作:ミレニアムキッチン、監督・脚本:ゲームデザイン:綾部和

夏休みを自由気ままに過ごせる人気アドベンチャーゲーム『ぼくのなつやすみ』。その人気シリーズ最新作が、PSPで登場するぞ。本作の舞台は、照りつける太陽と澄んだ海の広がる、1985年ごろの瀬戸内海。登場する5つの島と3つの海で、新たな夏休みが描かれるのだ。もちろん、新しい遊びが多数加わって夏休みにできることが大増量。そんなボリュームたっぷりの本作の魅力に迫る！！

主人公ボク: ‘75年生まれの小学4年生。10歳。特技は絵を描くこと。見た目はかわいいけど、イタズラが好きで、いつも何かをたくらんでいる。元気いっぱいな少年。
キミコ: ボクと同い年の従姉妹の女の子。明るくひょうきんで、かなりのオッチョコチョイ。じつは彼女のせいで、将来地球が滅亡の危機に瀕することに!?

ちなみに’85年はどんな年だった？

『ぼくなつ4』の時代設定は1985年ごろ。この年の日本は、株価最高水準となりバブル全盛を向かえていた。

また、『スーパーマリオブラザーズ』の発売でファミコンブームが巻き起こった年でもある。そんな当時のおもなできごとを表にまとめてみたぞ。

ニュース: 科学万博「つくば博」開催/青函トンネル開通/株価最高水準バブル全盛
スポーツ: シンボリルドルフが史上2頭目の5冠馬に/阪神タイガーズ日本一/PL学園高校が2年ぶり3度目の優勝
流行語: 新人類/イッキイッキ/私はコレで会社をやめました
テレビ: 『ニュースステーション』開始 /『夕やけニャンニャン』開始 /『8時だョ！全員集合』終了
映画: ゴーストバスターズ/ランボー/怒りの脱出/ネバーエンディング・ストーリー
アニメ・マンガ: 『小公女セーラ』開始/『機動戦士Zガンダム』開始/『タッチ』開始
音楽: 『ジュリアに傷心』（チェッカーズ）/『ミ・アモーレ〔Meu amor e・・・〕』（中森明菜） /『恋におちて -Fall in love-』（小林明子）
ゲーム: 『スーパーマリオブラザーズ』(ファミコン)発売/『グラディウス』(業務用)/第1回ハドソン全国キャラバン開催

今度の舞台は瀬戸内海

『ぼくのなつやすみ』シリーズは、山、海辺の町、牧場と、毎回舞台となる場所が異なっている。今回の舞台は、瀬戸内海にある5つの島と3つの海からなる、自然豊かな港町。プレイヤーは、島々を駆け回ったり、海中を泳ぎ回ったりしながら、夏休みの1ヵ月間を過ごすことになるのだ。もちろん、島や海ごとに、異なった遊びを楽しめるぞ。

夏休みに出会う島の人々

ボクが1ヵ月間滞在することになる、瀬戸内海の島々では、さまざまな人との出会いが待っているぞ。ここでは、島に滞在しているあいだお世話になるおじ一家や、いっしょに遊び回る友だちを中心に紹介しよう。

お世話になるおじ一家

島波幸雄(しまなみゆきお): おじちゃん。38歳。“あっち島”にある造船所で働いている。悪いことをすると怒ることがある。
島波まこ(しまなみまこ): おばちゃん。36歳。おしゃべりでやさしい専業主婦。家族に隠れて毎晩アイスを食べている。
島波太陽(しまなみたいよう): 長男。11歳。曲がったことが嫌いな熱血漢。虫相撲など、あらゆる勝負で主人公とライバルに。
島波智(しまなみとも): おばあちゃん。65歳。物知りで働き者。何かときびしい伯父さんとぶつかることもある。
島波のあ(しまなみのあ): 長女。大阪の美大に通っている18歳の大学生。マンガやアニメをこよなく愛している人。通称“漫画ねえちゃん”。

島で出会う友だち

ぺったん: 小学5年生。吉田商店の長男。いつも悪だくみしているが、どこか抜けていて憎めない。将来の夢は吉田商店を世界的大企業に育てること。
ジュニア: 小学2年生。しっかり者のぺったんの弟。お母さんがいないことを寂しく思っている。合言葉当番をしている。テレビ番組などの知識ではこの子に誰もかなわない。
朋子ひめ: 小学6年生。あっち島のお金持ち、城屋さんちのひとり娘。おしとやかだが謎めいた部分も多い。時代が違っていれば、本当に“姫”だったらしい。
マメ: 小学3年生。おてんばで物知り。“予言”でこれから行くといいところを教えてくれる。秘密基地のアイドル的存在だが、じつは……。

島の住人たちの声を豪華キャストが担当

声の出演に多数の豪華キャストが参加しているのも本作の魅力のひとつ。主人公の声を『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役を務めた矢島晶子、太陽を『ワンピース』のルフィを演じる田中真弓が担当。ほかにも豪華俳優陣が声優として参加しているのだ。

橋本小百合(はしもとさゆり): 声：原田知世。物語の鍵となる“あっち島”のお姉さんの声を、原田知世が演じる。島にある吉田商店の店主と幼なじみ。
75号: 声：ダンカン。『ぼくなつ』シリーズに毎回声優として参加しているダンカンが、島の連絡船の船長役として登場！

水軍の宝の古地図を捜せ

本作の目的のひとつに、おじさんから出された夏休みの宿題があるぞ。その宿題とは、戦国時代に瀬戸内海で活躍した水軍の古地図集め。地図は全部で5枚あり、すべて見つけると隠されたお宝のありかが明らかになるらしい……。

夏休みにできることが大増量！

本作では、昆虫採集や虫相撲といったシリーズおなじみの遊びはもちろんのこと、モン消し相撲などの新しい遊びが追加されている。ここでは、ボリュームアップした夏休みの遊びを紹介していこう！

モン消し相撲: モン消しは、本作から加わった遊びのひとつで、モンスター消しゴムの略。チョコのおまけについてくる30種類の人形のことだ。これを集めれば、友だちとモン消し相撲が楽しめるぞ。モン消し相撲は3本勝負となっており、負けると相手にモン消しを取られてしまうのだ。
昆虫採集と虫相撲: 昆虫採集は、出現する昆虫の数が大幅にアップ。ゲームを進めて水槽を入手すれば、ゲンゴロウやアメンボといった水棲昆虫を捕まえたり、飼うことができるようになるぞ。もちろん、シリーズで人気の虫相撲も健在。虫のくり出す技が150種類以上に増えるなど、ゲームのボリュームが増しているのだ。; 目指すはチャンピオン：子供たちの秘密基地では、虫相撲の大会が開かれるぞ。専用の“鍛え道具”を使って虫の能力を上げたり、練習試合を行う“道場”も完備されているのだ。強力な虫を育てて大会を勝ち抜こう！
絵日記: 本作では、いつでもどこでも、何回でも、エピソードがあるたびに絵日記を描くことができる。同じ絵日記でも3種類から文章を選べるのだ。
50円ゲーム: タイトーの全面協力を得て、'80年代に人気を博したアーケードゲーム『クイックス』を完全再現。吉田商店の店先に置いてある筐体で遊べるぞ。
自由に海を泳げる！: ゲームに登場する島から島へは、泳いで移動できるぞ。また、海の底に潜れば、アイテムを見つけられる場合もあるのだ。レアな“モン消し”が落ちていることもある!?
魚料理: シリーズ定番の魚釣りは、今回も登場。釣れた魚をおばあちゃんに渡すと、料理してもらえるぞ。料理は、釣れた魚の種類やサイズによって変化する。その数は約30種類！
盆踊り: 盆踊りは、14日と15日の2日間、小学校のグランドで開かれる。ここでは、みんなと踊ったり、やぐらの上で太陽と太鼓叩きの叩きの勝負ができるぞ。ちなみに、太鼓叩きは前日の13日から予行練習が行えるので、本番に備えてバッチリ練習しておこう。
はみがきカレンダー: 朝、昼、夜と毎日3回、はみがきができる。また、いつはみがきを行ったかをカレンダーに記録することも可能。毎日磨いて歯を健康に保とう。
ラジオ体操: お盆の時期に、親戚勢揃いでラジオ体操を行えるぞ。ただし、前日の午後11時までに寝ていないと朝起きられないので注意！
秘密の抜け道: 夕方になるとおじさんが迎えに来てくれる。おじさんが現れる場所は決まっているぞ。おじさんに見つからない秘密の抜け道を捜そう!
食べ物が腐る？: 買ったり、盗ったり(!?)して入手したおやつをずっと食べずに持っていると、いつの間にか腐ってしまうぞ。それをうっかり食べてしまうと……。
お盆に親戚大集合: よきライバルとなる太陽や大阪の大学から帰省して来ている“漫画ねえちゃん”など、個性豊かなおじ一家。お盆になると、親戚一同がおじの家に集合するぞ。
メダルの数で未来が変化する！？: ゲームのやり込み状態がメダルの色で表現される。最終的なメダルの数や色によってエンディングでの主人公の未来が変わる。
秘密の遊び場“秘密基地”: 子供たちだけの秘密の遊び場“秘密基地”。本作に登場する秘密基地は、同シリーズでもっとも遊びの要素が充実しているぞ。たとえば、虫相撲の大会が開かれたり、当時のテレビ番組やマンガなどを題材にした合言葉クイズも楽しめるのだ。