スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE 発売日:2013年11月28日発売予定 価格:7480円[税込] ジャンル:アクション テイスト:ロボット 備考:期間限定版は8980円[税込]、開発:B.B.スタジオ、総合プロデューサー:寺田貴信
 20年以上の歴史を持つ『スーパーロボット大戦』シリーズでオリジナル主人公機として登場し、『スーパーロボット大戦OG』シリーズでも活躍するオリジナル機体たち。そんなオリジナル機体が最大3機の小隊を編成してアツいバトルをくり広げる対戦アクションゲームがプレイステーション3でリリースされる。タイトルは『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE(インフィニット バトル)』。おなじみの武器や必殺技を自分の手で扱うことができるうえ、アクションゲームが苦手な人でも楽しめるシンプル操作を実現。『スーパーロボット大戦』シリーズのファンは要注目の作品となっているのだ。

『OG』シリーズの機体を
自分の手で操縦することができる!!

 本作に登場する機体は、『スーパーロボット大戦』シリーズでオリジナル主人公機として活躍した機体や、『スーパーロボット大戦OG』シリーズに登場した機体の数々。各作品で活躍した機体を自分の手で操作し、ハイスピードバトルをくり広げるのだ。ここでは、現在判明している登場機体をまとめて紹介する。
 ミッションごとに異なる内容のバトルをクリアーしていく“ミッションモード”。本モードをクリアーするためにプレイ必須の“メインミッション”と、特別な条件下(一部)でバトルを行う“サブミッション”の2種類が用意されている。ミッションをクリアーすると、機体や武器を強化するための“改造ポイント”や“強化パーツ”を獲得することができるのだ。本モードでカスタマイズした機体は、ほかのモードでも使用可能となるので、さまざまなミッションに挑戦し、機体をカスタマイズしていこう。
←ミッションには難易度が設定されており、難易度が高いミッションほど多くの改造ポイントや、性能のいい強化パーツを獲得できる。最初は特定のミッションしか選択できないが、ミッションをクリアーしていくことで、ミッション数が増えていくのだ。
→ミッションによっては会話が発生。ナビゲーター役のサイカのほか、『スーパーロボット大戦OG』シリーズのキャラクターが登場するぞ。また、ミッションクリアー後には獲得した改造ポイントや強化パーツが表示される。
 本作には、機体・武器の強化や、強化パーツによる機体のカスタマイズといったシステムや小隊編成など、さまざまなシステムが用意されている。ここでは、それらのシステムについて紹介していく。
 ミッションをクリアーして獲得した改造ポイントと、フリー改造ポイントを使うことで武器と機体を改造することができる。改造ポイントはその機体にのみ、フリー改造ポイントはすべての機体に対して使用できる。改造項目は、“武器”(機体の持つ全武器の攻撃力を上昇させる)、“HP”(耐久値を上昇させる)、“EN”(ブーストゲージと武器の残弾リロード速度を上昇)、“装甲”(防御力を上昇させ、受けるダメージを軽減)、“運動性”(通常時とブースト時の移動スピードを上昇)、“照準値”(武器の誘導性を上昇させ、攻撃を命中させやすくする)となっている。
 ミッションクリアー時に獲得した強化パーツは、機体に装備することで機体の性能をアップできる。獲得できる強化パーツはミッションごとに決まっており、機体によって装備できるパーツの数は異なる。
 本作は、最大3機以内であれば、プレイヤーの好きな機体どうしで小隊を編成できる。各機体はコストと呼ばれる数値(1000~3000)を持ち、機体サイズが大きく、もしくはすぐれた性能であるほど、高いコストとなる。バトルでは自軍と敵軍の両軍に“戦力値”があり、機体が撃墜されるごとに、撃墜された機体のコストに応じた戦力値が減少。どちらかの戦力値がゼロになると勝敗がつく。機体が撃墜されても、戦力値が残っていれば再出撃が可能となる。なお、プレイヤーの小隊に編成されている僚機は通常の半分のコストとなる。
 コストが高い機体は、高い性能を持つがすべて高いコストの機体の小隊にすれば、機体が撃墜された際に一度に多くの戦力値を失ってしまうため、コストが高い機体どうしで小隊を編成することが必ずしも有利になるとは限らない。機体性能を見極め、バランスのいい小隊編成を行うことが重要になるのだ。ここからは小隊編成の例を3つ紹介していく。
 プレイヤー機は遠近両距離をこなせるオールラウンダー機であるゲシュペンストを選択。僚機は、多数の遠距離射撃武器を持つビルトファルケンと、近接戦でのヒット&アウェイを得意とするズィーガーリオン。ズィーガーリオンにはそのスピードを活かし、前線で敵をかく乱させ、ビルトファルケンには遠距離から敵を攻撃させる。プレイヤー機であるゲシュペンストは状況に応じて近距離、遠距離を使い分け、攻防の要としてバランスを取りながら対応していく戦法だ。
 プレイヤー機は、遠距離攻撃を得意とするR-2パワードを選択。僚機は、それぞれ近接戦闘を得意とするアルトアイゼン・リーゼとサイバスター。この2機を前線で敵と戦わせ、プレイヤーは遠距離からの攻撃を活かし、前線で戦う2機の支援を行うという、自分が前線には出ないスタイル。しかし、隙を見ては大ダメージを与えられるハイゾルランチャーを使用することで、みずからの手で撃墜することも可能だ。
 プレイヤー機は高い攻撃力を有するアルトアイゼン・リーゼ。僚機には“機体固有能力”として出撃直後から気力を高くする能力を持つ量産型ゲシュペンストMk-II、そして自軍が不利なときに攻撃力をアップさせる“機体固有能力”を持つヴァルシオーネを選択。アルトアイゼン・リーゼは気力が高くなるとクリティカルヒットの発生率が上昇するという“機体固有能力”を持っているため、出撃時に量産型ゲシュペンストMk-IIの能力で気力が上がるためクリティカルヒット発生率が上がり、自軍のピンチ時にはヴァルシオーネの能力で攻撃力がアップするという、攻撃に特化させた小隊編成となっている。
 各機体には“機体固有能力”という、追加効果が用意されている。効果には自機に対してのみ発動するものから、小隊全機に対して影響があるものなど、さまざまなものがあるのだ。一部の機体固有能力は発動条件が設定されているので、注意が必要。
 攻撃力や防御力に影響を及ぼすパラメーターである“気力”。通常100からスタートし、“ダメージを与える”、“ダメージを受ける”ことで増加していく。気力が高まるにつれて攻撃力と防御力が上昇し、一定値に達すると必殺技が使用可能になる。なお、一度上がった気力が下がることはない。