2020年8月6日、任天堂は2021年3月期第1四半期決算を公開。資料の中で、Nintendo Switch本体などについて、「生産状況はおおむね回復した」と発表した。ただし、今後新型コロナウイルス感染症の影響が拡大した場合は再び生産に支障が出る可能性を示唆。また、本体の生産から店頭に並ぶまではタイムラグがあり、高い需要が続いていることも背景に、品薄状況が持続していることも認識しているとし、「少しでも早くお客様にお届けできるよう努めます」としている。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、「Nintendo Switch」本体等の生産に必要な部品の調達に一部支障が出ていましたが、概ね生産状況は回復しました。ただし、今後、新型コロナウイルス感染症の影響が拡大した場合、生産等に支障をきたす可能性があります。「Nintendo Switch」本体等につきましては、生産から店頭に並ぶまではタイムラグが生じることや、需要が高い状況が続いていることで、依然として品薄になっている地域もありますので、少しでも早くお客様にお届けできるよう努めます。
そのほか、同資料では、この第1四半期の売上高が前年同期比108.1%増の3581億円、営業利益は427.7%増の1447億円、経常利益は576.2%増の1503億円、四半期純利益が541.3%増の1064億円となり、大幅な増収増益となっていることなどが記されている。