『ピクミン2』20周年。今度はピクミンを率い、お宝を探して借金返済。広大で危険な地下洞窟の探検にドキドキ【今日は何の日?】

byウワーマン

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『ピクミン2』20周年。今度はピクミンを率い、お宝を探して借金返済。広大で危険な地下洞窟の探検にドキドキ【今日は何の日?】

超強い紫ピクミンと毒を持つ白ピクミンが初登場

 2004年(平成16年)4月29日は、ニンテンドーゲームキューブ用『ピクミン2』が発売された日。本日で発売から20周年という節目を迎えたことになる。

『ピクミン2』は、任天堂から発売された“AIアクション”ゲーム。現在も続く人気の『ピクミン』シリーズの2作目に当たる作品だ。2023年6月22日からHD化された本作がNintendo Switchでも遊べるようになっているので、オリジナル版は昔の作品ながら詳しい人もけっこういるんじゃないだろうか。

 本作の第1の目的は“お宝を集めて借金返済!”。前作(初代
『ピクミン』)でピクミンたちの力を借りて不時着した未知の惑星から無事に帰還したキャプテン・オリマーだったが、そんな彼を待っていたのは務める会社“ホコタテ運送”倒産の危機だった。

 しかし、オリマーが子どもの土産に持ち帰った物体(瓶の王冠)が故郷の“ホコタテ星”ではまさかのお宝判定。価値が高いことが判明したため、オリマーは新入社員のルーイとともに未知の惑星へとんぼ返り。今度はふたりでピクミンを率いてお宝探しをするはめになってしまう……。

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 何よりうれしかったのは、本作では前作にあった30日の日数制限が撤廃されたこと。お宝探しやピクミンの増殖、原生生物との戦いなど、時間を自由に配分して過ごせるようになったのは大きい。

 広いマップ探索し、ピクミンたちを利用して道を切り開きながら地下洞窟を発見。巨大な地下空間を少しずつ開拓・冒険しつつお宝を集めていくのは何とも言えないワクワク感があった。

 念のために解説しておくと、ピクミンというのはオリマーが未知の惑星で出会った謎の生物。母体となるオニヨンから生まれて芽を出し、引っこ抜くことでオリマーたちの手足となり健気に働いてくれる可愛いヤツだ。

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 探索にはピクミンたちの協力が必要不可欠で、ストラテジーゲームのように指示を出せば、AIによって各自が判断して動いてくれる。障害物があれば破壊して道を作ってくれるし、お宝があれば協力して持ち運んでくれる。ときには命を賭けて巨大な原生生物にだって挑んでいく。

 ピクミンの種類は赤、青、黄に加え
『ピクミン2』からは足は遅いが力は10匹分の“紫ピクミン”と、毒に強く足が速くて隠されたモノを探し出せる“白ピクミン”が追加。状況に応じてピクミンを使い分けていくのが何とも楽しいのだ。

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 回収したお宝はお宝図鑑に登録。これらをコレクションしていくのもまたおもしろい。お宝は一見ガラクタではあるが文明の名残と捉えることも可能で、ではその使用者は……と考えると何だか空恐ろしい。

 ゲーム本編とは別にひとり、あるいはふたりで楽しむモードが用意されていた点もありがたかった。決められた数のピクミンを使い、制限時間内にお宝を集めてハイスコアを目指す“チャレンジモード”、赤組と青組にわかれてビー玉を自陣へ持ち帰って勝利を目指す“2Pバトル”のふたつのモードがプレイできた。

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 やり込み要素のチャレンジモードは前作にもあったが、流用ではなく専用マップになっていたのがうれしいポイント。対戦はひとり用とは別種の楽しさがしっかりとあって、熱中した人も多かったんじゃないだろうか。

 2009年3月12日には、Wii用として『Wiiであそぶ ピクミン2』が発売。Wiiリモコンで遊びやすいように最適化されていた。

 2023年6月22日には前述したようにHD化された
『ピクミン2』がNintendo Switch向けに配信開始。同日には初代作品も『ピクミン1』として配信を開始している。1作目と2作目をセットにして少しお得になった『ピクミン1+2』もダウンロード可能だ。2023年9月22日にはパッケージ版として『ピクミン1+2』も発売されている。

 シリーズ最新作は、2023年7月21日に発売されたNintendo Switch用『ピクミン4』。2020年10月30日に発売された『ピクミン3 デラックス』も合わせて、現在はシリーズのナンバリングタイトルはすべてNintendo Switchで遊べるようになっている。この機会にシリーズを通しでプレイしてみるというのもアリだろう。

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