時代劇のようなアクションと、さまざまに変化する物語が特徴の『侍道』シリーズ最新作。 プレイヤーは港街・阿弥浜を訪れた一介の侍。黒船襲来から数年が過ぎ、異国文化が色付きつつある街では、立場の違う3つの勢力がそれぞれの言い分を主張し合っていた。この3つの勢力に対し、プレイヤーがどう関わるかによって、物語は多彩に変化していくぞ。
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※画面は開発中のものです。
阿弥浜の1日は、昼、夕、夜の3段階に時間帯が分かれている。時間は、何らかのイベントを発生させるか、寝ることで進んでいく。こうした阿弥浜の生活の中で軸となるイベントと、戦闘の基本システムについて説明していく。なお、前作までのように、移動だけで時間が経過することはないので、じっくりと街を探索することもできるようになっているぞ。
↑ちょっとおかしな会話が楽しめるのも『侍道』の特徴。探索ついでにいろいろと話しかけてみるといい。
↑街の各所に敷いてあるゴザで睡眠を取ることが可能。寝ると時間が過ぎるが、体力や活力が回復する。
クリアーしたり、ゲームオーバーになったりしてプレイをやり直すと、前回のプレイで残した軌跡が"生きた証"として次回プレイに影響を及ぼす。街の様子、施設、ストーリーなど、さまざまな部分に影響が出てくるぞ。
↑ストーリー上で何らかの施設を開設してからクリアーすると、次回プレイに影響が出る。たとえば語学所を開設しておくと……。
↑次回プレイでは"生きた証"の効果で、施設を開設した状態から始まる。最初から外国人との会話ができるようになるのだ。
イベントには、これまでの『侍道』シリーズ同様、自由度の高いインタラクティブイベントになっているものがある。イベントの最中で話に割り込んだり、話し相手に襲いかかったりすることもでき、物語への直接介入が可能となっているのだ。プレイヤーが取った行動で、イベントがどう変化するのか試してみるのも楽しいぞ。
↑→特定の時間帯に決められた地点に行くと、イベントが発生する仕組みだ。なお、イベント終了後は時間帯が進むため、同一の時間帯に複数のイベントを発生させることはできないぞ。
たとえば、イベント中にどんなことができるのか? 琴吹と洞窟を探索するイベントで、背後から蹴りを入れたり、変な会話を振ってみたり……。ここで琴吹のリアクションが、どのように変化するのかを見てみよう。
←↑ふつうなら、琴吹の後ろをおとなしくついていくところだが……。後ろから蹴りを入れてみると、やっぱり怒られてしまいました。
←イベント中、画面左下にフキダシが出るところでは、選択肢を選んでこちらから話しかけることが可能。妙な選択肢が出現したので、それを選んでみると、「我慢するんだ!」とのキツイ返しが!!
本作では、時間帯や発生場所がわかるイベントフローが用意されている。最初からすべてが判明しているわけではないが、どこでどの勢力のイベントが起こるかなどの条件を覚えておく必要がないので、くり返しプレイする際はかなり便利なのだ。
時代劇の殺陣のようなアクションが楽しめるのが『侍道』シリーズの戦闘の大きな特徴。本作の戦闘では、新システムが加わったことで、より時代劇っぽい立ち回りが可能になっている。本作の戦闘における基本や、いちばんの見せ場となる新要素“また、つまらぬものを斬ってしまった(つま斬り)システム”を紹介するぞ。
↑→戦闘はイベントなどで行う以外にも、武器を持っている相手に斬りかかれば、いつでも行うことができる。また、敵対する勢力や辻斬りなど、向こうから戦闘を仕掛けてくることもあるぞ。
前作までは、装備している武器によって主人公の構えや出せる攻撃が決まっていたが、本作では、構えや出せる攻撃は“流派”によって決まる。流派は、“流派の目録“というアイテムを装備することで決定。目録は武器の種類別に数多くの種類があり、倒した敵から奪うなどして入手する。
↑装備している流派の目録によって使える技が異なるので、いい技を持つ目録を入手したい。目録を装備した状態で戦えば、流派の修練度が上昇。一定値に達すると昇段し、新しい技を習得できる。
戦闘時は、左スティックとボタンの組み合わせで多くの技を使用できる。基本となる技は、□ボタンで出す小技と、△ボタンで出す大技だ。また、R1ボタンと□ボタンで蹴りを、R1ボタンと△ボタンでつかみ投げ技を出すことも可能だ。防御は、R1ボタンを押しているあいだ行う。ただし、ガードを固めていると、刀の耐久力がすぐに下がり、折れてしまうことも多いので注意だ。
↑主人公が使える武器は、刀、槍、二刀、銃、無手の5種類。そのうち、初期の状態からでも使えるのは、刀、槍、無手の3つだ。
↑派手な大技は決まるとカッコイイが、隙ができてしまうため、敵に反撃を受けることも。
本作の戦闘では、斬る、防御するといった基本的な行動のほか、敵の隙を作り出す動きも可能になっている。敵の攻撃をガードしたり、こちらの攻撃がガードされたときに左スティックを入力。敵を押すか引くかして、敵との駆け引きに勝てば、相手の体勢を崩すことができる。守りの堅い敵には、とくに有効なテクニックになるので、しっかり練習しておくといいぞ。
↑ガードを固める相手には、攻撃時に敵の方向にスティックを倒す“押し崩し”が有効。
↑敵の体勢を崩すことに成功したら、敵がよろけているあいだに大技を決めるのだ!
本作で、時代劇の殺陣を再現するために編み出された戦闘システムが“また、つまらぬものを斬ってしまった”システム(略称“つま斬り”)だ。敵を倒すと溜まる“つま斬り”ゲージが半分以上ある状態でL1ボタンを押すと、“つま斬り”が発動。発動中はスピードが上がり、敵の攻撃も弾くため、一方的に攻撃することが可能だ“つま斬り”発動中に、もう一度L1ボタンを押せば納刀。このとき、“つま斬り”中にトドメを刺した敵が、一斉にバタバタと崩れ落ちる姿は必見だ!
ゲージ満タン!
↑目にも止まらぬスピードで移動しつつ、敵に連続で攻撃を浴びせていく。つぎつぎと敵の体力を奪っていこう。
好きなタイミングで 納刀できる!
納刀と同時に 敵が崩れ落ちる!!