アップデートや追加要素でさらに完成度を上げた『メガトン級ムサシ』!
一方で前作までのセーブデータを引き継ぐことも可能となっており、今までやり込んだ人も無駄にはならないのがうれしいところ。なお、やり込んだ人はやることがないのではないかという不安もあるかもしれませんが、今回は入手できるパーツにアイコニックレジェンダリーよりさらに上位の新たなレアリティが追加され、新たなやり込みが可能に。さらに強力な機体を作り上げることができます。
そして、なんといってもファンの注目ポイントは新ストーリーでしょう。アニメの第2期のラストは、あるキャラクターが成長してきた姿で登場。新しい世代に物語が紡がれていく様子が描かれましたが、本作は、まさにその続きとなるストーリーが描かれます。めちゃくちゃアツかったアニメを観終わって『メガトン級ムサシ』ロスになっている人は多いでしょうし、そんな人にこそ遊んで欲しい作品になっています。
慣れると快適なキーボード&マウス操作!
なお、今回の『メガトン級ムサシW(ワイアード)』はSteam版もあり、そちらはキーボードにも対応。必殺技もキーに割り振られているので、操作に慣れればマウスとキーボードのほうが早く反応できるかもしれませんね。
必殺技は4つまで装備でき、TPが溜まると使用可能。TPは時間経過やダメージを与えたり受けたりすることで比較的すぐに溜まるので、ガンガン必殺技を発動でき、ド派手なバトルを体験可能です。また、TPゲージの上部にあるゲージが溜まると、とくに強力な“カブキファンクション”が発動でき、一気に敵を殲滅できるため爽快です。
ローグはパーツや武器を組み替えることで性能が変化。パーツや武器は敵を倒すとドロップするため、何度も戦ってよりいいものを集めるハクスラのようなやり込みができます。また、アニメではパイロットが乗るローグは決まっていましたが、別のローグに乗せることも可能。別のキャラクターが違うキャラクターのローグの必殺技を叫ぶこともあります。
そして、ローグ自体も色を変更したり、デカールを貼ったりと、カスタマイズ要素が満載となっており、もとのローグとはまったく異なる外見にすることもできます。自分だけのローグを制作していく過程は少年心を掴まされます。ここはさすがのレベルファイブさんだなと感じさせてくれます。
バトルに関しては近接武器と遠距離武器をそれぞれ3つずつ持っていくことができ、いつでも変更することができます。
また、2作目の『メガトン級ムサシX(クロス)』で中距離から攻撃できるランスが追加されたことで、よりテクニカルな戦いができるようになりました。ランスは攻撃範囲が広く、攻撃速度も早いものの、攻撃後に隙ができるので、使いこなすのが難しいです。ただ、使いこなせば強いのでぜひ挑戦してみて欲しいですね。
ほかにも、本作では『メガトン級ムサシX(クロス)』をプレイしたユーザーからの意見や要望なども取り入られ、パーツ収集や強化が楽になるなど、ゲーム自体も快適でストレスなく遊ぶことができます。
仲間との連携が重要になる対人戦“コロシアムバトル”がアツい!
このコロシアムバトルは3対3の形式で、先にチームの戦力ゲージを削り切ると勝利というルール。仲間との連携が重要になり、ソロプレイとはまた違った感覚で楽します。とくに近くに仲間いると発動できる必殺技“連携必殺技”は他プレイヤーとの連携が必要となるので対戦が盛り上がります。
セットしたパーツの強さでコストが決まり、コストが高いほど撃破されたときの戦力ゲージの減りも多くなるので、撃破されたときのリスクも大きいです。また、対人戦では事前に装備できる必殺技の数が制限されており、残りはドロップする物資(バトルフォースポッド)を拾って使用することになります。
物資にはバフで機体の性能を上げるものもあり、これらを拾いながら戦うのが重要。仲間同士で固まって敵の個体を狙うのがセオリーでありつつ、物資を獲得するという要素により、瞬時の判断力も試されることになります。
戦闘が不利なチームが物資を獲得するとチーム全体の攻撃力や移動性能などが上昇する“貫通ラッシュ”が発動する場合もあり、最後まで気が抜けない戦いが楽しめるようになっています。このコロシアムバトルは『メガトン級ムサシX(クロス)』でたび重なるアップデートがおこなわれており、さらにバランスが整い、システムも快適になっているのでぜひ遊んでみて欲しいですね!
MUSASHI World Cupが開催!
大いに盛り上がったこちらの大会模様も、後日記事にしてお伝えしますので、お楽しみに!
カワチ(カワチ)
RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。