ドワンゴは、同社のゲームプロジェクトに関する発表番組“ドワンゴゲーム会議(仮)”にて、ニコニコ生放送の“実験放送”において、2018年10月25日より、自作ゲームが投稿できる新機能の追加、および、レトロゲームをプレイ・シェアできるスマートフォン向けアプリ『PicoPico』を発表。
『PicoPico』は、レトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”を運営するD4エンタープライズとの共同開発で、レトロゲームをプレイ・シェアできるスマートフォン向けアプリ。2019年初旬より提供開始となる。『PicoPico』では、『スペランカー』、『ザナック』といったレトロゲームが遊び放題になるほか、他者とのセーブデータ共有や“実験放送”での配信が可能になるという。
セーブデータは、最大2時間(予定)の録画ができる“動画形式セーブデータ”に対応。メッセージの表示や倍速再生などを指示するメタタグ情報を付与でき、自身のプレイ動画を編集して共有できるようになる。
以下は、メーカーリリースを引用して掲載
ニコニコ生放送「実験放送ゲーム」に自作ゲームが投稿できる新機能追加
レトロゲームをプレイ・シェアできるスマホアプリ「PicoPico」2019年初旬より提供開始、「実験放送」での配信も可能
株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)は、同社が運営するニコニコ生放送の「実験放送」において10月25日(木)、自作ゲームが投稿できる新機能を追加しました。また、レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」を運営する株式会社D4エンタープライズ(本社:東京千代田区、代表取締役社長:鈴木直人)との共同開発で、懐かしのレトロゲームをプレイ・シェアできるスマホアプリ「PicoPico」を2019年初旬より提供開始します。
ユーザーは制作したオリジナルゲームを使って生放送配信ができるように
ニコニコ生放送の「実験放送」および実験放送用アプリ「nicocas」で楽しめる「実験放送ゲーム」において、自作ゲームの投稿ができるようになりました。「実験放送ゲーム」は、生放送中に配信者が視聴者と一緒にゲームを遊ぶことができる機能です。ユーザーは自分が制作したオリジナルゲームを、自作ゲーム投稿サービス「RPGアツマール」へ投稿することで、「実験放送ゲーム」のラインナップに追加され、自由に遊べるようになります。また「実験放送ゲーム」で既に提供中の2タイトルにおいては、本日より順次ソースコードを公開し、ゲームを改変して投稿することが可能になりました。これに伴い、「RPGアツマール」主催の「ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2019」において新人賞「実験放送ゲーム部門」の新設および作品募集を開始しました。なお、これらの制作にはドワンゴが開発したゲームエンジン「Akashic Engine」(※)の環境が必要となります。
※Akashic Engineとは…JavaScriptで動作するゲームエンジンです。 オープンソースで公開されており、制作したゲームの公開にロイヤリティは必要ありません。ゲーム開発で利用できるライブラリとツールが用意されており、今すぐ開発を始めることができます。
「実験放送ゲーム」ソースコード公開作品
1.泥棒バスター(https://github.com/akashic-contents/thiefBuster)
泥棒に工具をぶつけて逃走を阻止するアクションゲーム
2.ウィリアムゴリラ(https://github.com/akashic-contents/williamGorilla)
アイコンの位置ぴったりにゲージを止めて、頭上のモノだけ壊すタイミングゲーム
ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2019「実験放送ゲーム部門」概要
【募集】 10月25日(木)~12月14日(金)
【選考】 12月17日(月)~12月27日(木)
【受賞者発表】 1月26日(土)※闘会議2019内で発表
【選考基準】
1.Akashicを用いて制作されたゲームであること
2.Akashic環境で動作確認が可能であること
【賞品】 Amazonギフト券 2万円分(5名様)
【制作サポート用Twitterアカウント】 ID:@akashic_talk
【ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2019「実験放送ゲーム部門」サイト】
(http://ch.nicovideo.jp/indies-game2019/blomaga/ar1687936 )
【ニコニコ新市場対応コンテンツ制作ガイド】
(https://dwango.github.io/niconico/jikken-housou/akashic-guide/)
「スペランカー」「ザナック」などレトロゲームが遊び放題/セーブデータ共有や「実験放送」配信も可能
懐かしのレトロゲームをプレイ・シェアできるスマホアプリ「PicoPico」では、毎週約3タイトルずつ追加されるゲームを無料で遊べるほか、有料会員に登録すると全てのゲームが遊び放題になります(Androidは月額540円(税込)、iOSは月額550円(税込)※予定)。2019年初旬のアプリ提供開始時点では、「スペランカー」「ザナック」などをはじめとしたレトロゲームがプレイできるほか、その後も続々と人気タイトルを追加していきます。
また同アプリの特徴として、プレイ中のゲームのセーブデータを他のユーザーと共有できる機能が搭載されているほか、配信タイトルはすべてニコニコ生放送の「実験放送」での実況配信も可能です。
ゲームのセーブデータを共有、ほかのユーザーが続きからプレイできる
「PicoPico」はゲームプレイ中にいつでもセーブができるほか、セーブデータをアプリ内に投稿することもできます。投稿されたセーブデータはゲーム内のランキングなどに共有され、別のユーザーがセーブされた続きからプレイすることも可能です。
動画形式セーブデータに対応(※特許取得済み)
「PicoPico」では、最大2時間(予定)の録画ができる「動画形式セーブデータ」にも対応します。動画形式セーブデータは、メッセージの表示や倍速再生などを指示するメタタグ情報を付与することができ、自身のプレイ動画を編集して共有することが可能です。また、投稿された動画形式セーブデータは視聴する以外に、任意の地点からゲームプレイ(派生プレイ)もできるといった通常のセーブデータとは異なる特徴もあります。
「PicoPico」概要
【提供開始日】 2019年初旬
【対応OS】 iOS/Android
【価格】
iOS:月額550円(税込)予定
Android:月額540円(税込)予定
【その他】
iOS:MFiゲームパッド対応予定
Android:bluetoothゲームパッド対応予定
【公式サイト】
【公式Twitterアカウント】 ID:@pico2egg
【パブリッシャー】 株式会社ドワンゴ
【共同開発】 株式会社D4エンタープライズ