PCゲーム初心者に最適なゲーミングノートで快適PCゲームライフのススメ

実際の使い勝手はどうなの? いろいろとチェックしてみました!

このスペック・価格のゲーミングPCで最新ゲームはプレイできるの!?

  •  ゲーミングパソコンに限らず、パソコンの性能を左右する最重要パーツはCPUとGPU。“GALLERIA GCL1650TGF”に搭載されているのは、最新の第10世代インテルCore i5-10300HプロセッサーとNVIDIA GeForce GTX 1650Tiグラフィックチップ。ゲーミングパソコンとしてはエントリークラスの設計だ。

     しかし、エントリークラスと侮るなかれ。この構成ならば、たいていのゲームは動作するはずだ。もしストレスを感じる場合も、ほとんどのPCゲームはグラフィック周りの設定変更の項目が用意されているので、安心してもらいたい。

  • ↑実際に『フォートナイト』を使ってフレームレートを検証。ロビー画面では71fpsの表示を実現。

  • ↑降下中は64fpsで、このあとの乱戦時でも50~60fpsで安定して動作。マウスをぶんぶん振り回しても滑らかに動くので、過激に戦うプレイヤーも問題なさそうだ。

  •  そしてMMORPGの『黒い砂漠』の場合は、画面品質とテクスチャ品質が“MIDDLE”で快適にプレイできた。グラフィックが超美麗で有名な同作だが、表示品質が“MIDDLE”ながらストレスなくプレイできるというのはさすが。

  • ↑あまり人がいない場所なら60fps以上でプレイできた。“GALLERIA GCL1650TGF”のディスプレイが60Hzなので、ちょうどよいリフレッシュレートだ。

外付けディスプレイを利用すれば大画面でゲームプレイも可能

  •  “GALLERIA GCL1650TGF”のディスプレイは、非光沢の15.6インチ、フルHD(1920×1080ドット)で、リフレッシュレートは60Hzと、ゲームプレイには十分な品質を持っている。

     けれど、外付けディスプレイを用意すれば、もっと快適なゲームプレイを楽しむことができる。

     今回は23.8インチのフルHDモニター、“ViewSonic XG2405-7”を用意してゲームプレイにも挑戦。このモニターはリフレッシュレートが144Hz、応答速度が1msと、ゲームプレイに最適なモデルだ。

    ※リフレッシュレートは、1秒間に更新される画面の回数(駆動速度)を表し、応答速度はディスプレイ上の各画素の表示を切り替える速度を表している。リフレッシュレートが高く(数値が大きい)、応答速度が早い(数値が小さい)ほど、滑らかな映像表現がもたらされる。

 接続はHDMIケーブルを刺しただけで完了。さっそくゲームをプレイしてみた。15.6インチの内蔵ディスプレイでも十分にゲームを楽しむことができるが、よりリフレッシュレートの高いディスプレイでのプレイは、さらに快適。

 本気でプレイしたい人で、なおかつ予算的に都合がつくなら、このディスプレイも一緒に購入した方がよさそうだ。パソコンだけじゃなく、他の家庭用ゲーム機もつなぐことができるため、1台持っているとなにかと便利に利用できる。

ゲーミングPCながら外出先でも使える機動性の高さは◎

  •  ゲーミングPCといっても、本機はノートタイプのPCで、本体重量も約2kgと、スペックの割には軽量に仕上がっている。

     また、内蔵バッテリーだけで使用できるというのもノートパソコンならではのメリット。本機以上にハイスペックなノートパソコンも多数存在しているが、そのほとんどがサイズ、重量が上回っている割に、短時間でバッテリーが切れてしまうものも少なくない(高性能=使用する電力も大きいということ)。

     “GALLERIA GCL1650TGF”は、カタログスペック上のバッテリー持続時間は約6.5時間となっている。ゲームプレイや動画の編集のような重い作業ではここまで持たないだろうが、Web閲覧やテキスト執筆などの軽作業であれば、外出先で行うこともできるはず。

  • ↑バッテリー残量が満タンに近い状態で、少々負荷をかけてバッテリーの状態を見てみると、残り時間は6時間6分と表示。1日中外で使用するというわけにはいかないが、これだけ持てばちょっと遊んだり作業するくらいは問題なくできそうだ。

結論!! いまからPCゲームを遊びたい人に超おススメ

 いろいろ書いてきたが、“GALLERIA GCL1650TGF”はこれからPCゲームを遊びたい人にとって最適な選択肢だろう。キーボードもあるので、ゲーム中のチャットがやりやすいのはもちろんのこと、ボイスチャットも本機だけでこなすこともできる。

 なによりも嬉しいのは、これだけの機能を持ったノートPCが、10万円以下(税別)という価格で入手できるのはうれしいポイント。

 ゲーミングPCというと、ゲームを遊ぶためだけのPC……と思われがちだが然に非ず。CPUだけでなくGPU、ストレージ、メモリーと本体の基本性能が高いことから、何でも必要十分以上にこなせるのが、ゲーミングPCというわけだ。

 3DのPCゲームを快適に遊べるということは、YouTubeを見たり簡単な写真や動画の編集程度なら、なんなくこなすことができる。ワードやエクセルといったオフィスソフトも(別途用意する必要はあるが)快適に使うことができる。昨今流行っているリモートワークやオンライン飲み会といった用途にもオススメ。

 本筋から外れるので詳しく紹介しないが、“GeForce Experience”を起動しながらゲームを遊べば、プレイ動画のキャプチャーが可能。かっこいいプレイを録画できたら、動画を編集してYouTubeに公開……なんて遊び方もできる。PCゲーム未経験者にとって、“GALLERIA GCL1650TGF”は家庭用ゲームでは味わえなかったワクワクしたゲームライフがおくれる素晴らしい機種だ。

  • ↑高速なSSDと16GBのメモリーを搭載しているというのも、本機をオススメする大きなポイント。内部には、ストレージ増設に利用できる拡張スロット(M.2 SSD)も用意されている。

  • ↑“CrystalDiskMark”の計測結果。容量500GBの“NVMe SSD”のため、読み書きともに高速。これだけのアクセス速度があれば、本体や各種アプリの起動、データのコピーなどの処理は快適に行えるはず。

【おまけ】買い替えを考えてる人はこちら!

  •  今回の記事は、はじめてゲーミングパソコンを購入する人に向けてお送りしてきた。すでにパソコンを持っていて、買い替えを検討している人のために主要ベンチマークソフトを使った計測結果を掲載する。持っているパソコンと比較してください!

  • ●FINALLY FANTASY XV BENCHMARK
    スコア:5629 評価:やや快適

  • ●3DMARK
    スコア:3838

  • ●CINEBENCH R20
    スコア:2055pts

10万円で購入できるゲーミングノートPCってどんなものなの!?

トップページ