Twitter上でどんな話題が盛り上がっているかひと目でわかるトレンドワード。2021年10月6日~10月12日にかけてもさまざまなワードが飛び交いましたが、みなさんは10月11日にトレンド入りした“エヴァ回”なるワードを覚えていますか? 驚くべきことに、その発端はNHKのパペット番組だったようで……。
選曲だけでなく“連弾シーン”にも寄せてきた!?
注目を集めたのは、10月11日放送の『コレナンデ商会』。川平慈英さん扮するジェイさんがブルブルくん(声:えなりかずき)やキーウィちゃん(声:吉木りさ)といったキャラクターと共演する、“ゆかいなお話&すてきな歌のパペットバラエティー”です。番組内ではパペット(人形)と川平慈英さんが寸劇を挟みながら楽器を演奏して歌ったりと、1995年から20005年にかけて放送されていた『ハッチポッチステーション』に近い雰囲気の番組と言えばイメージしやすいでしょうか。
さて、その“NHKのパペット番組”と“エヴァ”はイメージがつながりにくいと思いますが、じつはこの日の放送で披露された楽曲が
- 『残酷な天使のテーゼ』
- 『FLY ME TO THE MOON(フライミー トゥー ザ ムーン)』
- 『翼をください』
の3曲だったんです。エヴァファンならそれぞれ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングテーマとエンディングテーマ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の挿入歌だとすぐに気づくのではないでしょうか。
まさかともいえる選曲に、視聴者は「完全にエヴァ祭りじゃないか」、「エヴァづくしの神回!」と大盛り上がり。突然の“エヴァ回”ということもあり、ファンが騒然となるのも無理はありません。
選曲もさることながら、『翼をください』では、しっとりとした元の曲とは異なり、明るい曲調にアレンジされていたり、『残酷な天使のテーゼ』の披露シーンではブルブルくんが演奏するグランドピアノの横に1本の木が……。狙った演出か不明ながら『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の“碇シンジ&渚カヲル連弾シーン”を彷彿とさせるため、「セットまで寄せてきたNHKマジすげえ」と、NHK番組ならではのクオリティーの高さに驚嘆の声も寄せられていました。
つぎにどのような選曲が話題になるのか、今後も『コレナンデ商会』のセンスに注目しましょう。