2019年9月12日(木)~15日(日)の期間(12日、13日はビジネスデイ)、千葉県・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2019。一般公開日初日にあたる14日、カプコンブースにて『PROJECT RESISTANCE(プロジェクト レジスタンス)』スペシャルステージが行われた。本稿では、本作のプロデューサーを務める川田将央氏が登壇した同ステージの模様をお届けする。

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『プロジェクト レジスタンス』スペシャルステージリポート。新たなプレイ映像で川田将央Pがその魅力をアピール【TGS2019】_01

 ステージは基本的に、初日の12日に実施されたステージと同様の流れで、川田氏が本作の魅力をいくつかのポイントに分けて、映像とともに紹介が行われた。

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川田将央プロデューサー。

 『PROJECT RESISTANCE』は、『バイオハザード』の世界観の中で描かれる非対称対戦サバイバルホラー。プレイヤーは人体実験から脱出を試みる4人の被験者“サバイバー”と、脱出を阻む実験者“マスターマインド”に分かれ、戦いをくり広げていく。

 マスターマインドは、自由にゾンビやクリーチャー、そしてトラップを配置し、施設内の監視カメラを駆使しながらサバイバーを追い込んでいく。時には直接ゾンビに乗り移ってサバイバーたちを攻撃することも可能だ。川田氏いわく、試遊ではマスターマインドがいちばん選ばれているとのこと。

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 イベントでは、今回初披露となる映像が公開。映像では、サバイバーたちの脱出に必要なキーアイテムが設置されている部屋に、マスターマインドが大量にゾンビを設置し、“モンスターハウス”のような状況を作りだし、サバイバーたちを迎え撃つという遊びかたが紹介。また、マスターマインドが閃光アイテムでサバイバーたちの行動を封じ、その隙にゾンビたちに襲わせるというアイテムを使用し、サバイバーを追い詰めていくシーンも。

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 続いて公開された映像では、先ほどと同じく、キーアイテムが設置された部屋にサバイバーたちが集まっている状況で、マスターマインドがタイラントを設置し、サバイバーたちを襲っていくというシーン。川田氏によれば、タイラントはパワーと移動速度がサバイバーたちを上回っているため、一気に追い詰めていくことが可能とのこと。またサバイバーたちがどこにいるかを把握できる追跡能力を持つそうで、この状態だとさらに移動速度が上昇するそうだ。また川田氏は、マスターマインドについて、「『バイオハザード』(のステージ)を作っているかのような視点で楽しんでもらえるのでは」と魅力を語った。

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 極限状態からの脱出を目指して戦うサバイバーたち。それぞれにキャラクターの特徴的なバックボーンをを反映した特徴的なスキルを所持している。互いのスキルで協力しながらゲームを進めていくことが、サバイバーサイドにとって重要なポイントとなる。ちなみに、川田氏のおすすめキャラクターは“ジャン”とのこと。その理由は、施設内の監視カメラをハッキングし、一時的にマスターマインドの視覚を奪うことができるという、強力な特殊能力を持っていることからだそうで、このジャンの立ち回り次第で大きく戦局を変えることも可能なようだ。

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 本作の勝敗条件は、タイムカウントがゼロになる前に脱出できればサバイバーの勝利、サバイバーの脱出を阻止できればマスターマインドの勝利というシンプルなもの。制限時間は、サバイバーがダメージを受けたりすることで減少し、サバイバーが敵を撃退したり、扉のロックを解除することで残り時間を増加させることが可能。マスターマインドは、彼らの状況を常に把握しながら、制限時間を増加させないような戦略を展開することが重要となりそうだ。

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 『バイオハザード7 レジデント イービル』や『バイオハザードRE2』、『デビル メイ クライ 5』にも搭載されていたRE ENGINEが、『PROJECT RESISTANCE』にも採用。そして、オンラインマルチプレイに対応するため、NeoBards Entertainmentと共同開発中でもある本作。試遊ブースにはNeoBards Entertainmentのディレクターが訪れ、ユーザーの反応を見ながら、現時点でわかる問題点などをチェックしているそうだ。

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 ステージ終盤には、クローズドβテスト開催の告知や、『バイオハザード』関連のイベントやグッズ、セール情報が紹介された後、最後に川田氏が「現在リリースに向けて、日夜がんばって制作していますので、ぜひ楽しみに待っていただければと思います」とコメントし、イベントは終了となった。

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