任天堂によるプログラミング学習ソフト『ナビつき！つくってわかる　はじめてゲームプログラミング』がSwitch向けに6月11日発売決定

　任天堂が、2021年6月11日にNintendo Switch用ソフト『ナビつき！つくってわかるはじめてゲームプログラミング』を発売することを発表した。価格はパッケージ版が3480円［税込］で、ダウンロード版が2980円［税込］。

　本作は「任天堂の開発室から生まれた」という簡易プログラミングソフト。長いプログラムコードを書くかわりに、コントローラーの各入力やそれによって行う動作などを司る“ノードン”（※）を繋いでいくことでゲームを作り、それによってプログラミングの基礎を学べるという学習系のソフトとなっている。（※ビジュアルプログラミングではこういったものを“ノード”と呼ぶ）

[任天堂HP]任天堂の開発室から生まれたプログラミングソフト『ナビつき！つくってわかる　はじめてゲームプログラミング』の情報を公開しました。 #NintendoSwitch #はじめてゲームプログラミング
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2021-05-06 07:01:26

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　本作にはアクションゲームやシューティングゲームなど7種類のゲームに対応したレッスンが用意されており、ステップに従って学んで試していくことで基本的な概念を学べるという。

　また、レッスンで学んだ知識を活かして自分のゲームを作ってみることができる“フリープログラミング”モードも搭載。開発したゲームはNintendo Switch Onlineを通じて公開可能で、さらにダウンロードしたゲームをアレンジすることもできるとされている。

　パッケージ版には、各ノードンの役割などをわかりやすく示した“ノードンふりかえりカード”を同梱。なおマイニンテンドーストアでカード単体の販売も行われるとのこと。

　プログラミング学習の需要が高まるなか、ゲーム作りという形でプログラミングの基本的な考え方を学ぶことができ、さらに試してみた結果がディスプレイにわかりやすく示されるというのは、学習を続けていく上でも圧倒的な強み（同じような狙いを持ったプロジェクトに“Scratch”などがある）。本ソフトを通じてプログラムに興味がある子どもが増えるのを期待したい。

『ナビつき！つくってわかるはじめてゲームプログラミング』

　本作は、任天堂の開発室から生まれたプログラミングソフト。Nintendo Switchの中に暮らす不思議な生き物“ノードン”をつなげるだけでゲームプログラミングが楽しめる。ナビゲーションに従いゲームプログラミングが体験できる“ナビつきレッスン”と自由にゲームをつくることができる“フリープログラミング”のふたつのモードを収録している。