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プロゲーマー・ももチョコ主催の“TOKYO OFFLINE PARTY 5”――300名近くが楽しんだ大会&対戦会をリポート

公開日時:2017-05-16 14:15:00

 2017年5月13日、東京都渋谷のレッドブルスタジオ TOKYO HALLにて、『ストリートファイターV』(以下、『ストV』)の大会&対戦会“TOKYO OFFLINE PARTY 5”(以下、TOP)が実施された。世界で活躍するプロゲーマーを含む、300名近くの参加者で楽しまれた現地の模様をリポートする。

ろご1 ろご2

 TOP5は、プロゲーマーのももちさんが代表取締役を務める忍ism主催の『ストV』オフラインイベントだ。会場のレッドブルスタジオ(渋谷)にはプレイステーション4版の対戦台が複数台設置され、午前11時から午後8にかけて、参加費無料、出入り自由で解放。非常に多くのプレイヤーが来場し、フリー対戦やトーナメント大会とともにプレイヤーどうしの交流が楽しまれた。また、対戦台の中には女性優先台も設置されており、女性プレイヤーどうしのコミュニケーションもはかどっていたようだ。

げんち1 げんち3
げんち2

プロゲーマーから女性プレイヤーまでが参戦した3on3トーナメント

 TOP5では3on3のチーム戦トーナメントが開催された。プレイヤーは3人1組でチームを組み、チームどうしの勝ち抜き戦で勝敗を争う。本大会には事前エントリーで61チームの登録があり、斡旋希望のプレイヤーも多数来場。出場選手の中にはエイリアンウェア所属のネモ選手やDetonatioN Gaming所属の立川選手といった世界で活躍するプロゲーマーの姿もあり、注目度の高い内容になっていた。また、優勝賞品として、『ストV』ファンにはなじみ深い(?)“地球”型トロフィーも用意された。

たいかい6 たいかい2
たいかい3 たいかい4
たいかい5 たいかい1
実況1 実況2

大会模様はストリーミングサイトにて生放送を実施。配信席では対戦シーンで活躍するプレイヤーが代わる代わるマイクを持って実況解説を披露。

 激戦のトーナメントを勝ち上がり、決勝戦に勝ち残ったのは以下の2チーム。
 
 【ワンダープロジェクトJ】デューク(ユリアン)、メジャーボーイ(コーリン)、ティーワイ(ベガ)
 【若手】ナウマン(ケン)、竹内ジョン(ラシード)、ハイタニ(ネカリ)

 先鋒戦はメジャーボーイ選手vs.竹内ジョン選手。お互い1ラウンドづつを奪い合い最終ランド。コーリンは置き技でラシードの足を止め、素早い前ステップで攻め込むゲームメイクが機能。順調にラシードの体力を奪い、最後はラシードの技の空振りに差し返して決着。メジャーボーイ選手が勝利する。
 続いては先鋒メジャーボーイ選手vs.中堅ナウマン選手。1ウランド目はケンが強昇龍拳を空振ってしまう痛恨のミスがあり、コーリンが先取。2ラウンド目ではケンが快調に攻めて体力リードを奪うが、画面端に追い詰められたコーリンが思い切りの良い前ステップからワンコンボを決めると流れは逆転。フリーズ状態のケンをスタンさせて一気に体力を奪う。最後は前方ステップ→後方ステップでケンの投げ空振りを誘発し、投げスカりモーションにきっちり反撃を叩き込んで決着。メジャーボーイ選手が2連勝する。
 かなりいい動きを見せるメジャーボーイ選手に対し、若手チームは最後のひとりとなる大将ハイタニ選手が登場。ハイタニ選手は本日初プレイでの出場だ。
 1ラウンド目はコーリンがペースをつかみ、体力をリード。ネカリは置きしゃがみ中キックヒットからVトリガーを発動して攻勢に回るが、固いガードでネカリの攻めを凌ぎきったコーリンがラウンドを奪う。2ラウンド目の序盤はお互いに体力を奪い合う展開となり、中盤ではコーリンがネカリの起き攻めを当身で切り返して大幅に体力をリード。しかしネカリは置き技の通常技からVトリガーを発動してクリティカルアーツを決め、コーリンを画面端に追い込む。画面端で起き攻めを受けるコーリンは起き上がりに小技暴れを通す鋭さを見せ、その流れで固まったネカリに対して前方ステップ→後方ステップで投げスカりを誘発。そのスキにコーリンがきっちり反撃を叩き込んでフィニッシュ。
 
 決勝戦はメジャーボーイ選手が3人抜きを達成し、ワンダープロジェクトJが優勝に輝いた。

けっしょう1 けっしょう2
けっしょう3 けっしょう5
けっしょう4 けっしょう6
ゆうしょう

優勝のワンダープロジェクトJチーム。左からデューク選手、メジャーボーイ選手、ティーワイ選手。3人にはトロフィーとレッドブル1ケースが贈呈された。

 こんにちは。ファミ通の豊泉三兄弟(次男)です。前回のTOP4に続いて、TOP5も参加してきました! 今回は大会観戦&野試合目的で午後からゆっくり。ものすごくたくさんの人が訪れていて、ガッツリというほど対戦はできませんでしたが、久しぶりに会う人、“バイソンLINE”でよく話す人、オンライン対戦でのみ知ってる人など、いろんな人に会うことができました。こういうのもオフラインイベントの醍醐味ですよね。あとは、女性優先台も設置されていたおかげで、そのまわりに自然と女性プレイヤーの集まりができて、女性どうしの交流も図りやすそうだったのが印象的でした。
 トーナメントのほうはメジャーボーイさんがコーリンの可能性を見せていて、自分でも使いたくなってしまいました。というわけで、今回もとても充実したオフ会でした。次回はがんばって朝起きてトーナメントに参加したいと思います! ぜひどなたかチームに誘ってください。LP2万くらいの働きはしますよ!! あ、バイソンLINEに興味ある方は僕のツイッターまで!(笑)。

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※豊泉三兄弟(次男)ツイッター(バイソンLINE募集中)

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ファミ通ストファイ部

部長:豊泉三兄弟(次男)
週刊ファミ通、ファミ通.comの『ストV』担当編集者。『ストV』国内最速トーナメントで2位に輝き、暫定世界2位を名乗る男。ネカリ、ナッシュあたりを使う予定。
部員:北口徒歩2分
キャミィのような見た目がかわいい女性キャラクターを好んで使う。一応『ストIV』シリーズをプレイしていたが、腕前は微妙。『ウルIV』からのメインキャラクターであるキャミィを継続する予定。
ゲスト部員:HORI/sako
Tesm HORIに所属するプロゲーマーで、公式世界大会カプコンカップの初代王者でもある。sako氏のくり出す高難度のコンボはsakoスペシャルとして多くのファンに愛されている。ちなみに、ゲーム自体が超大好きで、格ゲー以外の腕前もプロ級!
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